ビジネス敬語こんなときなんて言う?シーン別66の言い回し

学生の頃とは違い、ビジネスの世界では社内社外を問わず敬語を使う機会が格段に増えます。その中で間違ったビジネス敬語を使っていると上司やお客様から信頼されなかったり、悪い印象を与え、かなり損をしてしまいます。
今回は普段友達などと話すときとビジネスシーンで話すときに分けてシーン別にまとめてみました。

更新日:2018.6.5

ビジネス敬語シーン別言い回し:挨拶編

がっちり握手するビジネスパートナー
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ビジネスの世界でも普段の生活と同じで挨拶は欠かせません。しかも、普段よりもビジネスでは第一印象は信頼関係を築く上で本当に大切です。

笑顔で明るくに加え、正しい敬語できちんと気持ちよく挨拶することで、相手に良い第一印象を与えましょう。
挨拶くらいできるよという人もその敬語は意外と間違っていたりもします。
今一度、普段使っている言い回しを敬語に直すとどうなるかを確認しておきましょう。

ビジネス敬語シーン別言い回し:挨拶編
普段の言い方 ビジネス敬語での言い方

おはよう

おはようございます

(おはよう以外の挨拶)

お疲れ様です

ただいま

ただいまもどりました
戻ってまいりました

先に帰るね

お先に失礼いたします

元気?

お元気ですか
お元気でいらっしゃいますか

その後どう?

その後いかがですか
その後いかがでいらっしゃいますか

久しぶり

お久しぶりです
ご無沙汰しております

はじめまして、〇〇です

はじめまして、〇〇と申します
初めてお目にかかります、〇〇と申します

これからもよろしくね

今後ともよろしくお願いいたします
今後ともお引き立ての程、よろしくお願いいたします

OK
了解

承知しました
かしこまりました

ビジネス敬語シーン別言い回し:お礼編

ありがとう、プラカードをもってガッツポーズをするビジネスパーソン
©Andrey Popov – Fotolia

どれだけ感謝の気持ちを持ち、伝えたとしても、間違った敬語を使うと気持ちが伝わらないだけでなくビジネスの世界では失礼にあたってしまうこともあります。

相手の厚意に対して正しい敬語で丁寧に感謝の気持ちを伝えることでより相手に感謝の意が伝わります。また、少しむずかしいビジネス敬語も使えるとさらに丁寧さが伝わります。

ビジネス敬語シーン別言い回し:お礼編
普段の言い方 ビジネス敬語での言い方

ありがとう

ありがとうございます
感謝しております

本当にありがとう

誠にありがとうございます
心より感謝申し上げます
お礼の申し上げようもありません

気遣ってくれてありがとう

お気遣いいただきありがとうございます
ご配慮ありがとうございます
ご親切にありがとうございます

教えてくれてありがとう

ご指導いただきありがとうございます
ご教示いただきありがとうございます
ご忠告痛み入ります

手伝ってくれてありがとう

ご協力ありがとうございます
ご支援ありがとうございます
お力添えをいただきましてありがとうございます
ご尽力をいただきましてありがとうございます

すみません

恐れ入ります
恐縮です

おかげで

おかげさまで
お力添えいただき

嬉しい

嬉しく思います
誠に嬉しく存じます
感激しております

ビジネス敬語シーン別言い回し:お詫び編

ノートにごめんと書く人
©mizinra – Fotolia

ミスや失敗は誰にでもあることです。プロのビジネスパーソンでもときに失敗はすると思います。そのようなときは自分の失敗を素直に認め、誠心誠意しっかりと謝りましょう。その誠意を通常の言葉よりもしっかりと表現できるのが敬語です。間違った敬語を使っていると反省、お詫びの気持ちが伝わるどころか、相手を苛立たせたり、不快にしてしまうので注意しましょう。

ビジネス敬語シーン別言い回し:お詫び編
普段の言い方 ビジネス敬語での言い方

ごめんね

すみませんでした
失礼いたしました
申し訳ありませんでした

本当にごめんね

大変申し訳ございませんでした
心よりお詫び申し上げます
お詫びの言葉もありません

反省してるよ

反省しております

本当に反省してるよ

深く反省しております
猛省しております

残念だね

残念でなりません
誠に遺憾です

私のせいだ

私の責任です
不徳の致すところです

恥ずかしい

お恥ずかしい限りです
慚愧の念に堪えません

言い訳もできない

弁解の余地もございません
申し開きのしようもございません

注意不足だった

不行き届きでした

うっかりして

迂闊にも

心配かけたね

ご心配をおかけしました
ご迷惑をおかけしました

大目にみてよ
許して

ご容赦ください
お許しくださいませ
ご寛容くださいますようお願い申し上げます

これから気をつけるね

今後気をつけます
以後、このような事がないようにいたします

面倒をかけちゃって

お手数をおかけして
ご迷惑をおかけして
ご面倒をおかけして

ビジネス敬語シーン別言い回し:依頼編

タブレットを持って説明するビジネスパーソン
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ビジネスの中で上司やお客様のような目上の人に何かこちらからお願いごとをするのはなかなか言いづらく、特に新人の時はためらってしまうものですよね。

しかし、そうしなければいけないシーンは多く存在します。敬語をきちんと使えば上司やお客様も気持ちよく受け入れてくれるでしょう。

ビジネス敬語シーン別言い回し:依頼編
普段の言い方 ビジネス敬語での言い方

お願い

お願いします
お願いいたします

よかったらお願い

もしよろしければ、お願いたします
差支えなければ、お願いいたします

勝手なお願いなんだけど

身勝手なお願いとは承知しておりますが・・・

~してくれる?

~していただけますか
~していただけますでしょうか

~してくれると嬉しいなぁ

~していただけると幸いです
~していただけると幸甚に存じます

~してくれたらなぁ

~していただければと存じます

手伝ってくれない?

お力添えいただけませんか

考えといてくれる?

ご検討いただけますでしょうか

連絡待ってるね

ご連絡をお待ちしております

見てほしいものがあるんだけど

見ていただきたいものがあるのですが・・・
ご覧に入れたいものがあるのですが・・・

暇なときにお願い

お時間がある時にお願いいたします
お手すきの際にお願いいたします

来てくれない?

お立ち寄りください
お越しいただけますか
ご足労願えますか
ご臨席賜りますようお願い申し上げます

いつ空いてる?

ご都合のよろしい日時を教えていただけますか

貸してくれる?

貸していただけますか
拝借できますか

ビジネス敬語シーン別言い回し:質問編

疑問・考えるビジネスパーソンたち
©chombosan – Fotolia

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とういう言葉があります。お客様や上司に分からないところを質問して解決することは良いことです。むしろ目上の人に聞いて学べれば成長のチャンスです。

正しい敬語で丁寧に質問すればきっと温かく教えてくれるはず、臆せずにどんどん質問しましょう。クッション言葉(恐れ入りますが、申し訳ございませんが、など)+疑問形を使うことがポイントです。

ビジネス敬語シーン別言い回し:質問編
普段の言い方 ビジネス敬語での言い方

いま、いい?

ただいま、よろしいでしょうか
少しお時間よろしいでしょうか

ちょっと聞きたいことがあるのだけど

少々お伺いしたいことがあるのですが・・・
少々お尋ねしたいのですが・・・
つかぬことを伺いますが・・・

教えて

お教えいただきたく思います
ご教示お願いいたします

忙しいかもしれないけど教えて

お忙しいところ恐縮ですが、教えていただけますか

~ってことでいいんだよね?

~ということでよろしいでしょうか
~という解釈でよろしいでしょうか
~と理解しておりますが、お間違いないでしょうか

もっと詳しく説明して

もう少し詳しいご説明をいただきたいのですが・・・

どう思ってるの?

どのように思われますか
どのようにお考えですか

~って知ってる?

~についてご存知でしょうか

質問ある人いる?

ご質問がある方はいらっしゃいますか

~について聞いてもいい?

~についてお聞きしてもよろしいでしょうか
~についてお伺いしてもよろしいでしょうか

名前は?

失礼ですが、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか
大変恐縮ですが、お名前をお教え願えますか

ビジネス敬語シーン別言い回し:反論編

職場での言い合い
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もし間違った敬語で目上の人に反論するとかなり失礼にあたります。

目上の人が間違っていたり、反論したいというときは、できるだけ相手の意見を尊重しつつ、自分の意見ははっきりと最後まで言わず、できるだけ濁す形で言うことがポイントです。

決して目上の人である相手が悪い、間違っている、といった否定的な表現で言うのではなく、解決策を提示するようにしましょう。

ビジネス敬語シーン別言い回し:反論編
普段の言い方 ビジネス敬語での言い方

言いたいことはわかるんだけど

おっしゃることは良く分かりますが・・・

違うよ

そのあたりは意見が分かれるところですね・・・
なにか別の選択肢はないでしょうか・・・

~のほうが正しいんじゃない?

私の記憶違いでしたら申し訳ないのですが、~ではないでしょうか

いらない

遠慮しておきます
ご遠慮申し上げます

できない

できかねます
致しかねます
ご要望に沿うことができません
見送らせていただきます

もう時間がない

もう時間がございませんので・・・
期日が差し迫ってまいりましたので

わたし的には

私としましては
私の考えを申し上げますと
おっしゃるとおりですが、私の意見としましては・・・

言いにくいんだけど

大変申し上げにくいのですが
誠に僭越ながら、言わせていただきますと・・・

その意見には反対かな

そのご意見には賛成しかねます

今忙しいんだけど

今、手がふさがっておりますので・・・
今、立て込んでおりますので・・・

シーンに合った正しいビジネス敬語を使いこなそう!

オフィスで談笑する人たち
©FotolEdhar – Fotolia

いかがでしたか。
敬語は難しいと感じる人が多いと思いますが、ビジネス敬語をしっかりと使いこなしてこそ立派なビジネスパーソンです。また、相手との信頼関係を築くことが増えてチャンスも広がります。

ただ、敬語ばかりを多く使うことが必ずしも良いとは限りません。がちがちの敬語だと堅苦しい印象ですよね。ビジネスの世界でもコミュニケーションが重要です。

時と場合によって使いこなし、ビジネスのシーンにあった正しい敬語をしっかりと使っていきましょう。

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