テレワークができない企業の特徴とは?できるチームへのつくり方も解説

2020年4月に発令された緊急事態宣言に合わせて、全社一斉にテレワークをおこなった企業も多いのではないでしょうか。しかし、緊急事態宣言の解除に合わせてテレワークを中止したという企業もあるようです。そのような企業では、恒常的にテレワークを実施する体制・制度が整っていないことが要因と考えられます。
テレワークを本格導入できない原因には、職種間の不公平感やセキュリティ上の問題、モチベーション管理の問題などが挙げられます。今回は、企業がテレワークを本格導入できない原因や、テレワークになると仕事ができなくなる人の特徴、テレワークでも仕事ができるチームをつくる方法を解説します。

企業がテレワークを導入できない原因

企業がテレワークを導入できない原因
©Witthaya lOvE – shutterstock

緊急事態宣言に合わせて一度はテレワークをしたものの、なかなか本格導入に踏み切れないという企業も多いのではないでしょうか。
今回は、企業が本格的にテレワークを導入できない原因を3つ紹介します。

職種間の不公平感を拭えない

テレワークを本格的に導入できない原因として、職種間の不公平感を拭えないことが挙げられます。

1つの企業のなかにもさまざまな職種の社員が在籍しているため、すべての人がテレワークに切り替えられるわけではありません。
そのため、本格的にテレワークを導入するとしても、実際にテレワークをおこなえる人とこれまで通り出社する人がいることになります。

今もなお、新型コロナウイルスの感染リスクがあるなかで、出社しなければならない人とテレワークをおこなえる人がいるということに、不公平感を感じる人も少なからずいるでしょう

セキュリティの問題がある

テレワークの本格導入を阻む原因として、セキュリティの問題が挙げられます

テレワークをおこなうということは、これまで社内でアクセスされていた情報に対して、社外からアクセスすることになります。
インターネットを介して社内の情報にアクセスすることで、外部からの攻撃を受けて情報漏えいが起こってしまう懸念があります。また、目の良き届かないところで社員が情報を持ち出す懸念もあります。

外部からの攻撃による情報漏えいと内部からの情報漏えいでは、それぞれ別のセキュリティ対策をおこなう必要があります。

モチベーションを管理できない

企業がテレワークの本格導入をためらう最も大きな原因は、社員のモチベーション管理にあるのではないでしょうか。

これまではオフィスで社員の働きぶりを見ることができたため、モチベーションが落ちていたり成果が出ていなかったりした場合、直接指導することができました。しかし、テレワークになると社員がどのように働いているのかわからなくなるため、指導のしにくさを感じることがあるでしょう。

また、マネジメントを受ける社員にとっても、上司からの直接の視線がなくなることにより、気持ちに緩みが出ることがあります。

テレワークになると仕事ができなくなる人の特徴

テレワークになると仕事ができなくなる人の特徴
©LightField Studios – shutterstock

これまで、企業がテレワークを本格導入できない原因を解説してきました。ここでは、テレワークになると仕事ができなくなる人の特徴を紹介します。
ここで紹介する特徴を把握して、事前に対策を打てるようにしておきましょう。

指示を待つスタンスで仕事をしている人

テレワークにおいて、上司からの指示を待ってそれをこなすというスタンスの人は、仕事ができなくなっていくでしょう。

オフィスで仕事をしている場合、部下の手が空いているのか、まだ作業をしているのか、一目で確認することができます。
しかし、テレワークでは部下がどうしているのか、チャットやWeb会議で確認しないと把握することができないため、適切なタイミングでタスクを振ることが難しくなります。

また、指示を待つスタンスで仕事をしている人は、業務を進めるなかで行き詰ったとき、上司に相談することも待ちの姿勢になることがあります。
上司が気にかけてくれることを待っている間にも時間が過ぎ、アウトプットの総量が減ってしまうという事態に陥っていきます。

セルフコントロールができない人

セルフコントロールができないことも、テレワークで仕事ができなくなってしまう人の特徴として挙げられます。

テレワークの場合、上司の直接の視線がなくなるため、比較的自由に休憩を取ることができます。そのような環境下に長期間いると、次第に必要以上の休憩を取ってしまうようになります。

自分が1日にどれだけの業務をやらなければいけないのか、完遂するためにはどのような進捗で進めていかなければいけないのかを自分で考える力がないと、セルフコントロールして仕事を進めることは難しいでしょう。

報連相ができない人

報連相ができない人も、テレワークになると仕事ができなくなる傾向があります。

テレワークになると、否が応でもコミュニケーションの頻度や質が低下します。そのため、チームとしての生産性を維持するために、細かな報連相が不可欠です。
テレワークをしていると、自分の作業に集中するあまり、チームでの情報共有や報連相が疎かになってしまう人がいます。

このような人は、チームとしての生産性を下げたり、コミュニケーションエラーを拡大する要因となってしまいます。また、通常時から、報連相ができない人はもっと深刻な影響を与えることになるでしょう。

テレワークでも仕事ができる人に変わるためのコツ

テレワークでも仕事ができる人に変わるためのコツ
©Steve Heap – shutterstock

これまで、企業がテレワークの本格導入に踏み切れない原因、テレワークになると仕事ができなくなってしまう人の特徴を紹介しました。
ここでは、社員をテレワークでも仕事ができる人に変わるための3つのコツを紹介します。ここで紹介するコツを押さえて、部下のマネジメントに活かしてみてください。

成果をもとに評価する

部下がテレワークでも仕事ができるようにするためには、成果をもとに評価することが効果的でしょう

通常の評価基準として、成果評価と「仕事に向き合う姿勢」などの行動評価の総合評価を採用している企業も多いでしょう。しかし、テレワークでは仕事に向き合う姿勢を確認することが難しくなります。
そのため、成果評価に比重を置いて評価をせざるを得なくなります。また、成果を出している社員は企業への貢献度が大きいとも考えられます。

テレワークを本格導入する場合、成果の比重をこれまでよりも大きくしてみると良いでしょう。

進捗を見える化する

テレワークを取り入れるときは、進捗を見える化しておくと良いでしょう

テレワークでは、目の届く範囲で仕事をしているわけではないので、部下が業務がどの程度終えているのか、わかりにくくなります。しかし、進捗を見える化しておくことで、部下が業務を進めていることがわかりやすくなります。

進捗を見える化するためには、タスク管理ツールを利用すると良いでしょう。タスクの完了を報告したり、どこまで進めているのかわかりやすくなるため、部下をマネジメントしやすくなります。

チームが目指すゴールを共有する

部下の主体性を伸ばすために、チームが目指すゴールをしっかりと共有しておきましょう

部下が指示待ちになってしまう原因として、「上司が何を目指しているのかわからない」「何をすべきなのかわからない」というものが挙げられます。
チームが目指すゴールをマネージャーと部下が同じ解像度で理解していないと、部下が自分で自分の仕事を創り出すことができなくなってしまいます。一方、チームが目指すゴールを理解すれば、それを達成するための打ち手を自発的に考えられるようになります。

テレワークでも成果を出せるチームをつくろう

いかがでしたか。
新型コロナウイルス感染拡大をきっかけにテレワークの本格導入を検討しているものの、どうしても踏み切れないという方もいるでしょう。
今回はそんな方のために、企業がテレワークを導入できない原因、テレワークになると仕事ができなくなってしまう人の特徴、部下がテレワークでも仕事ができるように変わるためのコツを紹介しました。

ここで紹介した内容を参考にして、テレワークの本格導入の準備を進めていってください。

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