クラウド型ERPを選ぶべき?メリットや注意点、オンプレミスとの違いを理解しよう

ERPを選ぶ際に金額や機能面などはもちろん考慮すべき点ですが、同時にシステムの運用方法も考えなければなりません。特に、主流の運用形態にはクラウドやオンプレミスなどがありますが、その特徴は理解できていますか?
今回は、ERPのなかでもクラウド型ERPのメリットや注意点について説明していきます。人気のクラウド型ERPの紹介もしていますので、参考にしてみてください。

まずは復習!ERPとは?

まずは復習!ERPとは?
©Funtap- shutterstock

ERPは企業内のヒト・モノ・カネ・情報の動きを管理する基幹業務システムのことです。
顧客情報や会計情報、人事情報といった業務情報を一元管理することが可能になり、リアルタイムで業務効率の向上やスピード感のある経営につながります。

ERPについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。

関連記事:【かんたん図解】ERPとは?ERPシステムを導入するメリットを解説

クラウド型ERPのメリットとは?

クラウド型ERPのメリットとは?
©TierneyMJ- shutterstock

ERPにはクラウドやオンプレミスなど様々な運用形態があります。
自社が利用したい運用形態のメリットについて理解しておくことで自社にあったERPシステムを選択することができます。
複数ある運用形態のなかでも今回は、クラウドでERPを利用するメリットについて説明します。
クラウドとしばしば引き合いに出される、オンプレミスとの違いにも触れているので参考にしてみてください。

導入にかかるコストを抑えることができる

ERPは、全社に関わるシステムです。
そのため、オンプレミス型ERPを導入する場合は、会社全体で必要に応じてサーバー環境の設定やインフラの整備など環境構築や整備をする必要があります。
しかし、クラウド型ERPの導入の場合は、社内でインターネット環境があればすぐに利用開始することができます。そのため、導入時の時間的・経済的コストの削減は大きいといえるでしょう。

バージョンアップの手間がかからない

オンプレミス型ERPのシステムを最新版に保つためには、システムの買い替えが必要な場合もあります。
しかし、多くのクラウド型ERPは、提供会社によって自動的かつ無料で最新版にアップデートをおこなってくれます。そのため、最新版にバージョンアップするための追加コストや負担がかからず、より継続な利用に期待ができるでしょう。

時間や場所を気にせず利用できる

クラウド型ERPはインターネット環境があれば、所定のデバイスや場所に関わらず利用することが可能です。
そのため、離れた拠点同士での情報共有がスムーズになったり、外出中でも柔軟な対応が可能になったります。

グローバルに対応しているものもある

海外拠点や外国人従業員が多い企業にとって、システムが海外対応しているかといった点も重要な選定ポイントでしょう。
クラウド型ERPなかには、各国の言語や通貨、各国の書類、特有の商習慣などに対応しているものもあります。
海外展開している企業や将来的に海外展開を考えている企業ではそういった機能が備わっているかといった点に注目してシステムを選ぶと、海外展開をする際にも継続して利用することができるでしょう。

クラウド型ERPにデメリットはある?

クラウド型ERPにデメリットはある?
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上述したようにクラウド型ERPはインターネット環境があれば利用することができますが、裏を返せば、オフラインであるとシステムが利用できないということになります。
特にERPは全社のデータを管理しているため、システムがストップしてしまうと会社全体の運用に影響が出てしまいます。
バックアップを常におこなうようにするなど停電や回線異常に備えた対策をしておくと良いでしょう。

クラウド型ERPを導入する際の注意点

クラウド型ERPを導入する際の注意点
©one photo- shutterstock

ここまで、クラウド型ERPのメリット・デメリットを説明してきました。
では、実際にクラウド型ERPを導入する際には、どういった点を注意すれば良いのでしょうか。
ここでは、導入前に確認しておくと良い点を紹介していきます。

長期的な運用体制を考えておく

クラウド型ERPでは、ユーザー数に応じて費用がかかる場合が多いため、企業内でERPを利用する人が多ければ多いほど、費用がかさみます。
そのため、まずは利用期間や利用人数などを把握し、見積もりを立て、長期的に見た運用コストがいくらかかるのか確認しておくべきでしょう。

どこまでのカスタマイズが可能か確認する

自社の業種・業界が独自の商習慣や業務フローを持っている企業の場合、既存システムでは対応しきれず、特別なカスタマイズが必要となる場合があります。
クラウドはオンプレミスほどカスタマイズ性が高いわけではないので導入前には、どこまでのカスタマイズが可能であるか、自社の運用状況に合わせることは可能かといった点は、十分確認する必要があります。

人気のクラウド型ERP3選を比較

ここまで、クラウド型ERPを活用するメリットやデメリット、注意点を紹介してきました。
ここでは、実際に人気のクラウド型ERPを3選も紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

サービス名 無料トライアル おすすめの企業規模

SAP S/4HANA Cloud

大企業向け

Oracle ERP Cloud

NetSuite

全企業向け

SAP S/4HANA Cloud

SAP S/4HANA Cloud
HPより

➤ 公式サイトでチェック

SAP S/4HANA Cloudは、世界200万人のユーザーにビジネスソフトウェアの提供実績があるSAP社が提供するクラウド型ERPです。
学習機能や高知能を有するシステムによって、ERPの主要機能を自動化することができ、大幅な業務効率の改善することができます。
さらに、業種別に機能が開発されているため自社業界の運用形態に適した運用をすることが可能です。

Oracle ERP Cloud

Oracle ERP Cloud
HPより

➤ 公式サイトでチェック

Oracle ERP Cloudは、人工知能や機械学習といった最新技術が搭載されており、業務の自動化や効果的な分析をおこなうことができます。
特に、財務上では決済、レポートの発行、各種規格への適合化を迅速かつ低コストでおこなうことができ、財務管理プロセスが向上します。
また、各国の言語や現地の商習慣にも対応しており、グローバル展開を考えている企業も利用しやすくなっています。

NetSuite

NetSuite
HPより

➤ 公式サイトでチェック

NetSuiteはスタートアップ企業から大企業まで企業規模を問わず利用できるERPシステムです。
また、業種別に特化した機能も搭載しているので企業の状況にあわせた運用がしやすくなっています。
世界中のさまざまな企業で利用されており、実際に18,000社の導入実績があります。

自社にあった運用形態が経営効率を高める鍵になる!

今回は様々な運用形態から、クラウド型ERPのメリット・デメリットや導入の際の注意点を紹介してきましたがいかがでしたか?
自社にあった運用形態のERPを選ぶことが、ERPの運用をスムーズにし、業務を効率化してくれます。
運用形態によって異なる特徴を理解して、自社にあったサービスを選びましょう!

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