【最新版】管理会計システム11種の特徴や料金を比較解説

社内の会計状況を可視化する管理会計は、企業を経営するうえでなくてはならない重要な要素のひとつです。かつては手書きまたはExcelなどを用いて管理会計をおこなうのが一般的でしたが、現在は管理会計に特化して専用システムが開発され、人気を集めています。今回は、代表的な管理会計システムサービス11種について、料金や機能などの特徴をまとめました。

管理会計システム11種の料金と特徴を紹介

管理会計システムのうち、豊富な機能を揃えた11種のサービスの料金や特徴をご紹介します。

クラウドERP ZAC

zacのHP
HPより

プロジェクト型ビジネスに特化したクラウド型の管理会計システムです。経営モニタリングをメインとする管理会計はもちろん、コンタクト管理や文書管理といった情報共有に役立つシステム。販売管理や購買管理、勤怠管理といった基幹業務をサポートするシステムなども盛り込まれており、これ1つで経営と業務の効率化を図れます。プロジェクトごとに損益情報を可視化できるので、案件ごとに予算や業務内容が異なる広告・プロモーション関係やソフトウェア開発、イベント企画・運営などの業種におすすめのシステムです。これまで大手を含む700社が導入、ライセンスは17万を突破しており、名実ともに評価の高いサービスとして人気を集めています。

<主な機能>

  • プロジェクト管理
  • 販売管理
  • 工数管理
  • 勤怠管理
  • 経費管理
  • 経営モニタリング
  • ワークフロー
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

各ライセンス価格×利用人数、導入支援費用

ソフトウェア保守費用(ライセンス費用×1.5%/月)データセンター利用料:5万円~/月

クラウド型

Reforma PSA

ReformaPSAのHP
HPより

クラウドERP ZACと同じオロ社が開発したクリエイティブ業向けの管理会計システムです。販売管理や購買管理、勤怠管理、経営分析に至るまで、すべてクリエティブ業界に特化した設計になっており、業種特有の業務管理・管理会計の課題解決をサポートします。利用できる機能はライセンスによって異なり、各ライセンスを組み合わせれば、多彩なニーズに対応することが可能。たとえば販売管理と購買管理のライセンスを組み合わせれば、営業と経理がダイレクトにつながり、業務管理を一元化することができます。利用する機能は必要に応じて自由に選択できるので、無駄のない管理会計システムを求めている方におすすめです。

<主な機能>

  • 販売管理
  • 購買管理
  • 勤怠管理
  • 経費管理
  • 経営分析
  • アウトプット
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

0円

販売管理6,000円/月、購買管理2,000円/月、勤怠管理300円/月、経費管理300円/月、セキュリティOP300円/月

クラウド型

Sactona(サクトナ)

SactonaのHP
HPより

企業の管理会計・経営管理をより高度に、かつ効率化することを目的に開発された管理会計システムです。開発元であるアウトルックコンサルティングが蓄積してきたさまざまなノウハウを具現化するための機能が多数搭載されており、企業のニーズに合わせて活用すれば、管理会計や経営管理業務の円滑化に役立ちます。

また、オートメーション機能が標準装備されているところも特徴で、データの取り込みからレポート出力まで、ワンクリックで実行することができます。サービスは企業のネットワーク上にサーバーを設置して利用するオンプレミス形態と、クラウド形態の2種類から自由に選択することが可能です。クラウド形態の場合、自社でサーバーを運用・保守したり、ソフトウェアをインストールしたりする手間がなく、簡単に短時間でシステムを導入・運用できます。

<主な機能>

  • 会計システムとのデータ連携
  • 計画・見込みなどの将来予測のデータ収集
  • 為替レート等のさまざまなシミュレーション
  • オートメーション機能
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

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オンプレミス型、クラウド型

OPEN21 SIAS

OPEN21SIASのHP
HPより

会計処理業務の合理化と、会計情報の利活用を目指した管理会計システムです。財務会計システム専門ベンダーならではのノウハウと、OPEN21シリーズのユーザーの意見を融合し、より使い勝手の良いシステムへと昇華しています。基本会計システムから管理会計システム、ワークフローシステムなど、企業経営をしっかりバックアップする会計システムが凝縮されています。

管理会計システムについては、必要情報の選択・集計・グラフ化機能が標準装備されているほか、インメモリ機能による高速処理を実現しており、管理会計業務をスムーズにおこなうことができます。パッケージシステムでありながら、低価格・早期稼働を追求しており、オンプレミス型のデメリットを解消しています。

<主な機能>

  • 会計システムとのデータ連携
  • 計画・見込みなどの将来予測のデータ収集
  • 為替レート等のさまざまなシミュレーション
  • オートメーション機能
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

お問い合わせ

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オンプレミス型

NetSuite

netsuiteのHP
HPより

世界22,000社を超える顧客に利用されているグローバルな管理会計システムです。立ち上げたばかりの会社から大手企業まで、幅広いニーズに対応できるよう、柔軟なシステム設計を導入しているところが特徴。事業拡大や分社化など、企業の成長・発展に合わせて、常に最適な設定・アップグレードをおこなうことができます。管理会計の要である業務分析機能は標準装備されており、企業経営に必要な最新の分析情報をいつでもチェックできる点も魅力のひとつです。

<主な機能>

  • 財務会計管理
  • 受注管理
  • 生産管理
  • サプライチェーン管理
  • 倉庫管理/フルフィルメント
  • プロキュアメント
  • 人事管理(HCM)
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

お問い合わせ

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クラウド型

勘定奉行クラウド

奉行のHP
HPより

2020年版中堅・中小企業のITアプリケーション利用実績と評価レポートにおいて、導入シェアNo.1に選ばれた管理会計システムです。金融機関の入出金明細データとの連携や、領収書、Excelなどから伝票起票を自動化できる機能が搭載されており、会計業務をより簡単に、そしてスピーディにおこなうことができます。

また、財務状況や経営状況を把握しやすい会計帳票や分析帳票、管理会計帳票なども標準的に装備しています。管理会計帳票では、制度会計上の科目体系だけでなく、管理会計用の科目体系・部門体系を自由に設定できるため、企業独自の視点で売上・業績などを分析できます。基本システム構成はニーズに合わせて自由に選べるほか、事業の拡大などに応じて、いつでも追加可能です。

<主な機能>

  • 取引入力
  • 自動起票
  • 会計帳票
  • 分析帳票
  • 管理会計帳票
  • 決算・消費税申告/納税
  • 管理会計機能
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

iAシステム(基本機能)

5万円

約1万3,400円(16万円/年)

クラウド型

iBシステム(iA+多角的分析機能)

6万円

約1万6,700円/月(20万円/年)

クラウド型

iSシステム(iB+管理会計機能

7万円

2万円(24万円/年)

クラウド型

Oracle EPM Cloud-Planning (PBCS)

EPMCloud-PlanningのHP
HPより

全世界10,000社以上、国内1,000社以上導入の実績を持つ管理会計システムです。データ収集から、積み上げ、配賦処理といった各種計算処理、予実管理、シミュレーション、レポート作成まで、幅広い機能が備わっており、管理会計・予算管理の業務効率化・高度化をサポートしてくれます。

Web/Excelフォームで入力した基礎データから生まれた予算・見込みや、会計・販売・在庫等から算出された実績はデータベースで管理され、自由分析や定型レポートといった形で経営状況の見える化を実現します。使い慣れたExcelフォームを利用できるので、管理会計システムを初めて使う方でも直感的に操作できます。

<主な機能>

  • 取引入力・自動起票
  • 会計帳票・分析帳票・管理会計帳票
  • 決算・消費税申告/納税
  • 管理会計機能
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

380万円

1万4,400円/1ユーザー(10ユーザーから提供)

クラウド型

580万円〜

1万4,400円/1ユーザー(10ユーザーから提供)

クラウド型

3,000万円〜

1万4,400円/1ユーザー(10ユーザーから提供)

クラウド型

iDempiere

iDempiereのHP
HPより

さまざまな業務管理機能を無料で利用できるオープンソースのERPです。無料のシステムでありながら、購買管理、在庫管理、販売管理、生産管理、会計管理(財務会計/管理会計)、顧客管理など、一通りの業務機能を備えているため、管理会計での利用が可能です。

購買管理、在庫管理、販売管理でおこなわれた処理を自動仕訳し、多彩な分析軸に基づいて管理会計レポートを作成できます。標準装備されている機能だけでも十分業務の効率化や分析に役立ちますが、プラグインによる機能拡張をおこなえば、ニーズに応じて機能をカスタマイズできるところも大きな特徴です。

<主な機能>

  • 購買管理
  • 在庫管理
  • 販売管理
  • 会計管理
  • 生産管理
  • 顧客管理
  • ワークフロー管理
  • 組織管理
  • 取引先マスタ管理
  • 品目価格管理
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

無料

無料

オンプレミス型

Galileopt NX-Plus

GalileoptのHP
HPより

財務会計のプロフェッショナルとして、長らく中堅・中小企業の経営をサポートしてきたミロク情報サービス社のERPパッケージです。「財務を核としたマネジメントシステム」として、業務効率化だけでなく、ワークフローやBIとのリアルタイム連携による経営の可視化を実現しています。

また、シミュレーション機能を備えた先進的ワークフローや、自由設計可能なデータエントリー、経営状況のモニタリングなど、企業の成長・発展をサポートするための機能も標準搭載されています。Galileopt NX-Plusは、管理会計と制度会計を両立させたシステム「財務大将」をはじめ、販売/仕入管理の「販売大将」や、給与計算・賞与計算などをカバーする「給与大将」といった各種モジュール同士の連携も可能です。

<主な機能>

  • ワークフロー
  • BI
  • スマートレポーティング
  • EIS
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

338万円(財務大将 基本)

無料

オンプレミス型

ALL IN

all-inのHP
HPより

企業経営に必要なすべてのシステムを盛り込んだクラウドサービスです。中小企業の経営に欠かせない顧客管理、営業支援、人事/給与、会計、販売/仕入/在庫管理、グループウェアなどの機能を標準搭載しており、かつ各システムが相互につながっているところが特徴。一度データを入力すると、瞬時に全システムへ反映されるため、取得したデータをリアルタイムに活用することができます。

それぞれのデータをもとに、経営状況を可視化する「コックピット機能」では、経営の現状を把握するために必要な約50の指標がプリセットされているので、一目で経営状況をチェックすることが可能です。表示する指標はニーズに合わせて自由にチョイスできるので、自分だけのコックピットを作成すれば、必要な情報だけを即座に把握できます。日々蓄積されるデータは、すべてクラウド上で運用できるので、企業のサーバーに負担をかける心配はありません。

<主な機能>

  • コックピット機能
  • 顧客管理
  • 営業支援
  • プロジェクト収支管理
  • 集客ツール
  • グループウェア
  • 人事/給与
  • 会計/財務
  • 販売/仕入/在庫
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

10万円

基本料金5万円(3ユーザー分)+サポート料金2万円+追加アカウント料金3,000円/1ユーザー

クラウド型

ProActive

ProActiveのHP
HPより

国産初のERPとして27年の歴史を誇っており、導入実績は6,200社・280の企業グループを超えています。その豊富な実績から得たノウハウを最大限に活かすことで、企業のニーズに対応した導入支援や、有効な機能を提供し続けています。国産ERPならではの特徴として、日本の商習慣への適合性が高い機能や、法改正へのスピーディな対応を掲げており、めまぐるしく変化する環境にもしっかりと対応できる点が挙げられます。

導入支援はもちろん、期間終了のない保守サポートを受けられるところも魅力で、システムを見直す手間や、更新コストを大幅に省くことができます。システム形態は、自社資産として構築できるオンプレミスのほか、月額でERPを使える「SaaS」や、サーバなどの負担を軽減する「マネージドサービス(IaaS)」など、3タイプから自由に選択することが可能です。どれか1つに絞ってもよし、2つ以上の形態を組み合わせて利用することもできるので、自社のニーズに合致したシステム活用をおこなえます。

<主な機能>

  • 財務会計
  • 管理会計
  • 経費管理
  • 資金管理
  • 連結会計
  • 人事管理
  • 給与管理
  • 勤怠管理
  • 販売管理
  • 購買・在庫管理
  • 固定資産管理
<料金>
プラン 初期費用 月額費用 トライアル スマホ対応 システム形態

お問い合わせ

お問い合わせ

クラウド型、オンプレミス型

管理会計システムは自社のニーズに合わせて適切なサービスを選ぼう

管理会計システムの機能や形態はサービスによって大きく異なります。自社に合った管理会計システムを選ぶには、システムを導入する目的や、サービスに対するニーズをしっかり把握しておくことが大切です。特に自社の資産として構築・運用するオンプレミス型の管理会計システムは、初期の導入に多額のコストがかかりますので、慎重に選ぶようにしましょう。初期コストを抑えたいのなら、クラウド型の管理会計システムを利用するのがおすすめです。

また、初めて管理会計システムを導入する場合は、たくさんの高度な機能がついていても、すべて使いこなせない可能性があります。そんなときは、モジュールやオプションを追加できるタイプを選択し、システムに慣れてきた段階で、ニーズに合わせて機能を追加するのもひとつの方法です。管理会計システム選びに迷ったら、候補をいくつかに絞ったうえで資料請求し、予算やニーズを伝えてアドバイスを仰ぐとよいでしょう。

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