送金アプリ『pring』から読み解く、FinTechが生み出すお金コミュニケーション #SaaSトレンド

送金アプリ『pring(プリン)』は、川崎フロンターレのサポーター専用「フロプリン」の提供を開始しました。FinTech系SaaSの中でも、昨今注目される送金サービス。今回はpring社の取り組みの事例から、FinTechを取り巻くSaaSトレンドを読み取っていきます。

お金コミュニケーションアプリpringから「フロプリン」登場

PR TIMESより

pringは、メッセージ感覚で簡単にお金を「おくる」「もらう」「はらう」「チャージする」「口座に戻す」といったやりとりができる送金アプリです。個人間のやりとりだけではなく、法人から個人への送金サービス「業務用プリン」や、QRによるキャッシュレス決済・APIによるオンライン決済の基盤となる法人向け決済サービスも提供しています。

「フロプリン」とは何か

フロプリンはpringアプリのデザインが川崎フロンターレオリジナル仕様になっており、pringと同様の機能を利用することができます。加えて、フロンターレ公式グッズショップ「アズーロ・ネロ」や等々力競技場でのグッズ売店、フロンターレが運営するフットサル場「フロンタウンさぎぬま」などでもフロプリンを使って決済することができ、スタジアムやその周辺地域でのキャッシュレス化を推進していきます。

サッカーの試合の際だけでなく、pring加盟店のコンビニなどで日常利用することができるため、フロプリン登場によりファンやサポーターはより川崎フロンターレを身近に感じ、より濃いファンコミュニティの醸成を期待されます。

pringアプリにきせかえコード「frontale」を入力することで、フロプリンのオリジナルデザインアプリにすることが可能です。(現在、アイコンのきせかえはiOSのみ)

FinTech系SaaSがつくる、大きなつながり

PR TIMESより

今回のプレスリリースによると、フロプリンをはじめとする「きせかえpring」の特徴と今後の展望は、以下のようにまとめられています。

  • スポーツチーム、飲食店、企業、行政、団体など、幅広く利用可能
  • 低コストで決済機能付きの、自社メンバーズアプリが運用可能
  • アプリ会員向けデジタルメンバーズカードの発行・管理が可能
  • 自由設計した専用のポイントを発行し、「●●で決済したら」「●●に来店したら」等、囲い込みや地域に根ざした施策が実現可能
  • ユーザーの会員属性や行動履歴でセグメントし、レコメンドやクーポン発行などの誘致施策を実施

FinTech系SaaSの多くはフロプリンの描く未来像のように、自社のサービスだけに留まらず、複数の産業やサービスと連携しながら、その世界観を実現しています。Finance(金融、お金)という、どんな領域にも必ず接続を持つ分野だからこそ、こうした関わり方を築きやすいということも、FinTechの特徴の一つでしょう。

以下では、「お金」という切り口から影響範囲を広げるFinTech系SaaSの事例を紹介します。

スポーツ事業×キャッシュレスサービスでマーケットを拡大|楽天社の事例

HPより

東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」では、2019シーズンから「完全キャッシュレス化」を導入しています。現地での飲食物やグッズの購入は、すべてキャッシュレス決済でのみ可能。

「楽天ペイ」をはじめとする決済サービスをスポーツ事業と掛け合わせることで、独自の経済圏を築いている一例といえるでしょう。

さまざまな業務提携を通じて、お金コミュニケーションをより身近に|CAMPFIRE社の事例

HPより

CAMPFIRE社は、誰でも簡単に資金調達に挑戦できる国内最大のクラウドファンディングです。「お金の流れ」によるコミュニケーションに着目して、個人や法人のさまざまな挑戦を後押しすべく、各社との業務提携を進めています。

最近ではアシモト制作社と連携してクラウドファンディングのコミュニティオーナー向けに動画編集サービスの機能提供を開始して、動画コンテンツ制作を通じてコミュニティの魅力発信に寄与したり、KDDI社と連携してクラウドファンディングの手数料を完全無消化するキャンペーンをおこなったりと、「お金の流れ」を切り口に多くのサービスや企業との連携を推進しています。

フロプリンや、上記2社の事例に共通することとして、「他のサービスと連携することで、お金の流れによって生じるコミュニケーションがより身近な存在になっている」ということが挙げられます。

今後も生活を取り巻くSaaSに注目しよう

©Wright Studio – shutterstock

今回は送金アプリpringが川崎フロンターレ専用の「フロプリン」の提供を開始した事例に注目して、FinTech系SaaSのトレンドを取り上げました。

楽天社、CAMPFIRE社の2つの事例からも見られるように、人々の生活に根差す「お金」に関わるサービスだからこそ、他業界やサービスとの連携の切り口を持ちやすいということも、FinTech系SaaSのトレンドの一つといえるでしょう。

FinTech系のSaaSに限らず、SaaSは「外部とのつながり」をいかにして作っていくのかがポイントになりますが、各業界のSaaSにおいてそれぞれの傾向や特徴がありそうです。

今回の #SaaSトレンド はここまで。今後もトルテオマガジンでは、こうした最新のSaaS・クラウドサービスを取り巻く情報を発信していきます!お楽しみに。

『pring』サービスの詳細

本記事は、「PR TIMES」を参照して執筆しました。
参考:送金アプリ「pring(プリン)」、川崎フロンターレ専用「フロプリン」の提供開始|PR TIMES

『pring』の詳細は以下をご覧ください。

【株式会社pring】

  • 所在地:東京都港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル 3F
  • 代表者:代表取締役社長 荻原充彦
  • 事業内容:送金アプリ「pring(プリン)」の企画、開発、運営
  • URL:https://www.pring.jp/

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