無料で使える電子契約サービス7選|無料トライアルやフリープランの詳細も紹介

ビジネスをする上では、さまざまな場面で契約が必要となります。これまで紙面上での契約や押印での契約が主流でしたが、新型コロナウイルスの影響で業務の電子化が進み、電子契約も広く浸透しつつあります。本記事では、無料で利用できる電子契約サービスを紹介します。無料トライアル期間やフリープランのある電子契約サービスの特徴を紹介するため、電子契約サービスの導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

更新日:2021.3.29

無料トライアル期間やフリープランのある電子契約サービス7選

©H_Ko – shutterstock

無料トライアル期間やフリープランのある電子契約サービスを紹介します。それぞれのサービスで特徴も異なるため、自社の事業形態やワークフローに適した電子契約サービスを導入するために、参考になれば幸いです。

BtoBプラットフォーム 契約書

BtoBプラットフォーム 契約書
HPより

BtoBプラットフォーム 契約書は、インフォマート社が提供する電子契約サービスです。
BOXIL SaaS AWARD 2021におけるデジタルシフト部門では1位を受賞しています。また、導入企業はおよそ50万社以上、運用実績は20年以上(※1)を誇り、安心と実績のあるサービスといえます。

BtoBプラットフォーム 契約書の特徴や料金プランについて、詳しくみていきましょう。

※1 BtoBプラットフォームシリーズ

BtoBプラットフォーム 契約書の特徴

BtoBプラットフォーム 契約書を運営するインフォマート社はBtoBプラットフォームを用いて社内や企業間、ビジネスマンなどを結びつけることで、経営状態やビジネススタイルを大きく変えるシステムを提供する事業活動をおこなっています。

BtoBプラットフォーム 契約書ではクラウド上で契約を締結させることができます。契約書にはタイムスタンプや電子署名が付け加えられ、最大5社間の契約をおこなうことができます。また、紙で契約を実施していた文書もクラウド上で管理できるため、契約管理を安全におこなうことが可能です。

機能としては、契約書発行機能、電子契約機能、押印機能など契約締結に必須な機能に加えて、契約書関連付け機能や契約データの一括登録など、契約業務をより効率的にする機能も備えています。

BtoBプラットフォーム 契約書の料金プラン

BtoBプラットフォーム 契約書は「フリープラン」「シルバープラン」「ゴールドプラン」と、3種類の料金プランがあります。すべてのプランにおいてユーザー数は無制限です。1カ月に締結できる電子契約数は、フリープランでは5件です。

一方、シルバープランとゴールドプランでは制限はありませんが、送信件数ごとに50円の費用がかかります。また、1カ月に保管可能な電子契約は、フリープランとシルバープランでは3件までとなっています。一方、ゴールドプランは無制限です。

BtoBプラットフォーム 契約書の料金プランは以下となります。

プラン 月額費用

フリープラン

0円

シルバープラン

10,000円~

ゴールドプラン

30,000円~

SATSIGN

SATSIGNのHP
HPより

SATSIGNの詳細を見る

SATSIGNは、アイテック阪急阪神社が提供する電子契約サービスです。
契約業務をすべて電子化することで、出社して印鑑を押すというような契約業務などをしないで済むため、テレワークを推進することができます。特にSATSIGNは契約書の管理機能が充実しています。

SATSIGNの特徴や料金プランについて、詳しくみていきましょう。

SATSIGNの特徴

SATSIGNを運営するアイテック阪急阪神社は、社会システム事業や医療システム事業、インターネット事業をおこなっています。都市インフラを支えているITを主軸としたシステムやネットワーク、多種多様なソリューションを提供しています。

SATSIGNでは紙の契約書や電子契約書、添付資料も一緒に管理することが可能です。契約書を分類する際に、管理項目の検索キーを自由に設定できるため、契約書の検索も容易におこなうことができます。

機能は主に3つに分類することが可能です。契約登録・承認などの「基本機能」、関連契約表示機能などの「便利機能」、登録履歴の表示やダウンロード、取引管理機能などの「管理機能」があります。これらの機能によって、コストの削減や契約業務効率の向上などが期待できます。

SATSIGNの料金プラン

SATSIGNは「ライトプラン」「スタンダードプラン」の2種類の料金プランがあります。初期費用について、ライトプランでは無料で、スタンダードプランの場合30万円(※1)かかります。両プランともに社内ユーザー数は1,000名、データ量は20GBまで、電子契約締結ごとに100円~の費用がかかります。

ライトプランは近日リリースされるということで現在は利用できません。スタンダードプランではライトプランと比較して、契約書管理機能がしっかり整備されているのが特徴です。

SATSIGNの料金プランは以下となります。

プラン 初期費用 月額費用

ライトプラン

0円

10,000円~

スタンダードプラン

300,000円(※1)

50,000円~

※1 事例紹介に協力することで、初期費用は20万円引きされて10万円となります。

e-sign

e-signのHP
HPより

e-signは、xID社が提供する電子契約サービスで、個人と法人ともに完全に無料で利用できるサービスです。
また、世界中でいつでもどこでも利用することができ、契約数についての制限もありません。

e-signの特徴や料金プランについて、詳しくみていきましょう。

e-signの特徴

e-signは、エストニアで誕生した電子契約サービスです。エストニアは、電子契約などの電子化が進んでおり、「電子国家」と称されることもあります。国家が発行しているデジタルIDカードの普及率は99%です。また、電子署名を実施することで生まれた1年あたりの余暇時間は120時間ともいわれています。

e-signは3ステップで、電子契約が完結できます。
まず、xIDアプリでログインをおこないます。デジタルIDアプリにログインするために、メールアドレスを登録し、マイナンバーカード※1で本人確認を実施します。

次に、e-signに作成した契約書をアップロードし、取引先のメールアドレスを入力します。最後に、xIDアプリでPINコード(※2)を入力し、電子署名をおこなうことで電子契約が可能です。

※1 マイナンバーカードがない場合でも利用することが可能です。
※2 PINコードの代わりにFace IDやTouch IDなどの生体認証も利用することが可能です。

e-signの料金プラン

e-signは永年完全無料で利用することが可能です。契約数も無制限で、すべてのユーザーが無料で利用できます。
不明点や疑問点がある方は公式サイトの問い合わせや資料ダウンロードを利用することをおすすめします。

クラウドサイン(Cloud Sign)

クラウドサインのHP
HPより

クラウドサインは、弁護士ドットコム社が提供する電子契約サービスです。電子契約サービスの累計登録者数がNo.1という実績を持ち、業界でもトップシェアを誇ります。

クラウドサインの特徴や料金プランについて、詳しくみていきましょう。

クラウドサインの特徴

クラウドサインを運営する弁護士ドットコム社は、日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営する会社です。日本の法律に特化した弁護士が監修する電子契約サービスということで、ブランドの信頼性も高いサービスといえます。

クラウドサインでは契約締結時に紙面上でおこなっていた業務を、すべてクラウド上に置き換えることができます。機能としては、書類の作成・送信や電子署名、認証リクエスト機能、チーム管理など、契約締結業務に必要な機能は網羅されています。

クラウドサインの料金プラン

クラウドサインは「Standard」、「Standard Plus」「Business」と、3つの有料プランがあります。送信件数ごとに200円の費用がかかりますが、それぞれユーザー数や送信件数の上限はありません。

「お試しFreeプラン」は、送信件数月5件・ユーザー数1名・電子署名あり、という条件で利用することが可能です。

クラウドサインの料金プラン一覧は以下となります。

プラン 月額費用

お試しFreeプラン

0円

Standard

10,000円~

Standard Plus

20,000円~

Business

100,000円~

クラウドサインの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。

DocuSign(ドキュサイン)

DocuSignのHP
HPより

ドキュサインは、全世界180カ国、50万社以上で利用されている電子署名サービスです。もともとは海外発のサービスなので、多言語に対応しておりグローバルに使用することができます。

ドキュサインの特徴や料金プランについて、詳しくみていきましょう。

ドキュサインの特徴

ドキュサインは海外発のサービスなため、もともとは海外の契約形態や考え方に準拠しています。そのため、グローバル展開をしている企業、外資系企業に向いている電子契約サービスといえるでしょう。

世界中の企業が導入しており、一例としてはApple社やオリンパス社などグローバル展開をしている大企業が挙げられます。サービスとしての信頼性は高く、実績も十分にあります。

書類作成、電子署名、契約ワークフローの自動化など、多くの機能を利用でき、世界標準のセキュリティもあるため安心して利用することができます。

ドキュサインの料金プラン

ドキュサインは無料プランはなく、無料トライアルを30日間利用することが可能です。無料トライアル期間でも、署名できる文書の数に制限はありません。また、署名した文書はドキュサインのクラウドストレージに保管されるため、いつでもアクセスすることができます。

無料トライアル期間に操作性や機能などを確認し、目的に合うようであれば有料プランへ移行するのがおすすめです。

ドキュサインの料金プラン一覧は、以下の通りです。

プラン 月額費用

無料版

0ドル

Personal(個人向け)

10ドル

Standard(企業向け)

25ドル

Business Pro(企業向け)

40ドル

ドキュサインの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。

ニンジャサイン(NINJA SIGN)

NINJASIGNのHP
HPより

ニンジャサインはサイトビジット社が運営する電子契約サービスです。ニンジャサインには、トライアルではなく、無料で使い続けられるプランが用意されています。

ニンジャサインの特徴や料金プランについて、詳しくみていきましょう。

ニンジャサインの特徴

ニンジャサインは、契約書作成から契約締結、保管・管理までワンストップでおこなうことができる電子契約サービスです。導入企業はオールアバウト社やfreee社など実績も豊富で、利用事例も詳細のレポートがWebサイトに公開されているため、参考になるでしょう。

機能は、契約書作成からワークフロー、履歴、電子契約、タイムスタンプ機能、保管、管理機能など、契約締結から保管まで一貫してフォローしています。また、Googleドキュメントに対応している点も特徴といえます。

ニンジャサインの料金プラン

ニンジャサインの料金プランは、「Free」から「Pro Plus」まで幅広く用意されています。5つの料金プランから自社に合ったものを選べるため、自社に最適なプランを選ぶことが可能です。

無料プランは契約書送信件数は月5通・テンプレート登録数は3個といった制限がありますが、契約書送信件数ごとの費用はかからず、無料で使い続けることができます。

ニンジャサインの料金プラン一覧は、以下の通りです。

プラン 月額費用

Free

0円

Light

4,980円~

Light Plus

19,800円~

Pro

50,000円~

Pro Plus

120,000円~

電子印鑑GMOサイン(旧:GMO電子印鑑Agree)

GMOサインのHP
HPより

電子印鑑GMOサインは、GMOの関連会社であるGMOグローバルサイン・ホールディングス社が運営する電子契約サービスです。日本マーケティングリサーチ機構の調査では、法務担当者満足度No.1も獲得しています。

電子印鑑GMOサインの特徴や料金プランついて、詳しくみていきましょう。

電子印鑑GMO(旧:GMO電子印鑑Agree)サインの特徴

電子印鑑GMOサインは、紙やハンコの契約業務を電子化するだけでなく、安心・安全に押印ワークフローをまわす仕組みに強みを持つ電子契約サービスです。

契約印と実印を使い分けるように、2種類の電子契約の署名方法を選ぶことができ、それぞれの企業にあった機能を兼ね備えます。

また、”電子帳簿保存法”にも対応しているため、電子データをそのまま保存することが可能となり、文書管理も効率化することができます。

システム連携については、CRM(顧客管理)システムのSalesforceなど、幅広い業務システムと連携することができ、一貫したビジネスの効率化を実現します。

電子印鑑GMOサイン(旧:GMO電子印鑑Agree)の料金プラン

料金プランについては、無料で始められる「お試しフリープラン」と「契約印&実印プラン」から選ぶことができます。契約印&実印プランとは、電子署名と身元確認済み高度電子署名が利用できるプランです。

お試しフリープランの署名可能数は月5文書・ユーザー数は1名という制限がありますが、契約書の送信料はかかりません。

電子印鑑GMOサインの料金プラン一覧は、以下となります。

プラン 月額費用

お試しフリープラン

0円

契約印&実印プラン

9,680円

電子契約サービスの無料トライアルを利用するメリット

©Polarpx – shutterstock

契約締結を紙上でおこなう場合は、契約書への記載の他にも、押印や社内確認など多くのワークフローが発生し、煩雑になります。このようなワークフローを簡潔にするのが、電子契約サービスです。まずはサービスを利用してみて使用感を試してみることは、大変有意義なことでしょう。

ここでは電子契約サービスの無料トライアルを利用するいくつかのメリットを確認していきます。

サービスが自社のワークフローと合致するか確認することができる

契約締結の流れは、企業によっても、また部署によっても変わる場合があります。そのため、電子契約サービスは、それぞれのワークフローに合った電子契約サービスを選ぶことが重要です。

無料トライアル期間や無料プランを利用することで、サービスの機能や使い方をはじめ、サービスを利用した契約締結までの流れを確認することが可能です。

ワークフローに合った電子契約サービスを選ぶことで、今までの契約締結の流れを変えずに業務効率化を図ることができます。

また、各種機能や操作性などについても、必要なポイントが網羅されているか確認しましょう。有料プランの導入を検討している場合、まずは無料プランを利用してみて、どのプランが最適か検討することがおすすめです。

導入の目的を確認することができる

電子契約サービスを導入する目的は、企業によって異なるでしょう。例えば、契約締結時の手間の削減や、印紙税の削減、契約書の保管をシステム上でおこないたいといった目的が考えられます。

無料トライアルを利用することで、その目的が達成可能か確認することができます。実際に機能を使ってみて、もっとも目的に沿ったサービスを選ぶことができるという点も、無料トライアルを利用するメリットといえるでしょう。

電子契約サービスの無料トライアルやフリープランを利用する際の注意点

©maruco – shutterstock

最後に、電子契約サービスの無料トライアルやフリープランを利用する際の注意点を紹介します。

契約締結は、ビジネスの多くの場面でおこなう重要な業務であるからこそ、電子契約サービスを利用する際は、機能性やセキュリティ面などを十分に確認する必要があります。

無料トライアルの期間や利用上限を確認する

まず、無料トライアルやフリープランでは、利用できる機能や期間に制限があります。多くの場合、主要な機能は使えるようになっていますが、有料プランと異なり、発行件数やユーザー数が最低限となるサービスがほとんどです。

また、送信の際は費用がかかるなど、全て無料でない場合も考えられるため、注意が必要です。

本格的に導入を検討する場合は、無料トライアルで操作性や機能の有無などを確認し、提供されているプランの中でどのプランが自社に最適か見極めましょう。

セキュリティ対策が十分に実施されているか確認する

まずは、セキュリティ面についてしっかりと確認しておくことが重要です。

近年は情報漏洩や不正アクセスなどのニュースも多く、情報管理の徹底が求められています。電子契約サービスを利用する際は、通信の暗号化など、利用するサービスのセキュリティ対策が十分であるかを確認しましょう。

また、電子契約をおこなう場合、電子署名やタイムスタンプへの対応が必要です。インターネット上で安全に契約締結ができる仕組みがあり、信頼できるサービスを選びましょう。

電子契約の活用事例

ここでは、実際の電子契約サービスの活用事例について紹介します。

入社手続きを効率化|e-sign

e-sign導入事例の一つとして、C-mind社について紹介します。C-mind社はコスト削減を目的とした事業をおこなっているベンチャー企業です。主な事業として、定額制で利用できるレンタルプリンターサービス「スリホ」、就活生を支援するリクルートスーツの無料レンタルサービス「カリクル」などが挙げられます。他にもコスト削減コンサルティング事業や人事コンサルティング事業などもおこなっています。

C-mind社では社内での入社手続きにe-signを活用しています。たとえば、雇用契約書や秘密保持契約書、入社するにあたって必要な同意書、誓約書などが挙げられます。e-signの導入によって、雇用契約や秘密保持契約など直接対面することが不要となり、契約にかかるコストの大幅な削減に成功しました。また、電子契約に移行することによって「書く」という作業の手間がなくなったことや、新しいサービスを取り入れていることから新入社員からの評価が良いということもe-signを導入したことによるメリットとなっているようです。

参考:【e-sign導入事例】株式会社C-mind 電子契約で入社手続きを効率化!|e-sign|note

電子契約が不慣れな顧客とも簡単に契約締結|電子印鑑GMOサイン

電子印鑑GMOサインの導入事例の一つとして、オープンハウス社を紹介します。オープンハウス社は、不動産売買の代理や仲介を主な事業としておこなっています。不動産を購入する方は個人の場合が多いため、BtoBにおける電子契約とは勝手が異なります。電子契約に慣れていない顧客でも簡単に使える操作性を備えていることが、電子契約サービスの選定ポイントとなったといいます。

オープンハウス社では、これまで契約を締結する際、顧客が店舗に来店するか郵送で締結する方法が用いられていました。この方法はどちらも時間を要する点が課題でした。そのため、迅速に契約締結できる電子契約サービス電子印鑑GMOサインを導入しました。電子印鑑GMOサインを導入したことによって、契約変更をおこなうたびに顧客が店舗へ来店する手間を解消することに成功しました。従来は、不動産は重要な契約であることから「紙で契約するもの」という認識があったようですが、近年では不動産という契約においても紙媒体から電子契約に移行する場合が増加し、効率よく契約を進めることができるようになったといいます。

参考:電子契約に不慣れなお客さまでも扱える 優しい操作性と丁寧な対応が選定理由|電子印鑑GMOサイン

無料トライアルやフリープランを活用して、契約の電子化を推進しよう

近年ではリモートワークや業務のIT化が進み、Web上で業務を進めることが多くなりました。そのような流れに比例して、電子契約サービスも今後ますます普及していくと予想されます。

電子契約サービスのほとんどは、相手がサービスを導入していなくても利用できるため、導入がしやすく業務効率化にも最適です。まずは無料トライアルやフリープランを活用し、契約業務にかかる手間や時間を削減していきましょう。

その他の電子契約サービスに関しては、以下の記事をご覧ください。

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