地方の人手不足を解消するのは外国人採用?外国人の採用メリットや注意点を確認

近年、国内の総人口は減少傾向にあり、15歳から65歳の労働力人口も同様の傾向にあります。特に地方企業の人手不足は深刻な問題であるとされるなか、この課題を解決する方法の1つとして、外国人の採用が挙げられます。
そこで今回は、日本で働きたいと考えている外国人の特徴や採用メリット、採用における注意点を紹介します。
※本記事は「Bridgers」の提供によるスポンサードコンテンツです。

地方企業の人材不足の現状

労働力人口は今後も減少傾向が見込まれ、多くの企業では人材確保が難しい状況が続いています。なかでも地方に拠点をおく企業では、首都圏の企業に人材が流れてしまうとなどいった理由で人手不足の深刻さが増しているでしょう。

厚生労働省職業安定局の「人手不足の現状把握について」によると、平成26~28年の間では、34歳以下の雇用者に、「地方から首都圏」へ流出超過の傾向があると示されています。一方で、同期間の「首都圏から地方」への移動は減少していることも示されており、地方の人材不足がみられます。

参考:人手不足の現状把握について|厚生労働省職業安定局

地方企業の人手不足を外国人が救う?

人手不足を解消するのは外国人の採用?外国人の採用メリットや注意点を理解しよう
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地方企業の人材不足が問題視されている一方で、日本で働く外国人の数は年々増加傾向にあります。
厚生労働省の「「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成30年10月末現在)」によると、外国人労働者数は約140万人であり、前年同期比約18万人の増加、すなわち14.2%増加していることがわかります。この労働者数は平成19年に届出が義務化されて以降、過去最高記録となっています。

外国人労働者の数は年々増えており、日本で働きたいと考えている外国人はこれからも増えることが予想されます。
そして、そういった外国人労働者の活用が地方企業の人材不足を助けることになるかもしれません。

参考:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成30年10月末現在)|厚生労働省

日本で働く・働きたい外国人の特徴は?

人材不足を補うため、以前から外国人の採用を検討しているという人事の方も多いのではないでしょうか。しかし、なかには外国人の実際の働きぶりやスキルに対する不安からなかなか採用に踏み込めないといった思いもあるでしょう。

そこで今回は、日本で働きたい外国人と企業をつなぐため人材紹介サービスや海外現地面接会をおこなうBridgersの井手口氏にお話を伺ってみました。日本で働きたい外国人の特徴はどのようなものなのでしょうか。

井手口 紗梨

2013年、ネオキャリアグループに入社。
IT事業に携わった後、社内公募制度を利用して、ネオキャリアのマレーシア拠点Reeracoen Malaysiaに赴任。マレーシアで優秀な外国籍人材に感銘を受け、帰国後、海外事業部のクロスボーダー事業部の立ち上げに参画。
現在はマネージャーとして日本企業の外国籍人材雇用の支援をおこなう。

井手口氏:人によって多少ばらつきはありますが、弊社に登録してくださっている外国人の方は日本で1年以上の長期滞在経験のある方が多くいらっしゃいます。そのため、日本語はビジネスレベルで話すことができ、日本の文化も理解されている傾向を感じます。
また、長期就業を考えている外国人の方の仕事選びの基準は「キャリアアップ」を重視されている場合が多いです。

日本で働きたいと考えている外国人の特徴として、日本語を話す能力が高かったり、キャリアアップに向けて前向きに考えていたりする方が多いようです。
ここからは、井手口氏に伺った日本で就業を希望する外国人の特徴をまとめて紹介します。

高い日本語力を持つ人もいる

日本で働きたいと考えている外国人の特徴として、比較的高い日本語能力を持つ人が多い点が挙げられるようです。
なかには、日本語能力試験で2級(N2)以上を保持している人もいます。2級以上というのは、あらゆる場面で使われる日本語をある程度理解できるといったレベルに該当します。

ほかにも、過去日本でのワーキングホリデーや交換留学で長期滞在された経験がある外国人の方もいるため、日本人と円滑にコミュニケーションが取れるだけではなく、日本の文化をきちんと理解できている人もいるようです。

成長意欲がある

日本で働きたいと考えている多くの外国人には、長期的な就業を希望している傾向もあるとのことです。「日本でキャリアアップをして、スキルを身に付けたい!」といった高い成長意欲から、入社後実際にリーダーやマネージャーに昇格し、就業先で長期的に活躍している事例も多くあるようで、長期的な成長に期待ができるでしょう。

外国人を採用するメリットとは?

人手不足を解消するのは外国人の採用?外国人の採用メリットや注意点を理解しよう
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日本で働きたいと考える外国人には比較的高いスキル、前向きなメンタルがあるようですが、そういった外国人を採用することで企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
引き続き、井手口氏にお話を伺いました。

井手口氏:外国人の方のなかでも文系の方だと、母国語や日本語に加えて英語も流暢にお話しできる方が多くいらっしゃいます。そのため、インバウンド対応や、海外取引だけでなく、日本人社員の語学学習へのモチベーションアップでも活躍することができます。
また理系の方は、日本国内で人材が不足している機電系エンジニア、IT系エンジニアとしてご活躍されています。

外国人の方々は持っているスキルを最大限に活かせる場で活躍しているケースが多いようです。
井手口氏から伺った外国人を採用するメリットを2つに分けて紹介します。

多様な場面で活躍できる優秀なバイリンガル人材を確保できる

2018年度には訪日観光客数が3,000万人を突破し、宿泊・サービス業界は順調に推移する反面、インバウンド対策や人材不足の解消が企業の課題となっています。

そんななか日本で働きたい外国人のなかには、高いスキルを持つ人材も多くいるため、大学卒業以上日本語ビジネスレベルかつ母国語ネイティブレベルのグローバル人材を採用することも可能だそうです。そういったスキルを持つ外国人をうまく採用することで、上述したような課題の解決にも期待ができるでしょう。

優秀なエンジニア人材を確保できる

日本国内で人手不足が顕著な機電系エンジニア、IT系エンジニアも、外国人を採用することで補うことができるとのことです。また傾向として、日本での就職を希望する外国人エンジニアには中途の方が多いようで、実務経験を持ったエンジニアの獲得にも期待ができるでしょう。

外国人を採用する際の注意点とは?

人手不足を解消するのは外国人の採用?外国人の採用メリットや注意点を理解しよう
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上述したように、企業が外国人を採用するメリットは多くありますが、外国人の採用には押さえておくべき注意点もあります。

井手口氏:在留資格の確認と、日本語会話力の見極めに注意してください。在留資格の取得には、これまでの経歴と就業先での業務内容の関連性が重要視されます。そのため、要件の確認を細かくする必要があります。
また、日本語会話力に関しては日本語能力試験N1やN2を持っているどうかのみで判断してしまうと、人によっては意外と話せないというケースもあります。
そのため、グループワークなど面接以外の選考も取り入れ、想定外の質問をされた際の会話力の見極めが重要になります。

必要な手続きが済んでいるか、日本語能力は本当に備わっているかといった面はしっかり確認しておく必要があるようです。
ここでは、井手口氏から伺った外国人を採用する際の確認ポイントを詳しく紹介します。

在留資格の確認

外国人を雇用する場合は、在留資格を確認することがとても重要とのことです。
特に、在留資格を持っていない人のなかで雇用の対象者が国外にいる場合には、その人のこれまでの経歴で在留資格を取得できるかどうか、要件の確認を細かくする必要があります。場合によっては入国管理局に直接問い合わせをする必要があるかもしれません。

日本語会話力の見極め

外国人の採用の場では、日本語レベルの確認として日本語能力試験の結果を参考にするでしょう。しかし、その結果のみで判断してしまうのではなく、面接で実際に話してみて日本語レベルを見極めることも大切です。
伺ったお話によると、日本語能力試験のN1やN2は持っており、面接のようなある程度決まった流れの会話はスムーズでも、日常会話は意外に話せないということもあるそうです。
そのため、グループワークなどをおこない、日常の会話力の見極めが重要になります。

外国人の採用方法

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ここまで、日本で働きたいと考えている外国人の特徴や採用メリット、採用する際の注意点などを紹介してきました。
それでは、具体的にどういった方法で外国人を採用することができるのでしょうか?ここでは、4つの方法を紹介します。

求人広告の活用

求人広告を活用することで、多くの外国人労働者に求人をアピールできます。
なかでも海外展開もおこなっている求人広告会社を利用することで、外国人に対しても有効な情報提供がおこなえます。

一般的に求人広告を掲載するには掲載料金がかかりますが、求人を掲載したからといって必ず応募がくるわけではないため、支払った料金が無駄になってしまう可能性があるということは考慮しておくべきでしょう。

大学や専門学校の紹介

大学や専門学校では、在籍している外国人留学生の就職をサポートしているところもあります。学校に直接求人を出すことで、アプローチできる外国人の数は少ないですが、外国人の採用を進めることができます。

ハローワークの活用

公的機関を利用して、外国人労働者を募集することもできます。
ハローワークのほかにも、厚生労働省が提供している外国人雇用サービスセンターなどがあり、外国人雇用サービスセンターの各拠点では留学生に対してさまざまな就職支援、情報提供をおこなっています。

参考:外国人雇用サービスセンター等一覧(Employment Service for foreigners)|厚生労働省

人材紹介の活用

外国人の採用方法として、人材紹介サービスの活用も有効です。
紹介手数料はかかりますが、人材紹介会社に対して求める人物像や条件をあらかじめ伝えることができるため、質の高いマッチングに期待ができます。

人手不足解消法としてに外国人の受け入れが有効な手段になる

特に人材不足が深刻化している地方企業では、外国人の採用は有効な手段といえるでしょう。
優秀な外国人を採用し、自社の売上拡大を図ってみてはいかがでしょうか。

Bridgersについて(PR)

本記事では、日本で働きたいと考える外国人の特徴や採用メリット、採用の際の注意ポイントなどを紹介するためにBridgersの井手口氏にインタビューをして伺いました。

Bridgersは、優秀な外国人の正社員雇用を目的に、一社単独の海外現地面接会や人材紹介おこなっています。
国内外に90以上の拠点を持つ自社ネットワークを活用し、きわめて短い期間で面接会を実施することができ、台湾・韓国・ベトナムを中心に、サービス開始から3年で3,000名を超える内定が生まれています。また、内定承諾率92%と高い数字を有しています。

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