チャットボット開発のやり方とは?プログラミング知識がなくても大丈夫!

チャットボットの導入がうまくいけば、問い合わせの対応を効率化させたり、購買機会を増やしたりすることができます。しかし、チャットボット開発に関わるプログラミング知識があまりないため導入に踏み切れないといった企業の方も多くいるのではないでしょうか。
そこで今回は、プログラミング知識がなくてもチャットボットを開設できる方法や活用できるツールなどを紹介していきます。

チャットボットの開発方法

一見複雑そうな仕組みにみえるチャットボットですが、開発方法としては以下の4つの方法が挙げられます。チャットボットを開発するためのプログラミングスキルが必要な場合もあるので、チャットボットを設置したいと考えている企業の方は、自社の状況に合わせて選ぶことが大切です。

開発方法 特徴 プログラミングスキル

APIを使う

FacebookやLINEなど特定のプラットフォーム上にチャットボットを設置する際は、それぞれが提供しているAPIを利用して開発がおこなえる

必要

フレームワークを使う

チャットボット開発に特化しているフレームワークを利用することで効率よく開発を進めることができる

必要

クラウド型機械学習ツールを使う

あらかじめ学習データを読みこませ、AIがユーザーとの会話から学習をし、より適切な対応ができるようになる

必要

チャットボット開発ツールを使う

プログラミング知識がない人でもチャットボットの作成のサポートをしてもらいながら開発ができる

不要

そもそもチャットボットとは?

人間とロボット
©panuwat phimpha – shutterstock

チャットボットとは、「chat(対話)」と「bot(ロボット)」という2つの言葉を組み合わせた言葉で、ユーザーと自動的に会話がおこなえるシステムです。具体的には、テキストや音声で、ユーザーの問い合わせや質問に自動で対応することができます。
また、近年のAIの発達により、多くのチャットボットが人間同士の会話のようなスムーズなコミュニケーションが可能になってきています。

チャットボットの種類

チャットボットは大きく分けて、下記のような4種類に分けられます。

チャットボットの種類 詳細

選択肢型チャットボット

設定されたシナリオに沿って会話をおこなう

辞書型チャットボット

あらかじめ登録した特定の単語に反応して回答をおこなう

選択肢型&辞書型チャットボット

設定された回答を選びながら、特定の単語に反応して返信をおこなう

ログ型チャットボット

会話の履歴を蓄積されてゆき、その情報を活かしながら会話をおこなう

チャットボットはどんな使い分けをされている?

業界や業種問わず、チャットボットを導入している企業は数多くあります。具体的なチャットボットの活用場面としては、下記の6つ型に分けることができます。

活用シーン 詳細

ECレコメンド型

顧客一人ひとりに合わせて最適な商品を最適なタイミングで提案する

タスク管理型

設定されたToDoに沿ってスケジューリングやアラートをおこなう

特定情報提供型

天候や交通情報、飲食店情報など特定分野において最適な情報を提供する

カスタマーサポート型

商品たサービスに対する問い合わせや相談があった際の一次対応をおこなう

アンケート型

ユーザーが知りたい情報を対話形式で提供する

雑談対話型

特に目的を持たず、ボットと会話を楽しむ

チャットボットの活用メリット

チャットボットを導入するメリットとして、顧客との接触頻度を増やすことが期待できます。特にSNS世代の若者に対してはLINEやFacebook、Twitterなどを活用したチャットボットを設定することで自然に情報を発信することができるようになります。

通常、顧客からの問わせに対して、電話や対面での会話で対応をしているという企業は多いでしょう。
チャットボットを導入すれば、定型的な問い合わせを迅速に対応することができます。そのため、定型の対応に当てはまらない問い合わせのみを有人で対応することができるようになり、人員の削減が可能になります。合わせて、チャットボットは営業時間に関係なく24時間いつでも受付ができます。したがって、顧客へのスピーディーな対応が可能になるうえに、効率的な顧客のサポートがおこなえるようになります。

チャットボット開発で押さえておくべきポイント

チャット画面
©venimo – shutterstock

上述したようにチャットボットの開発にはいくつか方法がありますが、いずれにしてもチャットボットの開発において、押さえておくべきポイントがあります。ここでは、3つに分けて紹介します。

導入目的を明確にする

チャットボットに限らず、ツールを導入する際には共通していえることですが、そのツールを導入してどういったことを達成したいのかということは明確にしておく必要があります。
チャットボットの場合は、上述した活用メリットでもあったように顧客との接点を増やしたり、対応にかかるコストの削減したりするといったことが目的として挙げられます。自社の目的をしっかり把握し、最適なチャットボットを選べるようにしましょう。

開発に必要な費用や時間を確認する

チャットボットの開発方法はいくつかありますが、ツールを利用する際は導入費用がかかるでしょう。加えて、人件費も発生するため、開発までの期間を明確にし、どれだけの費用が全部でかかるのか明確にしておくことが大切です。その金額を参考に適切な予算を組めるようにしましょう。

サポート体制を確保しておく

上述したように、チャットボットの開発にはプログラミング知識が必要な場合があります。そのため、自社でチャットボットを開発して設置したいといった企業は社内にプログラミングスキルのある人員を確保する必要があります。また、プログラミング知識がなくてもチャットボットの設置ができるチャットボット開発ツールを利用する場合でも、何かあった際にすぐに対応できる電話やメール対応などのサポート体制の有無も確認しておくことが大切です。

【無料あり】プログラミング知識なしで利用できるチャットボット開発ツール

「プログラミング知識がないけど、チャットボットを導入したい!」と思っている企業も多いでしょう。
ここでは、そういった企業に助かるであろうチャットボット開発ツールを紹介していきます。導入事例もあるので、参考にしてみてください。

hachidori/hachidori株式会社

hachidori
HPより

➤ 公式サイトでチェック

hachidoriは、プログラミング不要で片手間で作れるチャットボット開発ツールです。
ユーザー向けの質問の回答を自動化することははもちろん、社内向けのヘルプデスクやLINEを活用したマーケティング対策をおこなうことができます。
導入の初期費用は5万円から、月額費用は3万円からとなっており、実施内容に合わせて別途見積もりが必要です。

「hachidori」を導入したアイペット損害保険株式会社の事例

飼っている犬や猫のペット保険を提供してるアイペット損害保険社では、プログラミング不要のチャットボット開発ツール「hachidori」を導入しています。
もともと保険の申し込み時に不備があった際は、その都度直接電話をしていたため、サポート窓口の業務負担になっていました。しかし、同ツールを導入したことで、契約の不備および再提出の連絡をLINEで通知できるようになりました。その結果、契約の不成立を80%削減させることができ、成功率の向上につながっています。
また、同社のLINE公式アカウントでは、ユーザーがボットからの質問に答えることで保険の診断や見積もりを確認することもできるようになっています。

参考:ペット保険のアイペット損保、LINE公式アカウントへのチャットボット『hachidori』導入で写真不備起因の保険契約不成立を80%削減|PR Times

Repl-AI/インターメディアプランニング株式会社

Repl-AI
HPより

➤ 公式サイトでチェック

Repl-AIは、無料で誰でも簡単に高機能なAIチャットボットを作成できるツールです。
分かりやすいシナリオ作成画面や豊富なシナリオテンプレートが備わっているため、プログラミング知識がない人でも安心して利用することができます。また、チャットボットを手軽にWebページに反映できるほか、FacebookやLINE、Twitterなどと連携させることもできます。
料金プランはフリープランに加えて、ほかに有料プランが3つあり、作成ボット数やAPIコール数などの利用可能数で月々の料金が異なります。

Dialogflow/グーグル合同会社

Dialogflow
HPより

➤ 公式サイトでチェック

Dialogflowは、AIを使用して音声やテキストベースの会話型インターフェースを構築できるツールで、世界中の企業で活用されています。
AlexaやFacebook Messengerなど多くのプラットフォームにチャットボットを作成すること可能なため、より多くのユーザーと接触機会を増やすことができるでしょう。また、同社の機械学習を利用することで、ユーザーにもっとも有益な情報を提供することができます。

プログラミング知識がない場合は、チャットボット開発ツールの活用を

チャットボットを利用することで、企業は業務の最適化や顧客設定の増加に期待ができます。合わせて、顧客側にとってもチャットボットの指示に従って少ない工程で調べごとや手続きがおこなえます。両者にメリットがあるチャットボットは、これからも多くの企業で導入されていくでしょう。
ITや人工知能などといった言葉を聞くと、導入ハードルが高いように思いがちですが、チャットボット開発ツールを利用することで容易にチャットボットを開設することができます。ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてください。

\フォローして最新情報を受け取ろう/

カテゴリから記事を探す

記事を絞りこむ

サイト制作・運営

RPA・アウトソーシング

ービジネスに役立つ情報を発信中ー