HubSpot CRMの料金や評判などを紹介!無料プランもあり

HubSpot CRMとは、世界120カ国以上で活用されている統合型CRMプラットフォームです。無料で使用できるCRM機能だけでなく、インバウンドマーケティングやカスタマーサポート、営業支援など、多彩なツールが備わっています。それぞれを組み合わせて連携させることで、大きな効果をもたらすこともあります。
今回は、HubSpot CRMの特徴や導入で実現できること、導入にかかる費用などを紹介します。

更新日:2021.8.27

HubSpot CRMとは

hubspot crm
HPより

HubSpot CRMは、世界120カ国以上、10万社が利用する統合型CRMプラットフォームです。

無料で使用できるCRM(顧客管理システム)から、インバウンドマーケティングやカスタマーサービス、営業支援といった、業務に欠かせないツールで構成されたソフトウェアです。低コストで導入できるうえ、外部ツールとの連携も可能なため、業務に関するさまざまなデータを一元管理できます。

また、有料サービスのコンテンツマネジメントをはじめ、業務拡大に応じてソフトウェアのアップグレードも可能です。

HubSpot CRMの特徴|導入で実現できることは?

HubSpot CRMは多機能かつ、分析・レポート作成に特化したCRMです。顧客管理業務に必要な機能を、企業ごとに適した形式でカスタマイズして利用可能です。
測定データのグラフ化など、最適なマーケティングをおこなうための機能も充実しているため、顧客情報管理・分析業務の効率が改善できます。
以下よりHubSpot CRMの特徴や、導入によって実現できることについて紹介します。

CRM機能をまとめたオールインワンパッケージ

HubSpot CRMは、顧客情報の取得や管理ほか、収集した顧客情報の分析やサイト分析など、顧客情報管理に必要なCRMを網羅したオールインワンパッケージです。フォームやチャットボットから取得した顧客情報を蓄積し、コンタクト管理画面からいつでも確認できます。

無料で利用可能な機能が豊富

HubSpot CRMは、100万件のコンタクト管理が可能なデータベースのほか、顧客管理業務に必要な多彩なツールを無料で使用できます。

メールの開封数や添付ファイル、URLのクリック率を確認できるトラッキング機能、ミーティング調整機能、簡単なフォーム作成機能、チャット機能、広告管理機能、レポーティング機能ほか、OutlookやGmailなど、外部ツールとの連携できるため、自社に合ったカスタマイズが可能です。

ダッシュボード上で施策の分析が簡単に可能

HubSpot CRMによって蓄積された測定データは、グラフ化してダッシュボードに表示できます。ダッシュボード上で施策の分析やレポート作成が簡単におこなえるため、最適なマーケティング活動を効率的に実行できます。

HubSpot CRMの機能・使い方

HubSpot CRMには顧客情報の収集や管理だけでなく、SNS広告や取引管理などさまざまな機能が用意されています。使い方もシンプルなので、運用のハードルは低いといえるでしょう。
ここでは、HubSpot CRMがもつ機能の詳細や、その使い方について解説します。

顧客情報の収集

HubSpot CRMでは、プログラミングなどの知識不要で作成できるフォーム機能があります。Webサイトに訪問した顧客に投げかけたい質問をドラッグ&ドロップで配置するだけなので、だれでも簡単にフォームを作成可能できます。

フォーム機能のなかには、Webサイトの任意の位置の表示できるリードフローも搭載されています。まず、顧客の行動を喚起するCTAテキストをコールアウト表示します。クリックするとフォームが表示され、顧客がフォームにメールアドレスや氏名を打ち込んで送信ボタンをクリックすると、サンキューメッセージが表示されます。この3ステップで顧客情報を収集することができます。

Webサイトの訪問者と直接やりとりできるWebチャットでは、訪問者が得たい情報にスムーズに誘導し、ページ離脱による見込み顧客の取りこぼしを防ぎます。

顧客情報の管理

HubSpot CRMは、リード(見込み客)管理など、営業活動に欠かせない顧客情報を一元管理できます。顧客や企業の情報は100万件まで登録可能で、コンタクト画面からアウトコールやメール送信、タスク管理などができます。

また、顧客の基本情報だけでなく、アクティビティ(オンライン行動やフォーム送信など)や営業担当とのやりとりを自動記録します。顧客が所属する企業情報に関しては、HubSpot独自のデータベース「企業インサイト情報」によって自動登録されます。
外部の名刺管理ツールとの連携も可能なため、持っている名刺データも合わせて管理することが可能です。

顧客サポート・コミュニケーション

HubSpot CRMには、顧客とのコミュニケーションを円滑にしたり、顧客をサポートしたりするための機能が搭載されています。

たとえば、「コミュニケーション専用受信トレイ」では、WebチャットやEメールなどで顧客から送られた問い合わせを一元管理できます。OutlookやGmail、チームコミュニケーションツール「Slack」との連携接続をすれば、HubSpotの画面から直接Eメールを送信することも可能です。

顧客の問い合わせに対して、優先順位をつけて整理する「チケット機能」では、最適な担当者の割り当てを効率的におこなえます。

また、顧客へ返信を送るときは、「スニペット機能」が便利です。回答や挨拶によく使用する文言を登録しておくことで、業務の効率化を図ります。特定のテキストと自動で差し込むことができる「パーソナライズトークン」の使用も可能です。

広告機能

HubSpot CRMの広告機能では、Google Adsほか、InstagramやFacebook、LinkedInといったSNSへの広告に対応しています。SNSへのリード獲得広告は、リーチの拡大と新規の見込み客獲得につながります。
広告アカウントをHubSpot CRMに接続すれば、獲得したリード数や顧客数が自動的に紐付けされます。

取引管理

取引管理に便利な「パイプライン管理」は、営業担当が抱えている商談について、取引ステータスをアプローチやプレゼンテーション、クロージングといったセールスプロセスごとに表示する機能です。コンタクト情報から新規取引を作成でき、カスタマイズやセールスプロセスのステージ以降もドラック&ドロップで簡単に操作できます。

セールスプロセスから見込みの高い重要な取引を可視化したり、将来の収益を予測したりすることが可能です。

ダッシュボード機能

ダッシュボード機能とは、「セールスダッシュボード」「サービスダッシュボード」「マーケティングダッシュボード」の3つのダッシュボードに、チーム全体の業績や営業担当者一人ひとりの営業活動や実績を詳細にグラフ化したものが表示される機能です。

月ごとの営業状況や全体の取引額などが視覚的に確認できるため、改善すべき点など、今後の営業活動に活かせるレポートを作成できます。

HubSpotをもっと活用するなら

HubSpot CRMをより幅広い業務に活用したい、機能を充実させたいという場合は、HubSpotシリーズの各ソフトウェアと連携する必要があります。連携することで、各領域の業務効率が大きく改善できるでしょう。4つのソフトウェアの機能や活用方法について、それぞれ紹介します。

Marketing Hub|Webサイトへの訪問者を顧客に転換

HTMLやプログラミングの知識がなくてもライディングページやフォームが作成できます。また、Eメールマーケティングやリード獲得広告の管理、キーワードの分析や提案など、Webサイトへの訪問者を増やし、顧客に転換する機能が搭載されたソフトウェアです。

フォームに入力された問い合わせに対して、フォローアップのEメールを自動送信することも可能です。また、顧客とのメールやチャットを一元管理できる共有の受信トレイでは、チームの共有アドレスを接続できます。

主な機能:ランディングページ、フォーム、フォローアップEメールの自動送信設定、リターゲティング広告、チャットボット、Eメールマーケティング、リストのセグメンテーション、Facebook Messengerとの連携、モバイル最適化、コミュニケーションの受信トレイなど

Sales Hub|顧客情報を効率的に管理

営業活動に関する業務を効率化したり、自動化したりするツールです。営業活動や実績をグラフ化できるレポート作成ダッシュボードや、成約見込みの高い商談を確認して全体の収益を予測できる取引パイプライン、予約可能なミーティング日時を顧客と共有できるミーティング設定など、生産性向上のためのさまざまな機能が備わっています。

主な機能:ドキュメント、ミーティング設定、スニペット、レポート作成ダッシュボード、取引パイプライン、見積もり、取引ステージやタスク、リードローテーションの自動化、タスクキューなど

Service Hub|顧客との関係性の構築を支援

顧客へのサポートを充実させて、顧客満足度の向上や顧客との関係性をより強くするためのカスタマーサービス用ソフトウェアです。顧客とのコミュニケーションを効率化するWebチャットやチャットボット、カスタムボットほか、顧客からの問い合わせをチケットとして管理し、優先順位を決めて整理、担当者を割り当てる機能などを搭載しています。

また、汎用性の高いメール文章を保存して何度も使用できるEメールテンプレートや、よくある質問に対する回答文を保存できるスニペット機能によって、顧客への回答を迅速におこなえます。

主な機能:チケット管理、Webチャット、チャットボット、カスタムボット、Eメールテンプレート、スニペット、コミュニケーションの自動割り当て、担当者の生産性レポート、クローズされたチケットに関するレポート など

CMS Hub|簡単にWebページの作成が可能

特別な知識がなくてもWebサイトの作成や更新ができたり、ホスト管理、カスタマイズが簡単にできるソフトウェアです。ドラッグ&ドロップで作成できるランディングページほか、ブログ用コンテンツの作成、リード転換を促すCTAボタンの作成ほか、開発者が高度なコーディングができるようなツールが揃っています。

主な機能:ドラッグ&ドロップエディター、ランディングページ、CTA、ブログ、レコードのカスタマイズ、HubDBを使用した動的コンテンツ、デザインマネージャー、コンテンツのステージング、カスタムドメインなど

HubSpot CRMの料金

無料で使用できるHubSpot CRMですが、有料版を使用することでさらに充実した機能を使用できます。ツールごとの料金は次のとおりです。プランによって拡張機能が異なるため、自社のビジネスニーズに適したプランを選びましょう。

プラン Starter Professional Enterprise
Marketing Hub 5,400円/月 96,000円/月 38万4,000円/月
Sales Hub 5,400円/月 54,000円/月 14万4,000円/月
Service Hub 5,400円/月 43,200円/月 14万4,000円/月
CMS Hub 32,400円/月 10万8,000円/月

HubSpot CRMの評判

CRMの導入を検討する際、参考となるのが実際の導入事例です。ここでは、HubSpot CRMを導入・利用した企業の成果とHubSpot CRMに対する評価を紹介します。

新規顧客単価1.65倍を実現したブイキューブ社

ブイキューブ社は、2004年から企業の「働き方改革」を支援するサービスを提供しています。
以前はセミナー・展示会など幅広い施策を通して見込み客を獲得していましたが、スムーズな商談に至っていたのは問い合わせが中心で、どの施策がどの程度商談・受注に貢献しているかが判然としませんでした。

そこで、ブイキューブ社ではマーケティングのプラットフォームとしての「インターフェースのシンプルさ」「コンテンツの作成のしやすさ」を大きく評価し、HubSpot CRMを導入しました。

導入後は、ブログの立ち上げによって見込み客を獲得する仕組みを構築し、スムーズなインサイドセールスにつなげています。また、問い合わせをしてきた見込み客のウェブ履歴などからニーズを探り、自社がそのニーズに的確に応えられているかどうかの検証にも役立てています。
HubSpot CRMを活用し、見込み客と顧客に寄り添ったマーケティングを追求した結果、約2年でWebサイトの訪問者・見込み客は以前の約2倍と大きく増加し、新規顧客単価1.65倍に成功したそうです。

参考:マーケティングの見える化で、獲得リード数2倍、新規顧客単価1.65倍へ|株式会社ブイキューブ

大幅な業務効率化に成功したアンカー・ジャパン社

アンカー・ジャパン社は、幅広いデジタル関連製品の開発・製造・販売を行うAnkerグループの日本法人です。
製品数が多いだけでなく、新製品の立ち上げスパンも短いため、HubSpot CRM導入前は日常的なマーケティング業務の負担がかなり大きいものでした。
また、業績が順調に上がるにつれ営業部門・カスタマーサポート部門の対応業務が増加し、複雑化していく問題も抱えていました。

そこで、各部門の業務効率改善を目指してHubspot CRMを導入したところ、マーケティング部門ではツールの統一によって工数の削減とクオリティ向上に成功しています。
また、営業部門では法人からの発注・問い合わせの漏れがゼロになり、カスタマーサポート部門では問い合わせ時のやりとりが平均2.0回から1.6回に削減したそうです。

アンカー・ジャパン社では、HubSpot CRMについて「インバウンドを実践するためのツールとして作られている」「見込み客や顧客に価値提供していくための仕組みが細かいところまで整備されている」と評価しています。

参考:マーケティング、営業、カスタマーサポートの3チームで大幅な業務効率化を実現|アンカー・ジャパン株式会社

HubSpot CRMを使い倒そう

HubSpot CRMは、無料で使用できる高性能・多機能なCRM(顧客情報管理)ソフトウェアです。
インバウンドマーケティングのための機能が備わったMarketing Hub、顧客との関係を強化し、営業活動に貢献するカスタマーサービスツールService Hubなど、HubSpot CRMをより充実したものにするための連携ツールも豊富です。自社の成長や営業状況に合わせたカスタマイズも可能です。

HubSpot CRMの導入によって、営業活動の負担軽減、各業務が抱える問題解決が期待できるでしょう。

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