建設業界向けERP7選!建設業界で活用するメリットや導入時に確認しておくと良い点

建設業界では、一般的な企業に必要な経営、営業、経理などの管理のほかに、工事や建設会計の管理など建設業界特有の管理項目もあり、通常より管理項目が多くなります。
そのため、一元的に管理するのが難しく、部門ごとの状況把握にも時間がかかってしまうといった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
今回は、そのような建設業界でERPを活用するメリットや、導入時に確認しておきたいことなどを紹介していきます。

ERPとは?

ERPとは?
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ERPとは、Enterprise Resource Planningの略で、企業が経営資産としているヒト・モノ・カネ・情報の動きを一元的に管理し可視化します
ERPによって、企業内でそれぞれに管理されていた財務や会計、人事、生産といった業務情報をまとめて管理することができるようになり、企業の業務効率を改善し経営効率を向上を図ることができます。

ERPについて更に詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。

関連記事:ERPとは何か?わかりやすく解説|導入のポイント、クラウド型ERPまとめ

建設業界がERPを活用するメリット

建設業界がERPを活用するメリット
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ERPでさまざまな情報を管理すると、多くのメリットを得ることができます。
管理項目の多い建設業界だからこそ、ERPを有効的に活用して生産性を高めていきましょう。

業務効率が向上する

上述したように、建設業界では、一般的な企業に必要な経営、営業、経理、人事に関する管理項目に加え、建設業界特有の管理しなければならない項目があります。
例えば、工事、資材、建設会計などです。それらを別々の方法で管理すると、部門ごとに数値入力が必要になり、重複入力や入力したデータの不一致が起こりがちです。
また、他部門のデータが必要な場合に、入手に時間がかかってしまうでしょう。

しかし、ERPを導入するとリアルタイムで情報を一元的に管理することができます。
そのため、必要なデータを集める工数が削減され、各部門の業務スピードの向上に期待ができます

迅速な経営判断ができる

ERPには、集めた情報をまとめて分析する機能が備わっており、会社全体や所属部署の状況を正確に把握することができます。
そのため、臨機応変に素早い経営判断をすることができるでしょう

内部統制を強化することができる

近年、企業内の情報管理や内部統制の必要性が高まっており、建設業も例外ではありません。
同時に、組織が大きくなればなるほど情報に触れる人数が多くなり、情報漏洩などのリスクも高くなってくるでしょう。
ERPを活用することで、社内の情報管理にかかる工数を削減することができると同時に、大切な情報を安全に管理することができるようになります

建設業界でERPを導入する際に確認しておくと良い点

建設業界でERPを導入する際に確認しておくと良い点
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ここでは、数多くあるERPのなかでも、建設業界に適したERPを選ぶために確認しておいたほうが良い点を紹介します。
自社に合ったシステムの選定に役立ててみてください。

システムが建設業界特有の業務をサポートしているか

まず、ERPの機能が建設業界の経営形態に対応しているかをチェックする必要があります
建設業界特有の業務を標準で備えているシステムを選択することで、建設業界の経営状況に合わせたカスタマイズが最小限で済むようになり、導入時の手間やコストを減らすことができます。

具体的には、工事現場管理や資材管理などの建設業界特有の業務もサポートしており、一元的に情報管理することができるか、などといった点を確認しておくと良いでしょう。
合わせて、現場でも使いやすいシステムであるかどうかも確認しておくことも大切です。

拡張性、カスタマイズ性が高いか

ERPを選ぶ際は、建設業界特有の業務に対応しているかどうかに加え、拡張性やカスタマイズ性が高いかどうかという点にも注目したほうが良いでしょう
そうすることで、より効果的な運用が期待できます。
また、新規プロジェクトや事業拡大などによって新たな機能が必要になった際も、システムを入れ替る必要がなくスムーズに対応することができます。

建設業界に特化したERP7選

ここからは、建設業界に特化したERPを7つ紹介していきます。
機能や料金体系、対象とする企業規模やサポート体制など特徴をサービスごとに異なるため、導入を考えている企業の方は比較検討してみてください。

e2-movE

e2-movE
HPより

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e2-movEは、三谷商事社の情報システム事業部によって提供されている建設・工事業向けERPパッケージソフトウェアで、400社以上の建設・建材業界に導入実績があります。
基幹業務を支える「販売管理」と「会計管理」を中心に、「償却資産管理」や「手形管理」「工事管理」「出面管理」「支払管理」などといったサブシステムを組み合わせて、自社に合ったカスタマイズをすることが可能です

GRANDIT

GRANDIT
HPより

➤ 公式サイトでチェック

GRANDITは、GRANDIT社によるERP(ERPパッケージ)・基幹システムで、多くのユーザーにとって使いやすく、偏りのない先進的なERPパッケージの構築を実現しています
販売、調達・在庫といった基本機能はもちろん、プロジェクト管理や原価管理といったプロジェクト別の収支管理まで、建設・工事業に求められる基幹業務が標準的に備わっています。

imforce建設業統合基幹モデル

imforce建設業統合基幹モデル
HPより

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imforce建設業統合基幹モデルは、NTTデータシステムズ社によって運営されており、建設業界において、必要な業務機能はフルカバーされた統合ERPシステムとなっています
また、開発ツール「Biz∫APFワークベンチ」によって、設計情報から自社に必要な機能を自動生成することができ、自社の業務フローに合わせて簡単に仕様変更することができます。

J+ComFITs

J+ComFITs
HPより

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J+ComFITsは、NTTデータ・ビズインテグラル社が運営する建設業向け基幹業務システムです。
企業経営力を強化するトータルソリューションをコンセプトに、工事案件管理、工事フェーズの原価管理によって、工事別・部門別の損益予測などが可能であり、建設業の業務全般を効率化する機能を揃えています
また、多通貨・多言語に対応し、建設業の海外進出を支援していたり、「受注」「取引先管理」など必要に応じてサブシステム単位で導入ができたりするなどの特徴もあります。

Plaza-i

Plaza-i
HPより

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Plaza-iは、ビジネス・アソシエイツ社が運営しており、ERPパッケージ専業メーカーとして20年以上にわたりERPの導入支援をおこなっています。
機能は、見積・受注といった基幹業務に加え、資材損料、現場工事管理など、建設業界特有の業務も標準で備えています
また、システム導入時のサポートやカスタマイズの相談に加え、継続サポートやバージョンアップといった継続的な利用を支援するサポートもあり、導入後も安心して利用することができるでしょう。

PROCES.S

PROCES.S
HPより

➤ 公式サイトでチェック

PROCES.Sは、内田洋行ITソリューションズ社が運営している建設・工事業ERPシステムです。
建設業に特化したERPシステムとして30年以上にわたってシステム提供をしていおり、導入実績は300社を超えています。
システム形態はクラウド型のため、月額費用で利用でき、初期費用を抑えられます。
システム利用者の増減にも柔軟に対応可能で、会社の規模に関わらず、導入しやすいでしょう。
また、サポート体制として、建設業界に特化したスタッフによる支援を受けることができます

建設WAO

建設WAO
HPより

➤ 公式サイトでチェック

建設WAOは、チェブロ社が運営する建設業向け統合型ERPシステムです。案件発生から工事完成までの情報を一元管理することができます
機能の1つである工事管理システムは7つのシステムから構成されており、そのなかから必要なシステムを選んで自社に合った工事管理の仕組みを作ることができます。
また、工事に関わる契約情報のほかにも社員の現場履歴、協力業者の技術レベルなど詳細情報まで入力することができます。

自社にあったERPを選んで業務を効率化させよう!

建設業界は、工事管理や資材管理など、建設業界特有の管理項目があるため、どのようにERPを選定していくのがよいのか悩まれている方も多いかもしれません。
しかし、管理項目が多いからこそ、ERPで一元管理をするメリットも大きく、従来のやり方から格段に業務効率化を推し進めることができます。
また、部門間のスピーディーな情報共有や情報の見える化によって、仕事の進め方にも良い変化があるでしょう。
ぜひ上記を参考にして、自社にあったERPを見つけてみてください。

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