パッケージ型CRM(顧客管理システム)を比較!メリットや選ぶポイントも徹底解説

顧客と関係性を構築するうえで、顧客管理は非常に重要です。そんな顧客管理の負担を軽減できるツールとしてCRMが挙げられます。
今回は、パッケージ型CRMを取り上げて紹介します。パッケージ型のメリットやデメリット、自社に合うCRMの選び方、実際のCRMサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

まずはおさらい!CRM(顧客管理システム)とは?

CRMとは、顧客情報を管理するためのシステムのことを指します。
顧客管理システムを利用することで、顧客の基本情報や購入履歴、接触頻度など顧客にまつわるさまざまな情報を一元的に管理することができます。そして、それらのデータを活用して適切なアプローチをおこなうことができるようになり、顧客と良好な関係性を構築に役立ちます。

パッケージ型CRMとは?クラウド型やオンプレミス型との比較

CRMとグラフ
©WIN12_ET – shutterstock

CRMは、さまざまな形態で提供されています。
ここでは、一般的にシステムの提供形態として多い、クラウド型とオンプレミス型、パッケージ型の特徴を表でまとめました。比較検討する際の参考にしてみてください。

システム形態 特徴 料金の特徴
クラウド型 クラウド上で提供されているシステムにアクセスすることで利用できる 月額や年額で運用費用がかかる場合が多い
オンプレミス型 自社にサーバーを設置し、システムをダウンローして利用する
システムは自社に合わせてカスタマイズしやすい
システムやサーバーを構築するための初期費用や保守・サポートを受けるための運用費用がかかる場合が多い
パッケージ型 主要機能が統合されたシステムをダウンロードして利用する 初期費用や運用費用がかかる場合が多い

パッケージ型CRMを利用するメリット

笑顔で話す女性
©Antonio Guillem – shutterstock

CRMにはさまざまな導入形態がありますが、パッケージ型を選択するメリットはどういった点にあるのでしょうか。
ここでは、パッケージ型CRMを利用するメリットを3つ紹介します。

導入がスピーディーにおこなえる

パッケージ型は、利用目的に応じて必要な基本機能がパッケージとして統合されていることがほとんどです。必要機能が備わったシステムをダウンロードするだけで利用開始することができるため、スピード感のある導入がおこなえます。

オフラインでの利用が可能

パッケージ型には、一度自社のPCにインストールするとオフライン時でも利用できるものもあります。これにより、通信回線の種類やネット回線の混雑状況の影響を受けることなく安定した速度で利用することが可能です。そのため、インターネットが一時的に利用できない状態になったとしても問題なく利用を続けられます。

また、社内の回線を利用するため、外部からの攻撃によって情報漏洩する危険性も低いです。仮にシステム障害が起こったとしても、サーバーが自社内にあるのですぐに復旧作業に入ることができ、データを適切に管理することができます。

パッケージ型CRMを利用するデメリット

人
©nep0 – shutterstock

ここまでは、パッケージ型を利用するメリットを紹介してきました。しかし、パッケージ型CRMを利用を考える際に注意しておくと良い点もあります。
ここでは、注意点を2つ紹介するので導入前にしっかり確認しておきましょう。

カスタマイズが難しい

パッケージ型では基本的に、決まった機能内容でシステムが提供されるため、カスタマイズができないこともあります。
自社の運用に合わせて必要な機能やデザインをカスタマイズしたい方は、カスタマイズ性に優れたほかの利用形態のシステムも検討してみると良いでしょう。

システムを自社で管理する必要がある

パッケージ型のシステムのなかには、サポート体制がついていない場合もあります。そのため、システム障害によりサーバーがダウンした際やアクシデントが発生した際には、自力で解決する必要があり、システムに詳しい人を社内に配置する必要があります。

また、運用のサポートを利用できる場合でも別途サポート費用がかかることもあるため、導入前にしっかり確認しておきましょう。

パッケージ型CRMを選ぶ際の比較ポイント

CRMと書かれた積み木
©Photon photo – shutterstock

ここからは、数多くあるパッケージ型CRMのなかから、自社に最適な製品を選ぶためにはどのような点に注目すべきなのか紹介していきます。

導入費用や運用費用がいくらか

パッケージ型CRMの導入費用は、社内で利用するライセンス数によって異なります。
利用人数が少なく、必要なライセンス数が少ない中小企業であれば、比較的少ない費用で利用することができますが、必要なライセンス数が多くなるほど多くの費用がく発生します。
また、システムの提供会社に運用のサポートをおこなってもらう場合は、別途で費用がかかる場合もあります。
導入前は、自社の予算ときちんと照らし合わせて選ぶようにしましょう。

SFA、MAなどの機能があるか

CRMのなかには、営業活動を効率化できるSFAや、マーケティングプロセスを自動化するMAの機能が備わっているものもあります。
これらが備わっていると、CRMで管理している顧客データをそのまま活用することができるため便利でしょう。

サポート体制は整っているか

パッケージ型CRMを導入した場合、基本的に自社でメンテナンスをおこなう必要があります。自社でシステムの専門知識を持つ人員を配置できる場合は問題ありませんが、それが難しい場合はサポート体制について確認しておくことが大切です。困った際にマニュアルやFAQサイトで操作を確認できるか、電話やメールなどを使って疑問点を直接聞けるかなどといった点を確認しておくと良いでしょう。

パッケージ型CRMソフト2選を比較

ここでは、パッケージ製品としての提供形態があるサービスを2つ紹介します。それぞれ特徴が異なるので、自社の環境にマッチするものを選んでください。

eセールスマネージャーnano

eセールスマネージャーnano
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • ソフトブレーン社が運営する小規模企業向けのCRM/SFA
  • 顧客管理情報に加えて予実管理や日報管理、商談管理などの機能が備わっており、営業業務を効率化させることができる
  • パソコンだけでなく、スマホやタブレットにも対応しており、社外でも利用することができる
ライセンス費用 無料トライアル サポート体制 対応種別
月額1,000円/1ライセンス 30日間 マニュアル、FAQ、メール CRM、SFA

Sales Force Assistant(PostgreSQL版・SQLServer版)

Sales Force Assistant(PostgreSQL版・SQLServer版)
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 案件型、ルート型、リピートサイクル型など企業の営業形態に応じたシステムが用意されている
  • さまざまな業種や業界で活用されており、6,000社以上からの導入実績がある
  • スマホアプリのCustomer Register Assistを使えば、スマートフォンのカメラを使って読み込んだ名刺をダイレクトにSales Force Assistantへ顧客情報として登録することができる
ライセンス費用 無料トライアル サポート体制 対応種別
150,000円~/5ライセンス メール、FAX 、電話 CRM、SFA

クラウド型とオンプレミス型で利用できるCRM3選

最後に、クラウド型とオンプレミス型でのサービス提供があるCRMを3つ紹介します。パッケージ型のサービスと比較して自社に合うシステムを選びましょう。

All Gather CRM

All Gather CRM
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 利⽤者のニーズに合わせて、データの項目や入力フォームを自由に拡張できる
  • あらかじめシステム上に登録した承認フローに応じて、承認申請処理をおこなうことができ、申請から承認までのスピードアップに期待できる
  • 有償のサポートプランでは、メールやFAX、電話によるサポートを24時間受けることができる
導入形態 初期費用 月額費用 対応種別
クラウド版 0円 2,980円~/1ライセンス CRM、SFA、MA
オンプレミス版 お問い合わせ お問い合わせ CRM、SFA、MA

Ambassador Relations Tool

Ambassador Relations Tool
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • CRM機能以外にも、メール配信やMA、分析機能、レビュー機能などマーケティングに必要な機能が備わっている
  • 登録顧客総数が10,000人以下の場合には、初期費用や月額費用が無料のフリープラン利用することができる
  • 従来使用していた顧客データをCVSファイルで直接アップロードすることができたり、システム内で管理している顧客データを抽出してCVSファイルでダウンロードしたりすることができる
導入形態 初期費用 月額費用 対応種別
クラウド版 0円 0円~ CRM、MA
オンプレミス版 お問い合わせ お問い合わせ CRM、MA

Biz Magic

Biz Magic
HPより

➤ 公式サイトでチェック

  • 中堅・中小企業向けの顧客管理・営業支援システム
  • 基本的な顧客情報管理機能、顧客とのコミュニケーションを記録する接点記録機能、日々の活動の漏れを防ぐ気付かせ機能の3機能を主軸に
  • 設計されたシンプルなシステム
  • 豊富なオプション機能が用意されており、業種や導入目的に合わせてカスタマイズできる

導入形態 初期費用 月額費用 対応種別
クラウド版 58,000円 2,000円/1ライセンス CRM、SFA
オンプレミス版 お問い合わせ 25,000円/1ライセンス CRM,SFA

自社にあったパッケージ型CRMを選ぼう!

今回は、パッケージ型のシステムを中心にCRMを中心に紹介してきました。
CRMはさまざまな形態のサービスが提供されているため、自社の業務形態や規模に合わせて適切な製品を選ぶようにしましょう。そうすることで、業務効率の向上や顧客対応の質の向上が期待できます。

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