仕事で使うとかっこいい四字熟語27選|自己紹介やスローガンにおすすめはこれ!

みなさんは普段から四字熟語を使っていますか?
正しく使うことができれば、会話をスマートにすることができ、また相手に好印象を残すことができる四字熟語。
ここでは仕事上のさまざまなシーンで相手に「おっ」と思わせるような四字熟語を紹介します。

社会人なら知っておきたい四字熟語

まずはじめに、社会人として知っておきたい四字熟語から紹介します。
ここで紹介する四字熟語は普段の仕事でも使えるものなので、もし聞いたことがないものがある場合は覚えておくべきであるといえるでしょう。

知行合一(ちこうごういつ)

語源・成り立ち

知行合一とは、中国が明の時代の時に、王陽明が起こした学問である「陽明学」における命題の1つが四字熟語になったものです。

意味

「知識」と「行為」は一体であるということ。知っているだけでは何も意味をなさず、何かしらの行動をしてはじめて知識として意味をなすということ。

使い方

「知行合一を実践するためには、本を読むだけではなく実際に行動に移す必要がある。」
「博識だけど行動に移さないから君はもったいないね、知行合一を意識しよう。」

画竜点睛(がりょうてんせい)

語源・成り立ち

中国南北朝時代の梁(りょう)の国の張僧縣(ちょうそうよう)という画家が寺の壁に2頭の竜を描きました。しかしなぜか睛(ひとみ)をいれませんでした。
それを見ていた人々が張僧縣にひとみを描かせたところ、その竜は天に昇っていったということからこの語ができました。

意味

物事を完成させる上で必要な最後の一仕事のこと。

使い方

「君の仕事、スピードが速くていいけれど画竜点睛を欠いているよね。」
「プレゼン全体としては出来が良かったが、最後の締めが微妙だったので画竜点睛を欠いていたね。」

温故知新(おんこちしん)

語源・成り立ち

中国の思想家、孔子による『論語』の中の一説、「子曰、温故而知新、可以為師矣」からきています。この一説で孔子は、「古くからの伝えを大切にして新しい知識を得ていけば、いずれは人を教える師となることができるだろう」と述べています。

意味

昔のこと(歴史、古典、文化など)を研究して、新しい見解や見識を導き出して活かすこと。

使い方

「これからも温故知新の心を忘れずに新たなサービスの提供に努めます。」
「温故知新の精神で歴史を学び日々の業務に活かしましょう。」

金科玉条(きんかぎょくじょう)

語源・成り立ち

「金」や「玉」が貴重なものを表し、「科」や「条」は法律や規律を表していることからこの四字熟語ができました。出典は楊雄(ようゆう)という学者の『文選(もんぜん)』という書物です。

意味

絶対に守るべき規則や法律のことを指す。普通のルールではなく、ほかとは異なる重要なルールのことを指す。

使い方

「会社の規則が必ずしも金科玉条であるとは限らない。」
「この世の金科玉条は道徳律であるといえるだろう。」

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

語源・成り立ち

南宋の曾先之(そうせんし)による『十八史略』の「春秋戦略」に登場する故事に由来します。戦に負け、その仇を討つために薪の上で寝(臥薪)、苦い胆(きも)を嘗(な)める(嘗胆)ことで敗北の屈辱を忘れないようにしたことからこの言葉が生まれました。

意味

目的を達成するためにありとあらゆるつらい苦行に耐え忍ぶこと。

使い方

「臥薪嘗胆すること20年、彼はようやく部長になれた。」
「若くして成長するためには臥薪嘗胆の日々を送る必要があるね。」

自己紹介で使える四字熟語

続いて、初対面の人と会う際の自己紹介で使える四字熟語を紹介します。自分を簡潔に表す四字熟語を使えると、自己紹介の際に非常に有用です。

温厚篤実(おんこうとくじつ)

意味

心が穏やかで、情が厚く、正直で誠実な性格をもっていること。

使い方

「彼は温厚篤実な人柄で、部長へ昇格するに最適だ。」
「彼女の温厚篤実な性格が好きだ。」

一言芳恩(いちごんほうおん)

語源・成り立ち

四文字の漢字をそのままの意味でとった四字熟語です。「一言」はひとこと、「芳恩」は他人から受けた恩を表します。

意味

ひとこと声をかけてもらい、気遣いをしてくれたことを忘れずに感謝すること。自己紹介では、常に感謝を忘れない人という文脈でこの四字熟語を使うことができます。

使い方

「一言芳恩、社長の一言が自分の人生を支えてくれました。」
「あの友人は口数が少ないが、彼に一言芳恩を感じている人が多いはずだ。」

志操堅固(しそうけんご)

意味

物事をおこなううえで自分が持っている考えや主義などが確固としていること。転じて、芯がしっかりしていることを指し、自己紹介でもしばしば用いられます

使い方

「私は志操堅固な人間で、やるといったことは必ずやりきります。」
「上司は志操堅固なので、説得して案を変更するのは難しいだろう。」

豪放磊落(ごうほうらいらく)

語源・成り立ち

「豪放」は気性が大きく、細かなことにこだわらないことを表します。また、「磊落」は大きな石が高く積み重なっているようすを表す漢字です。

意味

心が大きく、細かなことにこだわらないこと。自己紹介では自分の気概の大きさや視点の広さをアピールするために使える四字熟語です。

使い方

「自分は豪放磊落な人間なので、小さな失敗は気にせず突き進むことができます。」
「私と違って兄は豪放磊落な性格をしているので、たびたびうらやましく思うことがある。」

鶏口牛後(けいこうぎゅうご)

語源・成り立ち

中国の戦国時代に、蘇秦という人物が秦という強国を倒すために、燕、趙、斉、魏、韓、楚の6国に説いて回った際に用いたといわれている言葉です。蘇秦は、秦の配下として秦に支配されるよりも、6国が同盟を組んで戦って勝利し、小さな一国の長となる方がいいのではと説いて回りました。

意味

鶏の口(小さな集団の上位)になっても、牛の尻(大きな集団の下位)にいるべきではないという意味から、小さな集団の長になった方が、大きな集団の中で末端になるよりもよいということをたとえたもの。

使い方

「鶏口牛後、小さな事業の事業責任者にならせてください!」
「鶏口牛後の精神で大企業から中小企業へ転職する。」

朝礼・節目の挨拶・スピーチで使える四字熟語

朝礼や節目の挨拶、結婚式でのスピーチなど、人前で話す際に使える四字熟語を紹介します。人前で話す際に1つや2つ四字熟語を入れられると話もまとまって良いかもしれませんね。

精励恪勤(せいれいかっきん)

語源・成り立ち

「精励」は仕事に精を出して務めることを意味し、「恪勤」はまじめに仕事に取り組むことを意味します。

意味

全力を尽くして怠らずに、仕事や学業に取り組むこと。

使い方

「本日も精励恪勤、業務に励んでまいりましょう。」
「彼の精励恪勤ぶりが評価されて、今年彼は賞を受賞するようだ。」

一粒万倍(いちりゅうまんばい)

語源・成り立ち

出典は『報恩経』からです。一粒の種から数万もの実が収穫できるという意味に由来します。

意味

少しのものから、かなり多くの利益を得ること。転じて、少しのものでも無駄にするなという教訓も意味する。

使い方

「一粒万倍を意識して1つひとつの業務に取り組もう。」

実践躬行(じっせんきゅうこう)

語源・成り立ち

「躬行」は自分の力でおこなう、という意味で、「実践」は実際におこなうことを意味します。

意味

自分自身で実際におこなうこと。しっかりと自分で行動をおこすこと。

使い方

「一流のビジネスマンはみな実践躬行だ。」
「実践躬行、有言実行、しっかりやりとげよう。」

艱難辛苦(かんなんしんく)

語源・成り立ち

「艱難」とは、苦しみや悩みのことを意味し、「辛苦」とはつらいことや苦しいことを意味します。

意味

つらく困難な目にあって苦しむこと。悩むこと。

使い方

「3カ月連続未達成という艱難辛苦をどう乗り越えようか。」
「艱難辛苦の先にはきっと成長が待っていると信じて走り続けよう。」

三思九思(さんしきゅうし)

語源・成り立ち

「三」と「九」を組み合わせることで「何度も」を意味します。「思」と合わせることで何度も思う、何度も考えることを意味します。

意味

何度も考えること。繰り返して思考すること。

使い方

「社長に提出する資料を三思九思して完成させた。」

組織やチームのスローガンとして使える四字熟語

ここでは、組織やチームでプロジェクトを進めるうえでスローガンとして使える四字熟語を紹介します。スタンスや心構えに関する四字熟語を多く紹介しているので、チームのスローガンとして用いることで、チーム内の意識が高く保てるのではないでしょうか。

戮力協心(りくりょくきょうしん)

語源・成り立ち

出典は中国の戦国時代の思想家、墨子が記した書物『墨子』です。「戮」は合わせる、1つにまとめることを意味し、「戮力」で力を合わせることを意味します。
「協心」は心を合わせること、ともに協力し合うことを意味します。

意味

全員で力を合わせて、物事に取り組むこと。

使い方

「明日は決勝戦だ。戮力協心して勝利をつかみ取ろう。」
「来月から新たな経営改革をします。戮力協心、全員で業績を回復させましょう。」

一念発起(いちねんほっき)

語源・成り立ち

浄土真宗の宗祖、親鸞の教えに由来します。

意味

何かを成し遂げる決意をすること。また、何かしらの目的を達成するために奮起することを決意すること。

使い方

「新しいプロジェクトが始動した。一念発起、前の失敗を教訓にして成功させよう。」
「一念発起して明日からのテストのために勉強をする。」

不撓不屈(ふとうふくつ)

語源・成り立ち

「不撓」は撓(たわ)まないことを意味し、「不屈」は屈しないことを意味します。撓まないとは屈しないことを意味するため、同じ言葉を二度繰り返して強調した用語になっています。

意味

困難や苦労に直面しても、決してくじけずに立ち向かうこと。

使い方

「会社の収益は赤字が続いているが、不撓不屈の精神で立て直しましょう。」
「不撓不屈の努力で日本一を目指してやる。」

粉骨砕身(ふんこつさいしん)

語源・成り立ち

骨を粉のようにして、身を砕くようにして全力を尽くすという意味から以下の意味になりました。

意味

力の限り努力し、全力を尽くして物事に取り組むこと。また、身を削るほど一生懸命働くこと。

使い方

「子会社の社長に就任することになりました。粉骨砕身の努力で少しでも早く売上を向上させるために邁進して参ります。」
「病気の妹のために粉骨砕身してお金を稼ぐ。」

不抜之志(ふばつのこころざし)

意味

どんなことがあっても諦めずに立ち向かうこと。また、何事に対しても動揺せず耐え抜くこと。

使い方

「我々は不抜之志をもって日々業務に取り組みます。」

さまざまなビジネスシーンで使える四字熟語

会議やミーティング、またプレゼン発表など、さまざまなビジネスシーンで使える四字熟語を紹介します。
これから紹介する四字熟語をさまざまなビジネスシーンで用いることができると、相手に好印象を残せるのではないでしょうか。

股肱之臣(ここうのしん)

語源・成り立ち

「股」は足のふともも、「肱」がひじを意味し、双方ともになくてはならないものを表している。出典である『史記』では、君主からみてもっとも信頼できる家臣のことを指して使われている。

意味

もっとも信頼できる部下や後輩のこと。

使い方

「彼は股肱之臣だ。生涯きってのビジネスパートナーになるだろう。」
「副社長には私にとって股肱之臣である田中君を就けよう。」

力戦奮闘(りきせんふんとう)

語源・成り立ち

「力戦」は力の限り戦うことを意味し、「奮闘」は気力をふるって闘うことを意味します。

意味

力の限り全力を注いで努力すること。また、力を奮い立たせて一生懸命物事に取り組むこと。

使い方

「明日の大学受験、力戦奮闘してもてる以上の力を出してきます。」
「本日も力戦奮闘して業務に取り組みましょう。」

初志貫徹(しょしかんてつ)

意味

初めに決意した志や野望、目標を最後まで貫き通すこと。

使い方

「初志貫徹、目標を下方修正することなく必ず達成しよう。」
「著名な経営者はきまって初心貫徹であるといえるだろう。」

乾坤一擲(けんこんいってき)

使い方

中国の唐の時代の詩人、韓愈が記した詩である「鴻溝(こうこう)を過ぐ」に由来の一説があります。
その一説は、「誰か君王に進めて、馬首を回らし、真に一擲を成して乾坤をかける」です。
ここでは、一か八かの大勝負に出て相手国を滅ぼそうと進言しています。まさに生きるか死ぬかの大勝負に出る前の一幕です。

意味

一か八かの大きな勝負に出ること。

使い方

「この新規事業は弊社の生き残りをかけた乾坤一擲の大勝負です。」
「今回、彼は乾坤一擲の気持ちで試験を受けるようだ。」

戒驕戒躁(かいきょうかいそう)

語源・成り立ち

「戒驕」とは、驕りを戒めることを意味し、「戒躁」は躁(さわ)ぐことを戒めるという意味があります。

意味

焦らず、驕らず、騒がず、慎んで堅実にやっていくべきだということ。

使い方

「どれだけ成績が良くても戒驕戒躁を意識して、謙虚にストイックになろう。」

おまけ:使えるとかっこいい四字熟語

ここでは、使えるとかっこいい高度な四字熟語を紹介します。
ここにあることわざを使いこなせると、相手に「やるなこいつ」と思わせることができるでしょう。

百尺竿頭(ひゃくせきかんとう)

意味

たどり着くことのできる最高地点。

使い方

「みんなで百尺竿頭を目指して日々邁進しよう。」
「日本一になったがまだまだだ。百尺竿頭に一歩を進むつもりで世界一を目指そう。」

一言メモ

この四字熟語は単体で使われることもありますが、「百尺竿頭に一歩を進む」ということわざとしてもよく用いられます。
このことわざは、「高みに達したとしてもさらなる高みを目指して努力を続けること」を意味します。
日々の仕事や勉強で、自分を奮い立たせるのに有用なことわざであるといえるでしょう。

磨励自疆(まれいじきょう)

意味

大いに修行をして、努力に励むこと。

使い方

「彼は磨励自疆の精神で毎朝5時に起きて読書をしているようだ。」

一言メモ

この四字熟語の知名度はかなり低い方ですが、使えるとかなりかっこいいのではないでしょうか。
ひたむきに努力するという意味が含まれている点からも、座右の銘にもチームのスローガンにも、非常に合っているかもしれません。

仕事上でスマートに四字熟語を使おう

いかがでしたでしょうか。
今回はさまざまな四字熟語を紹介しました。
仕事をするうえでさまざまな四字熟語を使いこなせると、相手に好印象を残せるかもしれません。
ただ、相手がこの四字熟語を知らない場合も十分に考えられるので、しっかり意味を覚えて相手に伝えられるレベルまでインプットしておくことが大切です。

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