クレジットカード不要の決済「NP後払い」が大規模アップデート|即時与信に対応

ネットプロテクションズ社が提供する業界シェアNo.1の後払い決済「NP後払い」のアップデートが発表されました。
通常、後払い決済を利用する消費者に対しては与信審査をおこなう必要があります。しかし、NP後払いは、今回のアップデートにより即時の与信審査が実現され、利用者・加盟店に対してより利便性の高い決済システムが提供されることとなります。
今回は、NP後払いのアップデート内容や後払い決済サービスを取り巻く環境について紹介します。

クレジットカード不要の決済「NP後払い」の4つのアップデート

クレジットカード不要の決済「NP後払い」が大規模アップデート|即時与信に対応
HPより

NP後払いは、ネットプロテクションズ社が運営する、未回収リスク保証型の後払い決済サービスとして日本で初めて運用開始されました。導入企業数41,500企業、累計1億件以上の取引に利用されており、年間ユニークユーザー数は1,350万人を超えています。

そんなNP後払いに関して、先日大幅なアップデートが発表されました。アップデート内容は大きく分けて4つあります。それぞれ詳しく紹介していきます。

後払い決済サービスについて詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:後払いとは?サービスの仕組みやメリットを紹介

①即時与信実装

通常、後払い決済を利用するユーザーに対して、与信審査がおこなわれます。従来のNP後払いでは、できるだけ多くのユーザーに、不正利用なく利用してもらいたいといった観点からシステムと目視確認により与信審査をおこなっていました。そのため、与信結果を出すまでに数分〜数時間を要していました。

しかし、今回のアップデートで、AI活用の強化とアーキテクチャの刷新により、与信フローの完全自動化が実現されました。その結果、従来どおりの正確な与信結果を維持しながら、即時与信が可能になりました。
これによりECサイトでは即時出荷の対応ができるようになったり、消費者の購買意欲が高いまま消費活動をしてもらえたりするなどのメリットが生じます。

②請求・支払いの個別最適化

AI活用やアーキテクチャの刷新により、請求・支払いの個別最適化も可能になりました。
これまでのNP後払いでは、定型文の書かれたはがきやメールで、一定のスケジュールにそって督促するというような、一元的な請求フローをとっていまいた。それが、今後は利用者や取引にあわせた請求が実現されます。(※1)
例えば、支払い期限を一部ユーザーのみ延長したり、督促のタイミングも過去の取引パターンを参照して判断したりするなどといったことが可能になります。

※1:2020年以降の実装予定

③与信通過率向上

同社が蓄積してきた豊富な内部データから取引データの詳細な分析、上述した請求・支払いの個別最適化により、従来しかたなく取引見送りと判断していた取引のなかでも取引可能と判断ができる取引を増やすことが可能になりました。
また、加盟店と協力して加盟店側から入手できる外部情報を活用することで、より適切かつ柔軟な与信判断が実現できるようなります。(※2)
これらの施策によって、与信通過率の向上に期待ができます。

※2:2020年以降の実装予定

④システム無停止化

NP後払いは、AWSにサーバーを移行しマイクロサービス化をおこなうことで、稼動率99.99%を実現を目指すということも発表されました。これにより、遅延やイレギュラーな停止のない高水準の決済インフラの構築が可能になります。

後払い決済サービスを取り巻く環境

クレジットカード不要の決済「NP後払い」が大規模アップデート|即時与信に対応
©Panyawanan – shutterstock

EC市場において購入代金を後払いする後払い決済は、消費者にとって便利な決算手段として利用者数が増えています。
今後もより幅広い顧客層に利用してもらい、よりスムーズなショッピングを提供できるようにしていくためには、従来よりも、よりスピーディーで安全かつ正確な取引が求められます。そして、その課題を解決させるために、与信審査にかかる時間の短縮化、与信通過率の向上などがカギとなると考えられます。今回のアップデートはそういった背景からおこなわれたといえるでしょう。

今回のアップデートのように後払い決済サービスの改良が進むことで、ユーザー側は従来よりも自然でスムーズなショッピングをおこなうことができるようになります。一方で、加盟店側としては販売活動に制限を設けず、より信用ある取引がおこなえるようになります。

また、近年はキャッシュレス化の進展により、決済方法の手段としてクレジットカード決済の増加による後払い決済の圧迫も考えられるという意見もあります。これに対して同社CEOの柴田氏は、「いつも利用している店舗での決済にはクレジットカード、初めて利用する店舗での決済には後払い、といったように場面に応じて使い分ける消費者もいる。」と、後払い決済に対する有効な活用法を示していました。

後払い決済を活用して幅広い顧客の獲得へ

今後EC市場においては、今回紹介したネットプロテクションズ社のNP後払いのように、利便性の高い決済方法を導入して幅広い顧客の多様なニーズに応えられる体制を整えていくことが重要でしょう。自社の売上拡大のための施策の1つとして、検討してみてはいかがでしょうか。

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