購買管理システム11選|クラウド型・オンプレミス型それぞれ紹介!

商品を製造し、販売するうえで購買管理業務がおろそかになっている企業もあるのではないでしょうか。
購買管理を綿密におこなうことで、資材や機材の調達にかかる費用を削減し、利益を増幅させることができます。しかし、購買管理業務を手作業でおこなっていると多くの工数がかかってしまいます。
今回は、そんな購買管理業務をシステム上でおこなえるサービスを紹介します。

更新日:2019.9.2

購買管理システムとは

購買管理システムとは
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購買管理システムとは、購買管理業務をシステム上でおこなうものです。
購買管理は、以下の流れでおこなわれます。

  1. 必要な原材料を洗い出す
  2. 見積もりを要請する
  3. 取引先を決定する
  4. 商品を発注する
  5. 入荷・検品をする
  6. 支払いをする

購買管理システムを導入することで、上記の業務を効率よく推し進めることが可能になります。

また、購買管理システムには、インターネットを通じてどこからでもアクセスできるクラウド型や、社内のインフラを整備して導入するオンプレミス型PCなどのデバイスにダウンロードして利用するパッケージ型があります。

購買管理システムの機能

購買管理システムの機能
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購買管理システムを導入することで支払い関連の業務を効率化することができます。
購買管理システムは、上で紹介した流れに沿ってさまざまな機能が搭載されています。

  • 発注伝票作成・管理
  • 仕入伝票作成・管理
  • 支払書発行・管理
  • 出金伝票作成・管理
  • 振込依頼書作成・管理
  • 発注予算・実績管理

購買管理システムの選び方

購買管理システムの選び方
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購買管理システムを選ぶときは、価格や使いやすさ、システムの形式、自社の購買管理業務に合わせてカスタマイズできるかどうかを比較すると良いでしょう。
それぞれの選び方について解説します。

価格

購買管理システムでは、資材の仕入れ値などのデータを蓄積することができるため、昨年の仕入れ値と比較しながら支出を適正値に調整することができます。しかし、購買管理システムを導入するには多くの費用がかかる場合もあります。支出を削減するための購買管理システムを導入することで、逆に支出が増えてしまうと本末転倒です。

購買管理システムの導入にかかる費用は企業の規模によってさまざまなので、各企業に問い合わせて確認する必要があります。
自社が購買管理システムを導入することで削減できるであろう支出額と購買管理システムの導入にかかる費用を照らし合わせて検討してみてください。

カスタマイズの可否

購買管理の流れは企業によって異なるため、自社の購買管理の業務フローに合わせてカスタマイズできるものを選ぶと使いやすくなるでしょう。
導入した購買管理システムが使いづらかった場合、システムの利用が社内に浸透しないということも起こり得ます。そうならないためにも、カスタマイズができるかどうかはあらかじめ考慮しておくと良いでしょう。

システムの形式

購買管理システムは、大きくクラウド型とオンプレミス型の2つに分けられます。
また、経営効率を改善する基幹システムであるERP(Enterprise Resource Planning)に内包されているものもあります。ここでは、それぞれの形式を紹介します。

クラウド型

クラウド型購買管理システムとは、インターネット上で提供されている購買管理システムです。
クラウド型では、購買管理システムを導入するために社内のインフラ整備をする必要がなく、手軽に導入して利用することができます。

また、インターネットさえつながっていればアクセスできるため、多くの場合、PCだけでなくスマートフォンやタブレットからも利用できます。そのため、時間や場所を問わず、購買管理をおこなえるというメリットがあります。

オンプレミス型

オンプレミス型購買管理システムとは、サーバーなどの機器を自社で整備して運用する在庫管理システムのことです。
オンプレミス型在庫管理システムはインターネットを経由せずに自社内で管理するサーバーを利用する形式のシステムであり、外部からのサイバー攻撃に対するセキュリティ耐性が強いといえます。

ERP

ERPとは、ヒト・モノ・カネの動きを可視化して、経営全体の効率化を実現する基幹システムのことです。

ERPは、購買管理よりも広く経営全体を管理しており、その機能の1つとして購買管理システムを含んでいます。

ERPは多くの機能を持っているため、その分多くの費用がかかります。
購買管理のみならず、経営全体の効率化、課題解決をしたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
ERPについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

参考記事:ERPとは何か?わかりやすく解説|導入のポイント、クラウド型ERPまとめ

クラウド型購買管理システム6選

ここでは、クラウド型購買管理システムを紹介します。
クラウド型購買管理システムは、時間や場所を問わずに作業することができるというメリットがあります。
利便性や導入の手軽さを重視している方はクラウド型在庫管理システムを検討してみると良いでしょう。

クラウド型間接材調達支援サービス

クラウド型間接材調達支援サービス
HPより

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クラウド型間接材調達支援サービスは、富士通社の子会社である富士通コワーコ社が提供するクラウド型購買管理サービスです。
このサービスは購買管理システムを提供するだけでなく、専任のコンサルタントが購買活動にかかる費用の削減や購買管理業務の工数削減に関するサポートをしてくれます。その結果、業務工数の50%、調達費用の20%を削減するという実績をあげています。

また、クラウド型間接材調達支援サービスは導入による効果を事前に診断することができます。そのため、実際に導入してみたらあまり支出を削減できず、返って費用がかさむという事態を防ぐことができます。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

Web購買システム楽々ProcurementII

Web購買システム楽々ProcurementII
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Web購買システム楽々ProcurementIIは、住友電工情報システム社が提供するクラウド型購買管理システムです。
このサービスは多言語・多通貨対応しているため、海外の取引先との取引もスムーズにおこなうことができます。
その一方で、単価契約品自動発注や都度見積、事前参考見積などといった日本の商習慣に合わせた豊富な機能も搭載されています。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

Oracle Procurement Cloud

Oracle Procurement Cloud
HPより

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Oracle Procurement Cloudは、日本オラクル社が提供しているクラウド型在庫管理システムです。
原材料・在庫の調達にかかっている費用を自動で解析し、その費用が適正価格なのかを判断することができます。また、直感的に操作しやすいデザインを追求しているのも特徴です。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

Tradeshift Buy

Tradeshift Buy
HPより

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Tradeshift Buyはトレードシフト社が提供するクラウド型購買管理システムです。
このサービスでは、スマートフォンにクレジットカードを登録することで、外出先でも購買リクエストの送信、承認ができます
また、アプリ上でのチャット機能も備えており、社内でリアルタイムに購買プロセスに関する情報共有がでできます。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

べんりねっと

べんりねっと
HPより

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べんりねっとは、カウネット社が提供しているクラウド型購買管理システムです。
15年前にリリースされて以降、3,000社以上の導入実績を誇っています。
最短1カ月で利用開始できる点もべんりねっとの特徴です。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

オフサイド

オフサイド
HPより

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オフサイドはトライアンフ21社が提供するクラウド型購買管理システムです。
このサービスは各企業のニーズに合わせて導入単位と電子カタログを作成することができ、現在おこなっている自社の購買管理業務に合わせて導入可能です。
また、承認代行サービスを有償でおこなっており、企業の購買方針に沿って最終承認者の役割を代行してもらうこともできます。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

オンプレミス型でもつかえる購買管理システム3選

ここでは、オンプレミス・パッケージ型購買管理システムを紹介します。
オンプレミス型販売管理システムはインターネットを経由せずに社内システムを構築して運用するため、セキュリティ耐性の強い形式のシステムです。重要な書類を多く扱う購買管理では、セキュリティ面も重要な検討事項になるのではないでしょうか。

  

ProPlus購買管理システム

ProPlus購買管理システム
HPより

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ProPlus購買管理システムは、プロシップ社が提供する購買管理システムです。
このサービスは、「購買依頼」「発注照会検索」「請求書照合」「会計連動データ作成」「購入依頼ステータス管理」などの機能で構成されています。
購買依頼ステータス管理機能では、購買部門に問い合わせなくても発注状況を確認できるため、現場と購買部双方の業務効率化につながります
また、クラウド型・オンプレミス型どちらも提供しているのも特徴です。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

PROCURESUITE

PROCURESUITE
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PROCURESUITEは、大興電子通信社が提供する購買管理システムです。
このサービスは、製品の材料・部品として組み込まれる直接材ではなく、消耗品や補修用品などといった間接材を調達するシステムです。
また、「会計管理」「予算管理」「在庫管理」などの機能も備えているため、間接材の調達から予算管理、在庫管理までを一元管理することができます。
また、クラウド型・オンプレミス型どちらも提供しているのも特徴です。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

J-Procure

J-Procure
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J-Procureは、JFEシステムズ社が提供する、中~大規模の製造業者向けオンプレミス型購買管理システムです。
このサービスでは、スポット購買やリピート購買、在庫基準に合わせた補充発注など、さまざまな購買形態に対応しています。また、注文書や納品書などの資料をPDF形式で取引先に送信することもできます。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

【番外編】間接材購買管理サービス(MRO)も紹介!

最後に、間接材購買管理サービス(MRO)を紹介します。
購買管理業務では、特殊な部品など、特定の取引先でしか手に入らないものもありますが、そうでない消耗品などもあるでしょう。そういった間接資材を多く取り揃えた購買管理サービス(MRO)もあります。このようなサービスを利用することで、より安く間接資材を調達できたり、より効率的に購買管理業務を進めたりすることができます。

ソロエルアリーナ

ソロエルアリーナ
HPより

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SOLOEL ARENAは、アスクル社が提供する間接材購買管理サービス(MRO)です。
このサービスでは各取引先にそれぞれ発注するのではなく、アスクル社がハブとして商品を取り扱うことで発注作業を一元化しています。これにより、企業の購買管理者は各支店の発注内容をオンラインで確認するだけでよくなるため、業務効率が格段に向上します。

また、商品の割引もあり、購入金額に応じて3~10%Offで商品を購入することができます

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

モノタロウ(間接資材(MRO)集中購買サービス)

モノタロウ(間接資材(MRO)集中購買サービス)
HPより

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モノタロウは、MonotaRO社が提供している間接材購買管理サービス(MRO)です。
モノタロウは1万メーカー、1,800万点の品揃えを誇り、当日中に出荷できるものもあります。
仕入れ先をMonotaRO社が一元化しているため、企業の購買管理者が仕入れ先を選定する工数を省くことができます
また、企業が既に導入している購買管理システムと連携することもできます。そのため、数年に1度しか買わないような商品もデータベースで管理することができ、購買管理業務の効率化に大きく貢献します。

会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

購買管理システム比較表

サ−ビス名 会計システム連携 自動FAX連携 ワークフロー 在庫管理機能 サプライヤー連携
(パンチアウト連携)
独自カタログ

クラウド型間接材調達支援サ−ビス

Web購買システム楽々ProcurementII

Oracle Procurement Cloud

Tradeshift Buy

べんりねっと

オフサイド

ProPlus購買管理システム

PROCURESUITE

J-PROCURE

SOLOEL ALENA

モノタロウ

購買管理システムで効率化しよう

いかがでしたか。
購買管理システムを導入することで業務を効率化できるだけでなく、材料や機材の調達にかかる費用を削減することにもつながります。
手書きで購買管理をおこなっている方や複数の購買管理システムを利用している方は、この機会に新しく購買管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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