クラウド型CTI16選を比較しよう|導入メリット・デメリットもあり

コールセンターや大企業では、電話対応業務の効率化を目的にCTIが導入されています。
しかし、サービスによって特化した機能や形態はさまざまです。そこで、今回は、クラウド型のCTIについて、導入メリットやデメリット、サービス選定時の注意点などを紹介していきます。合わせて、クラウド型CTIそれぞれのサービスを比較していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずはおさらい!CTIとは?

CTIとは、「Computer Telephony Integration」の略で、電話とコンピューターの統合システムのことを指します。
主にコールセンターで活用されることが多く、電話対応をはじめとした顧客とのコミュニケーション強化や業務効率化を図ることができます。
また一般的にCTIの種類には、顧客からの電話を受けるインバウンド型と新規顧客の獲得などでオペレーターから顧客に荷電するアウトバウンド型があり、自社の業務スタイルに合わせて選択できます。

クラウド型CTIのメリット

クラウド型CTI16選を比較しよう|導入メリット・デメリットもあり
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CTIのシステム形態には大きく分けて、クラウド型とオンプレミス型の2種類があります。
そして、近年ではさまざまなCTIシステムがクラウド化されており、クラウド型のサービスが主流となっています。ここではクラウド型のCTIのメリットを紹介していきます。

コストを抑えて導入できる

オンプレミス型は自社に合わせてカスタマイズできる点がメリットですが、その反面システムの構築・導入費用がかかります。

一方、クラウド型は社内にインターネット環境があればすぐに利用を開始することができるため、オンプレミス型よりもシステム構築に対する手間や費用を抑えることができます。

社内外問わず利用できる

クラウド型サービスは、インターネット環境があればいつでもどこでも利用可能です。また、モバイル対応している場合も多く、端末を問わず簡単にアクセスできます。
外出先や自宅でもCTI機能を利用することができるため、外出が多い社員や在宅ワークをしている社員でも活用することができます。

クラウド型CTIのデメリット

クラウド型CTI16選を比較しよう|導入メリット・デメリットもあり
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続いてクラウド型CTIのデメリットを紹介します。
もちろんメリットばかりではないため、デメリットについても理解したうえで自社に合ったサービス形態を選んでいきましょう。

カスタマイズ性が低い

クラウド型は、オンプレミス型と比べてカスタマイズ性が低いとされています。

CTIは、サービスによって利用できる機能が異なるため、自社が必要な機能が十分に備わっているかしっかり把握しておくことが大切です。
また、CRMやSFAなど外部システムと連携が可能なCTIであれば、より業務効率を向上させることができるため、機能と合わせて連携できるシステムについても確認しておきましょう。

継続使用で利用料が割高になる可能性がある

先ほどメリットとして、初期導入コストが抑えられるという点を挙げましたが、長期的な利用を想定した場合、クラウド型の方が割高になる可能性があるということも考慮しておく必要があります。

例えば、大企業でユーザー数が圧倒的に多い場合などは、長期的な試算をすることをおすすめします。というのも、ユーザー毎に課金されるクラウド型で導入するよりも、オンプレミス型で自社オリジナルのCTIを長く使った方が相対的に安くなるケースもあるためです。

一概にどちらが良いということではなく、自社に合う、費用対効果の高いシステム形態を選ぶことが重要です。

クラウド型CTI比較表

サービス名 活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
ftel インバウンド
アウトバウンド
問い合わせ 5,000円
GoodCall インバウンド
アウトバウンド
10,000円/契約+アナウンス作成料5,000円/アナウンス 4,000円/アカウント+基本料金5,000円 電話
カイクラ インバウンド 130,000円 20,000円/ライセンス 電話、メール
BIZTEL インバウンド
アウトバウンド
50,000円~/席 15,000円~/席 問い合わせフォーム、FAQ
InfiniTalk インバウンド クラウド版 0円 35,800円~ 電話、メール、FAX、Web
オンプレミス版 298,000円~ 44,700円~ 電話、メール、FAX、Web
TIS CTI Cloud インバウンド 500,000円/テナント シートライセンス6,000円/ID+回線ライセンス6,000円/回線+管理者ライセンス6,000円/ID
クラウドテレコール インバウンド 50,000円 10,000円~ 電話
ネオ・コールマスター インバウンド 5,000円 8,800円/アカウント 電話、マニュアル
コネクト2.0 インバウンド BASICライセンス 0円~ 2,000円/席 電話
Call Centerライセンス 0円~ 9,500円/席 電話
CALLTREE アウトバウンド 問い合わせ 問い合わせ 電話
Tetra インバウンド
アウトバウンド
クラウド型 問い合わせ
オンプレミス型 問い合わせ 問い合わせ
Sakura インバウンド
アウトバウンド
Sakuraアウトバウンド 50,000円 2,500円/内線
SakuraCTI 300,000円 5,000円/ID
Sales Crowd アウトバウンド スタンダード 0円 4,980円
プレミアム 問い合わせ 問い合わせ
DISH アウトバウンド 問い合わせ 問い合わせ
アウトバウンド・プロ アウトバウンド 30,000円/契約+ソフトフォン回線設定費5,000円/ブース ブース利用料8,000円/ブース+サーバー管理料3,000円/契約 電話
N-CALL アウトバウンド 0円 月額4,000円~/ブース

クラウド型CTI16選比較

ここでは、クラウド型CTIを16個紹介していきます。クラウド型CTIの導入を検討している企業の方はぜひ参考にしてみてください。

ftel

ftel
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 1アカウントで100人以上の同時通話が可能
  • 全部の通話が録音でき、用件の聞き逃しを回避できる
  • 顧客からの電話に出れなかった場合、SMS送信をおこなうことができ、再度お互いの都合の良い時間で連絡ができる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド
アウトバウンド
問い合わせ 5,000円

GoodCall

GoodCall
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • アウトバウンドやインバウンド、進捗管理、顧客管理といったさまざまな場面で活用できるオールインワンクラウド型コールシステム
  • 申し込みから最短2日で導入が可能
  • 顧客とコールセンターとの通話をスマートフォンから聞くこともできる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド
アウトバウンド
10,000円/契約+アナウンス作成料5,000円/アナウンス 4,000円/アカウント+基本料金5,000円 電話

カイクラ

カイクラ
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 1,400社、2,000拠点で活用されている
  • 通話は録音でき、AIエンジンによってテキスト化も可能
  • ネットで公開されている最新の迷惑電話番号が自動で反映され、無駄な受電を回避できる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド 130,000円 20,000円/ライセンス 電話、メール

BIZTEL

BIZTEL
HPより

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  • 1,300社超の導入実績を誇り、幅広い規模・業種で導入されている
  • 料金体系は、1席からの座席課金と席数が増えるほど1席あたりのコストが下がる同時通話数課金の2種類から選べる
  • 申し込みから最短5営業日でコールセンターを構築できる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド
アウトバウンド
50,000円~/席 15,000円~/席 問い合わせフォーム、FAQ

InfiniTalk

InfiniTalk
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 48業種、300社、10,000席以上で導入されている
  • ACD、IVR、レポート、通話録音、テキスト変換などコールセンターに必要な機能を備えたコールセンターシステム
  • カスタマーサポートや受注受付、コールセンター受託といったシーンで活用することができる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド クラウド版 0円 35,800円~ 電話、メール、FAX、Web
オンプレミス版 298,000円~ 44,700円~ 電話、メール、FAX、Web

TIS CTI Cloud

TIS CTI Cloud
HPより

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  • 金融業や通信販売業、製造業など幅広い業種に必要とされるCTIニーズに対応している
  • 複数拠点の統合や分散拠点にも柔軟に対応することができる
  • 既存のPBXの活用により、コストを削減できる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド 500,000円/テナント シートライセンス6,000円/ID+回線ライセンス6,000円/回線+管理者ライセンス6,000円/ID

クラウドテレコール

クラウドテレコール
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • コールセンター向けのCTIとCRMがオールインワンになったシステム
  • 受電時間はあらかじめ設定することができ、時間外はガイダンスの再生や転送の設定ができる
  • 顧客管理機能が備わっており、顧客情報の項目は自由に設定ができる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド 50,000円 10,000円~ 電話

ネオ・コールマスター

ネオ・コールマスター
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 顧客情報管理と電話機能が連携したシステム
  • サーバー内の顧客情報はスマートフォンでもアクセスできため、外出先でも最新の顧客情報を確認することができる
  • インターネット環境と電話機があれば最短で当日からの利用も可能
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド 5,000円 8,800円/アカウント 電話、マニュアル

コネクト2.0

コネクト2.0
HPより

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  • 1,000社以上の導入実績を誇るクラウド型CTIシステム
  • 申し込みから最短2週間でコールセンターを開設することができる
  • 1カ月単位で契約することができるため、期間を限定したコールセンターの運営の際などに柔軟に対応できる

活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド BASICライセンス 0円~ 2,000円/席 電話
Call Centerライセンス 0円~ 9,500円/席 電話

CALLTREE

CALLTREE
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 申し込みから最短3営業日で導入できる
  • 誰でも簡単に使いこなせるシンプルな設計になっている
  • 個人情報はSSL暗号化技術によって保護されているため、安心して利用できる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
アウトバウンド 問い合わせ 問い合わせ 電話

Tetra

Tetra
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 既存のCRMやSFAなど各種業務システムと連携ができる
  • 複数拠点でのコールセンター運用ができる
  • Skype接続サービスや留守録メッセージのメール通知など多くのオプション機能が用意されている
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド
アウトバウンド
クラウド型 問い合わせ
オンプレミス型 問い合わせ 問い合わせ

Sakura

Sakura
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • インバウンドとアウトバウンド、両方に対応できるテレアポ管理システム
  • 申し込みから最短1週間で利用可能
  • Salesforceと連携することでさらに業効率を向上させることができる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
インバウンド
アウトバウンド
Sakuraアウトバウンド 50,000円 2,500円/内線
SakuraCTI 300,000円 5,000円/ID

Sales Crowd

SalesCrowd
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  • 電話営業やメール営業、問い合わせ対応に対応している新規開拓営業プラットフォーム
  • 電話の集計や分析だけではなく、メールの到達率や開封率、メール到達先からのアポイント取得率も確認することができる
  • 気になっている会社や目星をつけておきたい企業などをまとめた自分だけの顧客マイリストを作成できる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
アウトバウンド スタンダード 0円 4,980円
プレミアム 問い合わせ 問い合わせ

DISH

DISH
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 顧客管理や把握、運用、結果分析までを実現するコールセンターCTIシステム
  • 顧客とのコミュニケーション業務を統合管理して、効率的なインサイドセールスを実現する
  • CRM機能が備わっており、SFAシステムと連携することができる
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
アウトバウンド 問い合わせ 問い合わせ

アウトバウンド・プロ

アウトバウンド・プロ
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • アウトバウンドコールを協力・支援するクラウド型コールシステム
  • コールして指定時間を経過しても応答がない場合は、自動で次の番号へ発信してくれる
  • ブラウザーベースで直感的に使える操作画面になっている
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
アウトバウンド 30,000円/契約+ソフトフォン回線設定費5,000円/ブース ブース利用料8,000円/ブース+サーバー管理料3,000円/契約 電話

N-CALL

N-CALL
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • アウトバウンドに特化し、「安い」「カンタン」「操作高機能」で架電の効率化を実現するテレアポコールシステム
  • 番号を入力しなくとも自動で発信してくれるオートコール機能によって、コール数の増加やアポイント獲得の生産性の向上に期待ができる
  • 料金体系が秒課金のため無駄な費用がかからない
活用タイプ プラン名 初期費用 月額費用 CRM機能 CRM連携 サポート体制
アウトバウンド 0円 月額4,000円~/ブース

クラウド型CTIを選ぶ際の注意点

クラウド型CTI16選を比較しよう|導入メリット・デメリットもあり
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クラウド型CTIを選ぶ際に注意すべき項目は、費用、特化している業務、サポート体制です。それぞれしっかり押えておきましょう。

費用

クラウド型CTIはオンプレミス型より初期費用は抑えられますが、継続利用することで利用料が割高になる可能性があります。システム形態に関しては、自社の運用規模などを考慮して選んでいきましょう。

特化している業務

クラウド型CTIシステムのなかには、インバウンド業務向け、アウトバンド業務向けといったように特化している業務がある場合もあります。そのため、自社の業務内容にあったシステム選定が重要です。

サポート体制

CTIシステムに不具合が生じると、日常業務に大きく影響が出ます。自社内にシステムの専任担当者がいない場合は、サービス提供会社に問い合わせをおこない、早急に問題を解決する必要があるでしょう。そのため、何かあった際のためにサポート体制はしっかり確認しておくことが大切です。

数多くあるクラウド型のCTIサービスから、最適なものを選ぼう

電話対応は顧客との重要なコミュニケーションの1つです。
顧客属性や通話履歴などの情報をしっかりと把握し、ミスなくスムーズに対応をおこなうためには、CTIサービスの導入は欠かせないものとなっています。そして、電話対応の印象が良いことが顧客満足度にも繋がり、業績の向上にも関わってくるでしょう。

クラウド型CTIサービスは今回紹介したように数多くあります。自社の規模や業務内容に合うものを選定し、業務効率化・顧客満足度の向上を図りましょう。

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