債権管理システムとは?おすすめのクラウド型債権管理システムを価格で比較

複数の企業と取引をしていると、企業ごとに入金パターン、決済方法が異なっていたり、またそれぞれの債権情報を管理する必要があったりと、手間を感じるシーンが多いのではないでしょうか。
この記事では、債権管理システムとはどんなシステムなのか、どんな機能を備えていてどんな業務を効率化できるのかを紹介すると同時に、おすすめのクラウド型債権管理システムを紹介します。

更新日:2020.2.25

債権管理システムとは?

売上向上
©FGC – shutterstock

債権管理システムとは、債権を効率よく管理するためのシステムです。
後払い決済やクレジットカード決済、電子マネー取引など、さまざまな決済方法がある今日、それぞれの支払い状況や金額などを管理するとなると、かなりの手間や工数がかかります。
債権管理システムを活用することで、支払い状況や債権の金額などを一元で管理することができ、煩雑な債権管理業務を効率よく推し進めることができます。

債権管理システムの機能

システムの機能
©Billion Photos – shutterstock

ここでは債権管理システムに備わっている代表的な機能を紹介します。
それぞれどんな機能なのかを説明しているので、システム選定をする際のヒントとして、どの機能が必要なのか不必要なのかあらかじめ整理しておきましょう。

入金管理機能

入金情報を自動で取得し、どこからどのくらいの入金情報が入ったのかを管理することができる機能です。
クレジットカードだけでなく、電子マネーなどの決済方法で入金したデータも管理することができ、多種多様な入金データを一元で管理することができます。

消込機能

支払いが起こった際に、自動でその支払額を支払予定の債権や売掛金などと照合して消し込みをしてくれる機能です。
いちいち手作業でどの支払いがどの売掛金と一致するのかを確認するとなるとかなりの工数になってしまいます。それを自動でおこなってくれるため、消し込みにかかる手間をかなり削減することが可能です。

債権管理機能

企業が抱えている債権を一元で管理することができる機能です。どのくらいの債権残高があるのか、どの企業に対して何の債権を抱えているのかを把握することができ、抱えている債権を整理して把握することができます。
また、滞留債権管理機能も搭載されている場合が多く、この機能を活用することで、滞留債権を催促したり、貸倒しの損失計上を自動的におこなえたりと、債権に関する作業を一元的におこなうことができます。

帳票出力機能

債権データをそのまま請求書や帳票として出力することができる機能です。いちいち債権データを確認して手打ちで請求書を作る必要がなくなるため、効率良く支払い手続きを推し進めることが可能です。
また、電子ファイル化して帳票を出力することもできるため、電子データで請求書をやり取りしている場合でも同様に効率よく支払い手続きが可能です。

システム連携機能

債権管理システムには、販売管理システムや会計システムなどのほかのシステムと連携することができる機能が搭載されているものもあります。
発生した取引データをそのまま連携して債権データとして反映させたり、売掛金や買掛金などのデータを会計システムに反映させたりすることができるため、ちょっとした入力や打ち込みといった作業を効率化することができます。

債権管理システムを導入するメリット

効率化されて喜ぶ人
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ここでは、債権管理システムの3つのメリットを紹介します。
債権管理システムを導入することで人件費の削減、ミスの発生リスク削減、滞留債権の回収効率向上というメリットを受けることができ、いずれも債権管理業務の効率化を促進してくれます。

人件費の削減

債権管理業務を手動でおこなっている場合、取引先数が増えるとその取引数に比例して人員コストも増やす必要があります。
しかし、債権管理システムを活用すれば一連の工程を自動化できるため、従事する人員数だけでなく1人あたりの労働時間も減らすことができます。
したがって、債権管理システム導入時に多少のコストがかかったとしても、長期的にみればコストの削減に期待ができるのではないでしょうか。

ミスの発生リスクを削減

債権管理は、基本的に細かい数字の入力と確認を繰り返す作業です。手作業でおこなうと、入力ミスや漏れなどがどうしても発生してしまうでしょう。
一方、債権管理システムを導入して、債権管理に関わる工程を自動化すると、ヒューマンエラーによるミスが発生しにくくなり、正確な債権管理業務をおこなうことができるようになります。

滞留債権の回収効率の向上

Excel管理の場合、未入金状態の取引先数や、それぞれの不足金額は1つひとつ調べなければ把握できませんでした。
債権管理システムを活用すれば、未入金の取引先をあらかじめ抽出したうえで入金期日に未入金である取引先をアラートで通知してくれたり、入金消込をして滞留債権を可視化したりすることができます。
そのため、滞留債権の把握と取引先への回収督促を迅速におこなうことができ、債権回収の効率を向上させることができるでしょう。

債権管理システムを導入する際の注意点

仕事をしているビジネスパーソン
©Roman Samborskyi – shutterstock

ここでは、実際に債権管理システムを導入する際の注意点を紹介します。
あらかじめ債権管理システムを導入する前の注意点を把握しておき、導入後にスムーズに運用できるようにしておきましょう。

使う人の利便性

債権管理システムを導入する際は、使う人が誰なのかをあらかじめ整理したうえで使いやすいシステムを選ぶようにしましょう。
システムによっては、財務・会計に関する事柄に強く、債権管理を直接担当する人たち向けに提供されているサービスもあれば、営業担当や取引担当など現場の社員が使いやすいように設計されたサービスもあり、それぞれデザインや機能性が異なります。
そのため、使う人が誰なのか、その人がどの程度債権管理に関する知識を持っているのかを整理したうえで、担当者の声も聞きつつ利便性の高いシステムを選定することが重要です。

どのシステムと連携するか

債権管理システムは、販売管理システムと連携できるものもあれば会計システムと連携できるものもあり、それぞれ連携できるシステムが異なります。
そのため、そもそもどういった取引で債権管理業務が発生するのか、そしてその債権管理業務に付随してどんなシステムを活用しているのかを洗い出し、そのシステムとできるだけ連携できるようなシステムを選定できると、業務の流れ全体を効率化することが可能です。

費用対効果

債権管理システムを導入する際には、もちろんその分費用が掛かります。導入する際の初期費用や運用費用など、中長期的に運用することが多いため、合計すると決して安い金額ではありません。
そのため、債権管理システムを導入することでどのくらいの業務が効率化されるのか、その結果どの程度人件費や諸経費を削減できるのかを把握したうえで、費用対効果の高いシステムを選ぶようにしましょう。

クラウド型の債権管理システム3選比較

ここでは、クラウド型の債権管理システムを紹介します。
クラウド型のシステムの方が利便性が高く、かつより安価に活用することができるでしょう。

請求金管理ロボ

入金管理システムとは?機能や導入メリットを紹介!入金管理システム5選も
HPより

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企業の経理まわりの業務を自動化する請求金管理ロボは、ロボットペイメント社から提供されている債権管理システムです。大手企業から中小企業まで、500社以上の企業に幅広く導入されています。
請求の周期や請求回数を事前登録するだけで、取引先ごとの請求スケジュールをシステム上で管理でき、請求書発行から送付まで完全自動でおこないます。

また、銀行振込や口座振替、カード決済、コンビニ決済など多様な決済手段を一元管理でき、決済失敗時もワンクリックで決済手段の変更や繰越対応が可能です。SalesforceやKintone、PCA会計といったSFA/CRM・会計ソフトとのデータ連携にも対応しており、既存の業務にスムーズに組み込むことができます。

価格・機能

プラン 初期費用 月額費用 入金管理 請求書発行 自動消込

LIGHT PLAN

300,000円

80,000円

STANDARD PLAN

300,000円

150,000円

PROFESSIONAL PLAN

300,000円

250,000円

V-ONEクラウド

入金管理システムとは?機能や導入メリットを紹介!入金管理システム5選も
HPより

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V-ONEクラウドは、アール・アンド・エー・シー社の債権管理システムです。
入金消込から債権管理・催促業務といった入金回収フローを一元管理することができ、入金回収業務に特化したクラウドサービスです。

機械学習が実装されており、独自の自動照合ロジックによって、高精度の入金照合率を実現しています。導入時には、稼動前のコンサルティングから稼動後のサポートまで専属スタッフが責任を持って担当すると同時に、業務改善のアドバイスまでしてくれます。
また、多くの会計システムや基幹・販売システムとも連携しており、大幅な業務の効率化が可能です。

価格・機能

プラン 初期費用 月額費用 入金管理 請求書発行 自動消込

eSeikyu

入金管理システムとは?機能や導入メリットを紹介!入金管理システム5選も
HPより

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eSeikyuは経費精算システムを展開しているイージーソフト社の債権管理システムです。

クラウド型であれば、50アカウントまで月額25,000円(税抜)で利用でき、初期費用はかかりません。また同時に、自社サーバーにeSeikyuをインストールして利用するオンプレミス型も用意されています。既存の会計ソフトにワンタッチで仕訳データを連携させると、売掛金管理や入金消込も自動で処理してくれます。さらに、同社製の経費精算システムeKeihiと連携させれば、経理業務全体をワンストップで管理できるようになり、業務効率が改善されます。

価格・機能

プラン 初期費用 月額費用 入金管理 請求書発行 自動消込

0円

500円/1人

経費精算システムを導入するメリットや、おすすめのサービスについては以下の記事をご覧ください。


その他の債権管理システム4選比較

ここでは、クラウド型以外の債権管理システムを紹介します。
パッケージ型やダウンロード型など、さまざまなタイプの債権管理システムがあるので、クラウド型以外での導入を検討している方は以下のサービスを参考にしてみてください。

TCS 延滞債権管理システム

tcs延滞債権管理システム
HPより

➤ 公式サイトでチェック

TCS 延滞債権管理システムはアイティーフォー社が提供するパッケージ型の債権管理システムです。延滞債権の管理に特化したシステムであり、催促支援機能や催告書作成機能、法手続き管理機能など、延滞債権を管理するうえで必要な機能が多く搭載されています。
延滞債権が発生しやすい業務や業種の場合ではおすすめの債権管理システムです。

価格・機能

プラン 初期費用 月額費用 入金管理 請求書発行 自動消込

OPEN21 de3

OPEN21 de3
HPより

➤ 公式サイトでチェック

OPEN21 de3はICSパートナーズ社が提供する会計ERPです。
ERPの中の1つの機能に債権管理システムが含まれており、ほかにも基本的な会計システムや債務支払管理システム、人事情報システムなどさまざまな機能が搭載されています。

価格・機能

プラン 初期費用 月額費用 入金管理 請求書発行 自動消込

ERPを活用することで、会計業務のみならず仕入業務や販売管理業務など、さまざまな業務の効率化が可能です。その分費用がかなりかかりますが、大きく業務効率化を図りたいと考えている企業にとっては最適のサービスであると言えるでしょう。各サービスの特徴や無料トライアルの有無については、以下の記事をご覧ください。

freee

入金管理システムとは?機能や導入メリットを紹介!入金管理システム5選も
HPより

➤ 公式サイトでチェック

会計freeeは、 freee社から提供されているシステムであり、100万を超える事業所で利用されています。
記帳や試算表作成、経営分析、予実管理、資金繰管理といったさまざまな機能を備えた会計ソフトであり、その中に債権管理機能が搭載されています。

債権管理だけでなく会計業務や経理業務全般を効率化したい方、会計システム未導入の方は、このシステムひとつで大幅な業務削減が可能になるでしょう。

価格・機能

プラン 初期費用 月額費用 入金管理 請求書発行 自動消込

ミニマム

0円

1,980円

ベーシック

0円

3,980円

プロフェッショナル

0円

39,800円

また、債権管理システムを備えた会計ソフトについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

KaKing

入金管理システムとは?機能や導入メリットを紹介!入金管理システム5選も
HPより

➤ 公式サイトでチェック

KaKingは、GMOインターネット社が提供するクラウド型販売管理システムです。
顧客情報や契約情報を一元管理したり、請求データの自動作成をおこなったり、また入金登録や入金消込の作業を完全に自動化したりすることができます。決済手段は豊富で、スマートフォンを使ったキャリア決済やPay-easy決済などにも対応しています。

入金管理だけでなく、商品管理や見積管理、契約管理、代理店管理なども機能として備わっているので、販売に関する管理業務を一元化させたい方は、この販売管理システムがおすすめです。

価格・機能

プラン 初期費用 月額費用 入金管理 請求書発行 自動消込

300,000円

98,000円

販売管理システムとはそもそもどんなシステムなのか、具体的にはどんなシステムがあるのか知りたい方は以下の記事をご覧ください。


債権管理システムを導入して経理の業務負担を減らそう

経理部の業務は債権管理だけではなく、ほかにも社内外のさまざまな業務を抱えています。
Excelによる入金管理では、「取引先が増えれば増えるほど業務負担も増える・・・」という状況がなかなか改善されないでしょう。

債権管理システムを導入すれば、経理部の業務負担を軽減でき、金銭にかかわる重大なミスも減らすことができます。
これを機に、上記で紹介したシステムから自社の特徴に合ったサービスを見つけて、導入してみてはいかがでしょうか。

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