1週間リモートワークを実践!生産性・睡眠時間などの変化を検証してみた

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、リモートワークを導入している企業も増えています。当社でも、感染者が発生した場合に備えてトルテオ編集部を含む一部の部署で試験的にリモートワークが実施されました。
今回は1週間のリモートワークを通して、生産性や睡眠時間などの変化を検証し、リモートワーク導入における注意点などを紹介します。リモートワーク・テレワークの導入を検討している方々の事前準備やツール選定のお役に立てれば幸いです!

1週間リモートワークしてみた!

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、現在さまざまな企業でリモートワーク・テレワークが実施されています。リモートワーク・テレワークとは、オフィスに出社せず、遠隔で業務をおこなうことをいいます。
リモートワークについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

トルテオ編集部も試験的にリモートワークを導入してみました。
期間は1週間、業務内容は通常と同じ業務をおこないました。リモートワーク実施に際して新たにおこなったのは、朝礼での予定の共有、昼礼と終礼での進捗報告などです。

【リモートワークの実施概要】

  • 期間:3/9~3/13の1週間
  • 業務内容:記事の作成(記事の執筆や入稿)、サイト改善など通常と変わらない業務
  • 業務管理:通常おこなっている朝礼に加え、昼礼・終礼での進捗報告ならびにチャットでの業務終了報告

トルテオ編集部では以前からクラウド型のWeb会議システムやチャットツールを使用していたため、リモートワーク時もそれらを活用しました。

会議のときにはWeb会議システムのCalling、勤怠管理はクラウド勤怠管理システムのjinjerを使用しました。
また、チーム内の報告・連絡にはWorkchatという自社開発のチャットツール、外部とのやりとりにはChatwork、記事作成の進捗管理にはタスク管理ツールのTrelloを使用しました。

【使用したツール】

  • Calling(Web会議システム)
  • jinjer(勤怠管理システム)
  • Workchat(自社開発のチャットツール)
  • Chatwork(チャットツール)
  • Trello(タスク管理ツール)

ほかにもリモートワークで活用できるツールについてはこちらの記事で紹介しています。
無償で使えるツールなども紹介していますので、興味のある方は、こちらもチェックしてみてください!

通常時との変化

リモートワークを実施して、業務や行動にどんな変化があったかをまとめてみました。

1日のチャット数の変化

今回、平常時とリモートワーク時の1日のチャット数を比較しました。

チャット数の変化
トルテオ編集部

チームの報告・相談のためのチャットは平常時に比べて約2.4倍、タスク共有用のチャットは5.2倍になりました。

報告・相談のために使っているチャットでは、普段口頭でおこなっていた小さな業務報告や相談、離席時の声掛けなどをチャット上でおこなったため、チャット数が増加しました。
また、タスク共有用のチャットは、慣れない環境下でタスク漏れを起こさないよう、普段以上にリマインドや完了確認をおこなったことなどが背景にあります。

1日の業務における生産性の変化

リモートワークを実施するとなると一番気になるのは業務の生産性ではないでしょうか。今回のリモートワークでそれぞれの生産性がどのように変化したのかも検証してみました。

生産性の変化
トルテオ編集部

「生産性が上がった」と回答したのは20%、「変わらない」と回答した人は40%でした。オフィスでも自宅でも業務スピードに変化がなかったという回答が多く、一部では業務スピードが早くなったという回答が得られました。

一方で「生産性が下がった」と回答した人は、いつものしごと環境との違いに慣れなかったという声やディスプレイがなかったため進めにくい仕事があったなどの声が聞かれました。

睡眠時間の変化

次に、睡眠時間についても調査しました。

睡眠時間の変化
トルテオ編集部

睡眠時間が増加したと答えた人は80%、減少したと答えた人は20%でした。睡眠時間が増加した人は、平均して53分も睡眠時間が増えています。通勤時間が省略されるため、睡眠時間を長く確保できた人が多かったようです。

反対に、余裕ができたことによって夜遅くまで起きてしまい、逆に睡眠時間が短くなってしまったという人もいました。また、寝坊しそうになってしまったという人もいました。

夕食時間の変化

また、夕食時間についても調査しました。

夕食時間の変化
トルテオ編集部

夕食時間が早くなった人は89%、遅くなった人は11%でした。早くなった人は平均で67分の短縮ができており、1時間40分ほど短縮できている人もいました。
これも、通勤時間が短縮されたことにより、業務終了後すぐに食事の用意ができるようになったことが背景にあるようです。

リモートワークしてみてどうだった?みんなの本音を聞いてみた

リモートワークを実施してみて実際どう感じたか、トルテオ編集部のメンバーにインタビューしました。
今回インタビューに参加してくれたメンバーはこちら!

メンバー紹介
トルテオ編集部

自宅でのリモートワーク、作業環境はどうだった?

山田:みなさんお集まりいただきありがとうございます!リモートワーク期間は自宅での業務でしたが、作業環境はいかがでしたか?

前原:私は少しやりづらかったですね。自宅にローテーブルしかなかったので、ずっと同じ姿勢で業務をしていると腰が痛くなってしまいました。

芳田:私はテーブルと椅子があったので、作業環境は快適でした。

山田:なるほど。机や椅子といった作業環境は集中力に影響しそうですね。

生産性は上がった?下がった?

山田:慣れない作業環境だったと思いますが、生産性に関してはどうでしたか?

岩野:正直、やや下がりました。私は普段、大きなディスプレイを使って作業をしているのですが、自宅にはないので、少し作業がしづらかったです。作業環境はオフィスのほうが良いと思います。

加藤:私も同じです。ノートパソコンの画面を2画面表示で作業するのがやりづらかったですね。でも、周りに人がいないので、自分の楽な体勢で業務をすることができました。静かな環境で作業に集中できるのもよかったですね。

山田:環境が整っていれば、静かで周りを気遣う必要もなく、集中できるということですね。そのためには、机や椅子、PCといった物理的環境は必須といえそうです。

メリットもある?リモートワークでよかったことは?

山田:そのほか、リモートワークでよかったことはありますか?

前原:通勤のストレスがないことは良かったです!

加藤:そうですね。帰宅後のストレスも軽減されました。帰宅してから、「ごはんか~めんどくさいな~」と感じることがなくなりました。

山田:なるほど。通勤がなければ満員電車でのストレスや体力の消耗をしなくても済みますね。時間も有効活用できます。

リモートワークでやりづらかったこととは?

山田:反対に、いつもと違ってやりづらかったことは何ですか?

岩野:会議が少しやりづらかったです。情報共有のための会議などは問題ありませんが、アイデアを出し合うような会議では、オンラインではイメージを共有しづらい印象を受けました。また、不明点があった際に質問する心理的障壁がいつになく大きいと感じました。

山田:なるほど。メンバー目線ではこのような意見が出ていますが、リーダー・マネージャー目線ではどうですか?

入江:口頭で話したいちょっとした確認事項をチャットで文字に起こさなければいけないのは少し面倒でした。

芳田:私も同じです。「ねぇちょっと、ここってどうなってたっけ?」と気軽に声が掛けられないのはやりづらかったですね。

山田:リーダー・マネージャーの2人はメンバーへの指示や業務の進捗確認が多いので、連絡や相談の場面でやりづらさがあったようですね。

リモートワーク成功のために必要な工夫とは?

山田:離れた場所でチームがリモートワークを成功させるには、どのような工夫が必要でしょうか。

芳田:最初の話題にもあったように、作業環境を整えることが必要ですね。机や椅子、PCなどの道具類に加えて、Web会議ツールやチャット、タスク管理などをスムーズにおこなうための安定したネット回線が必要ですね。
また、業務の進め方という点では、日次での成果地点を決めて、成果の量と質をきちんと評価できる仕組みをつくることも欠かせません。

山田:そうですね。作業環境と、いつも以上にきちんとした進捗管理や成果を測定する仕組みが必要そうです。

リモートワークはアリ?ナシ?

山田:最後の質問です。1週間、リモートワークのさまざまな面が出てきたと思いますが、正直なところ、リモートワークはアリですか?ナシですか?

芳田:アリ!

入江・前原・加藤:条件付きでアリ!

岩野:ナシ!

山田:アリ派が1人、ナシ派が1人、3人は条件付きでアリという結果になりましたね!賛成派はどんな理由でアリだと思ったのですか?

芳田:自分の業務に集中するという点においては、とても良いなと思います。リモートワーク実施にあたって差し込み業務がいくつかあったものの、自分の業務はとても進めやすかったです。リモートワークがアリかナシかでいうとアリですが、できる人できない人がいると思います。

山田:なるほど。反対にナシ派はどんな理由でナシと判断したのでしょうか?

岩野:やはりコミュニケーションをとるのが難しい点ですね。それから、自宅にいるとどうしても多くの誘惑があり、自律する力が弱くなってしまうので、リモートワークを続けるのは難しいと感じました。

山田:条件付きでアリ派はどうですか?

入江:リモートワークの性質上、作業系のタスクには適していると思うので、作業の多い日にはアリだと思います。

加藤:私も同じ意見です。会議のない日であれば、リモートワークで問題ないと思います。でも、複数人での会議がある日は、リモートではやりづらさがあるので、対面で会議したいです。

前原:そうですね。週3日くらいで出勤して会議などを重点的におこない、週2日はリモートワークで作業に集中するという方法なら生産性が高いと思います。

山田:なるほど。環境を整え、業務の性質に応じて使い分けることができれば、リモートワークも上手く活用することができそうですね。みなさん、本日はありがとうございました!

環境を整えて、リモートワークを成功させよう!

インタビューの結果、リモートワークを成功させるためには、まず第一に作業環境を整備すること、また、進捗確認や会議の進め方の工夫が必要であるといえそうです。

また、トルテオ編集部はクラウドのツールをすでに導入していましたが、クラウドサービスを利用していない場合は、Web会議ツールやチャットツールを導入することが必須といえるでしょう。

トルテオマガジンでは、これらのツールの選定ポイントなどを紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください!

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