経費精算アプリ比較9選|iPhone・アンドロイド対応のおすすめツールをチェック!【無料あり】

経費精算アプリとは、経費精算システムの中でもスマートフォンなどのモバイル端末で経費精算業務を完結できるものを指します。社員による経費申請や、上長による承認、経理担当者による経費精算まですべてアプリ上でおこなえることから、昨今その利便性が注目されています。
本記事では、無料で使えるおすすめの経費精算アプリや、アプリ導入のメリットなどをご紹介。ぜひ、自社に最適な経費精算アプリを見つけてみてください。

更新日:2021.8.27

経費精算アプリとは|めんどくさい経費精算の課題を解消

面倒くさい仕事
©Minerva Studio – shutterstock

経理担当の経費精算業務はもちろん、業務上外出や出張が必要で経費を使う機会が多い営業担当にとって経費申請は煩雑で、経費精算が原因で残業が必要になることも珍しくありません。
実際、マネーフォワード社の調査によると、74%の人が経費精算業務をめんどくさく感じています。

そんな経費精算の煩わしさを解消してくれるツールとして、効果的なのが経費精算アプリです。

参考:1,284名に実施、経費精算に関するアンケート調査 毎月平均19件、1時間以上かかる経費精算の実態が浮き彫りに|株式会社マネーフォワード

経費精算アプリとは

経費精算アプリを活用することで、従業員はスマートフォンやタブレット1つで経費精算を完結させることができます。
経費精算アプリの機能としては、レシートや領収書をスキャンで読み取り、経費精算に必要な記載項目を自動で入力する機能や、ICカードと連携して交通費履歴を自動で取り込む機能などがあります。

経費精算アプリを活用するメリット

電車を待つ人
©Halfpoint – shutterstock

経費精算アプリを活用することで、めんどくさい経費精算業務を大きく軽減することができます。ここでは、経費精算システムの中でもアプリ形式のものを活用することで得られるメリットについて解説していきます。

スキャン機能で申請業務を効率化することができる

経費精算アプリの多くは、スマートフォンでレシートや領収書を撮影するだけで内容を自動で読み取り、登録する機能を備えています。毎回経費申請に必要な項目を手入力する手間が減少するだけでも業務効率が大きく向上するでしょう。

また、電子帳簿保存法に対応しているアプリであれば、レシート原本を保管しておかなくても撮影した画像データを利用しての申請ができます。

ヒューマンエラーや不正の防止につながる

経費精算アプリを利用すれば、クレジットカードやSuicaなどの支払い情報がそのまま登録されるため、転記ミスや申請者の故意による情報改ざんを防ぐことができます。そのため、ヒューマンエラーや不正を未然に防止できます。

隙間時間を有効活用できる

従来の経費精算は社内のパソコンでおこなうことが一般的でした。しかし、外出の多い営業担当者にとって、本来の業務に加えて社内で事務処理の時間を確保することは負担になります。結果として月末ぎりぎりに慌てて申請をして、経理担当者の負担にもなってしまうという悪循環が生まれてしまいます。

経費精算アプリを利用すれば、手持ちのスマートフォンやタブレット端末を利用して経費精算をおこなえるようになるため、外出先の空き時間に申請処理を済ませることができるようになります。そうすることで、経費精算する側の経理担当も月末にまとめて経費申請が届き、業務が集中するといった事態を防ぐことができます。

申請書類の管理が楽になる

電子帳簿保存法によって、要件を満たしたレシートや領収書は電子データで書類を保存できるようになりました。経費精算アプリの多くはこの電子帳簿保存法に対応しており、申請者はアプリで読み取ることでレシートや領収書を紙だけでなく、電子データで保存することができます。

また、経理部門にとっても経費申請で提出されたレシートや領収書は原本を一定期間保管しておかなければならず、従来は保管場所の確保などに手間がかかっていました。しかし、経費精算アプリによって電子データの管理のみで済むようになるため、物理的な管理の手間は大きく軽減されます。

参考:電子帳簿保存法関係|国税庁

参考:帳簿書類等の保存期間及び保存方法|国税庁

経費精算アプリの注意点

©Cookie Studio – shutterstock

ここまで経費精算アプリのメリットについて注目してきましたが、最大限有効に活用するために、アプリならではの注意点やデメリットとなる点も把握しておくことが望ましいでしょう。以下、2点の注意点を紹介します。

領収書やレシートの読み取り機能の精度を把握する必要がある

ほとんどのアプリに搭載される領収書やレシートの自動読み取り機能は、手入力による記載や項目の入力を省くことができるという点で、非常に便利です。しかし、原本の状態が汚れていたり折れ曲がっていたりした場合や、手書き文字やサイズの小さい文字の場合、十分な精度で読み取りが難しいケースもあるでしょう。近年の経費精算アプリではOCN機能の精度はかなり高まっていますが、自動で読み取ったデータがどの程度正確なものであるのかアプリの精度を確認したり、ダブルチェックをしたりすることは必要でしょう。

アプリならではのセキュリティ面の確認が推奨される

アプリの活用にあたり、データのセキュリティ面についての事前確認は必要でしょう。特に無料で利用できるようなアプリの場合、誤ってアプリを消去してしまうとデータも一緒に消えてしまえないかということや、データのバックアップ体制がどのようになっているかは把握しておくべきでしょう。また、不正アクセスやウイルスへの対策もどの程度なされているのかも、押さえておきたいポイントです。

おすすめ経費精算アプリ9選

ここまでで、経費精算システムの中でも経費精算アプリにはどのような特徴があるのかを紹介してきました。ここからは、経費精算アプリには実際にどのようなものがあるのか見ていきます。主要なものや無料で使えるものも紹介していくため、ぜひ自社に適した経費精算アプリを見つけるための参考にしてみてください。

jinjer経費

jinjer経費
HPより

jinjer経費の詳細を見る

jinjer経費は、ネオキャリア社が運営する経費精算システムです。スマートフォンに特化したUI/UXを備えており、誰でも利用しやすく操作性に優れているのが特徴です。申請も承認もアプリで手続きができ、担当者や上長が外出中であっても滞りなく業務を進められます。
また、乗換案内サービスの「駅すぱあと」と連携しており、出発地と到着地を入力すれば自動的に最短ルートでの経費精算が可能となります。

ネオキャリア社ではjinjer経費のほか人事、勤怠、労務など、jinjerシリーズとして各種人事関連システムも取り扱っており、それらのシステムと連携させて人事データを一元管理できるといったメリットもあります。無料トライアルが用意されており、実際の運用も1ユーザーにつき月額300円からの低コストで運用していくことができます。

  • 人事、勤怠管理、労務などのサービスと連携でき、企業内にあるさまざまなデータを一元管理することが可能
  • 部署ごと、個人ごとにそれぞれワークフローを設定できる
  • 経費申請、申請承認の両方がアプリ上で可能

Dr.経費精算

Dr経費精算
HPより

Dr.経費精算は、BearTail社が提供する経費精算システムです。領収書を撮影するだけで、オペレーターが最長でも1日以内に代行入力をおこなってくれます。
自動読み取り機能では申請者による修正が必要になることもありますが、Dr.経費精算では人の目で確認して入力をおこなうため精度が高く、完全に入力作業の削減をすることができるのがメリットです。

また、自動学習機能を備えており、訪問先を選ぶだけで移動ルートを自動入力したり、商品名や店名から勘定科目や税区分を自動的に推測できます。そのため、長く利用するほど操作の手間が削減され業務効率向上を実現できます。利用料金は領収書の枚数によって変動するため、気になる方は見積もりをとってみるのも良いでしょう。

  • 領収書を写真で撮影するだけで経費申請が可能
  • 電子マネーやクレジットカードなどの明細から自動で経費情報を取得可能
  • スマートフォンだけで経費精算ができ、場所を問わず経費申請が可能

楽楽精算

楽楽精算
HPより

楽楽精算は、ラクス社が提供する経費精算システムであり、5,000社からの導入実績があります。
交通費、出張費、旅費、交際費などといった企業のあらゆる経費精算を一元管理することができ、経費の申請から承認、精算までをサポートしてくます。また、規定違反の申請は自動でエラーにしてくれるため、チェックや差し戻しなどにかかる労力を削減してくれます。

さらに、承認された経費の情報から自動でFBデータ(全銀協フォーマット対応)を作成してくれるため、振り込みの手間も削減することができ、業務が大幅に効率化します。月額30,000円から利用することができますが、従業員数によって月額料金が変動するので詳しい金額を知りたい方は料金シュミレーションに申し込んでみると良いでしょう。

  • 20万人以上が利用、累計導入社数No.1の導入実績
  • 交通系ICカードをリーダーにかざすだけで、そのデータを申請データとして利用可能
  • 申請時にその申請内容が自動で仕訳されるため、確認処理の手間が省ける

Staple

staple
HPより

Stapleは、クラウドキャスト社が運営する経費精算サービスです。洗練されたインターフェースが設計されており、グッドデザイン賞の受賞実績もあります。企業の経費精算ルールに合わせて承認フローを変更したり、バッチプログラム管理をおこなったりなど自由なカスタマイズができるという特徴があります。

また、SlackやChatworkなどのビジネスチャットと連携しており、チャット画面内でStapleの利用申請や承認をおこなうことができます。スタンダードプランの場合、1ユーザーにつき月額600円から利用を開始することができ、30日間のトライアルも用意されています。

  • グッドデザイン賞を受賞した、デザイン性の高いUI
  • 会計ソフトとの連携がスムーズ
  • 法人プリペイドカードによるキャッシュレス化が可能に

ジョブカン経費精算

ジョブカン経費
HPより

ジョブカン経費精算は、Donuts社が提供する経費精算システムです。これまで10,000社に導入された実績があります。乗り換え検索サービスのジョルダンと連携しており、金額を自動算出できるほか、最安値の確認できます。また、Suicaなどの交通系ICカードを読み取って交通費明細に反映させることができます。

そして、アプリで申請や承認をおこなえるため、担当者や上司が外出中でもスムーズに申請業務を進めることができます。さらに、メールやチャットで関係者に通知を送ることができ、申請期限が近づいたらアラートを出すことも可能です。
料金は1ユーザーにつき月額400円で利用でき、メール、チャット、電話によるサポートを無料で受けることができます。

  • 5,000社を超える導入実績
  • 振込データをネットバンクに取り込むだけで、振込作業が簡単にできる
  • 業界最安クラスで、必要な機能も十分詰まったサービス

マネーフォワードクラウド経費

マネーフォワードクラウド経費
HPより

マネーフォワードクラウド経費は、マネーフォワード社が提供する経費精算システムです。同社の提供するマネーフォワードクラウドシリーズは50万人以上のユーザー、また2,400以上の事業所で利用される人気シリーズとなっており、マネーフォワードクラウド経費もシリーズの1つです。
マネーフォワードクラウド経費のアプリを利用すれば、レシートを撮影するだけで自動的に内容を読み取り登録してくれるので、手入力の手間が削減できます。

また、領収書が手書きの場合は自動読み取りに対応していませんが、その場合はオペレーターに代行入力を依頼することもできます。代行入力は、領収書1枚あたり20円となっており、依頼後1営業日内に明細登録が完了させることができます。
システムの利用料自体は従業員数に応じて異なるため、気になる方はお問い合わせをしてみてください。

  • 領収書を写真で読み取るだけで経費申請が可能
  • スマホアプリ上だけで経費申請が可能であり、スキマ時間に申請が可能
  • 手入力の手間を省くように設計された各種機能

eKeihi

ekeihi
HPより

eKeihiは、イージーソフト社が提供する旅費・経費精算システムです。20年の運用実績があり、これまで58万ユーザー、2,300社以上の企業で利用されています。サポートが充実しており、導入時にはスタッフが訪問して導入支援や操作支援を実施してくれます。

また、運用開始後もオンラインサポートサイトで疑問点を確認できるほか、電話、メール、チャット、訪問によってサポートを依頼することができます。導入形態にはクラウド型とオンプレミス型があり、クラウド型は月額29,000円から、オンプレミス型は初期費用650,000円と保守費用年額72,000円から利用することができます。

  • 2,000社以上の導入実績、国内シェア上位
  • 多種多様な機能、設定項目があり、自社に沿ったカスタマイズが可能
  • 交通系ICカードとも連携しており、リーダーに通すだけで経費申請が完了

経費精算freee

freee会計
HPより

経費精算freeeは、freee社が提供するクラウド会計ソフトです。経費精算機能は、個人向けプランのうちプレミアム、もしくは法人向けプランのうちベーシック以上のプランで利用することができます。
ファイルボックス機能では、領収書や請求書などの紙の書類データを簡単に取り込むことができます。

また、銀行口座やクレジットカードの明細も取り込んでくれ、登録が完了していない取引をバッジで示してくれます。そして、自動で経理機能によって帳簿付けをおこなうことができます。サポートとしてはチャットや電話を利用することができます。料金は、法人向けのベーシックプランで月額3,980円から利用することができます。

  • クラウド会計ソフト、国内シェアNo.1の実績
  • 会計ソフトの中に経費精算システムが組み込まれており、会計業務トータルで効率化が可能
  • 他社から会計ソフトを移行する場合は、freeeが無料で代行

kincone

kincone
HPより

kinconeは、ソウルウェア社が提供する勤怠管理・交通費精算ソリューションです。経費精算アプリの中でも交通費精算に特化しているのが特徴で、機能がシンプルである分1名あたり月額200円と低コストで利用が可能です。
アプリをダウンロードしたスマートフォンに交通系ICカードをかざすだけで勤怠情報を同時に交通費情報を読み取り、データをクラウド上で管理がすることができます。

また、GoogleカレンダーやOffice365のOutlookなど外部のカレンダーと連携させ、訪問先情報と交通費の履歴とを紐づけて管理することができます。経費精算の際に過去の予定を確認する必要がなくなり、スムーズな経費精算が可能になります。

  • 交通費精算業務の効率化がメインの経費精算システム
  • 勤怠管理システムやワークフロー機能も利用可能
  • kintoneと連携して、シフト管理なども構築可能

経費精算アプリでめんどくさい経費精算業務を効率化しよう!

手続きの煩わしさから、経費精算をついつい後回しにしてしまう人は少なくありません。しかし、締切日直前にまとめて経費精算をおこなうと、申請者の本来の業務に支障が出たり、経理部門でチェックや処理が追い付かずに業務が滞ってしまう可能性があります。
経費精算アプリを有効活用することで日常的な経費精算が簡単になり、申請者も経理部門もともに業務負担が軽減されることが期待できます。経費精算アプリを利用して業務の効率化を図りましょう。

また、以下のebookでは具体的に経費精算システムを選ぶ際のポイントを解説しています。自社に最適な経費精算アプリを選び抜くための参考にしてみてください。

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