レンタルサーバーとは?初心者でもレンタルサーバーって借りられる?

自社でサーバーを持たずに、サーバー運営会社のサーバーをレンタルして使うレンタルサーバー。
Web上でビジネスを展開する際に必要だという話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ここでは、そもそもレンタルサーバーとは何なのか、本当にレンタルサーバーを借りる必要があるのかなど、レンタルサーバーに関して気になる疑問を解消します!

サーバーとは?

そもそもサーバーとは何のことなのでしょうか?
インターネット上でサーバーが果たす役割について紹介します。

サーバーとは「受け渡し役」

サーバーとは、データや機能を提供するコンピュータのことです。
私たちがある画像をダウンロードしたり、新しいページに遷移したりする際、そのデータを引き出すための受け渡し役となるのが、サーバーです。
このサーバーがうまく機能しているからこそ、普段私たちはWebサービスを利用したり、ホームページを閲覧したりできます。

サーバーの仕組み

ウェブサービスの仕組み4
トルテオ編集部
  1. クライアントからリクエストが送信される
  2. サーバーはリクエストの内容を解析する
  3. サーバーがクライアントにレスポンスを返す

普段私たちがWebサービスを目にする媒体となるものを、クライアントとよびます。
例えば、Google ChromeやSafariといったブラウザもクライアントの一種です。
サーバーとクライアントが互いにやりとりをすることで、インターネットの裏側を支えています。

また、クライアントはWebページを見る際に、サーバーに「指定したURLのページを開いてください」といった要求を送信します。この要求のことをリクエストといいます。
そうするとサーバー側は、その要求に応じた応答を返します。この応答のことをレスポンスといいます。
クライアントからリクエストが送信され、サーバーからレスポンスが返される、というやりとりを通じてWebサービスは運営されています。

レンタルサーバーとは

レンタルサーバーとはどういったものなのでしょうか?
なぜサーバーをレンタルする必要があるのか、その背景から紹介します。

サーバーをレンタルして使用する

レンタルサーバーとは、借りて利用することができるサーバーのことです。ホスティングサービスとも呼ばれます。
本来、Webサービスを運営したり、自分のホームページを作ったりした際は、自分でサーバーを用意する必要があります。
しかし、自分でサーバーを設置して運営するとなると、多大なコストがかかると同時に、さまざまな知識が必要となるので、その分だけ手間がかかります。

そのためレンタルサーバーを利用することで、コストを低く抑えながら気軽に運営することが可能です。
また、通常レンタルサーバーを介してサーバーを利用する際は、Webサーバーだけでなくメールサーバーなども利用することが可能です。

レンタルサーバーの種類

レンタルサーバーには、その形態別に大きく4種類に分けられます。それぞれ4種類のレンタルサーバーについて紹介します。

専用サーバー

専用サーバー
トルテオ編集部

専用サーバーは、1つのサーバーを1人で使うタイプのレンタルサーバーです。
1つのサーバーをそのまま借りて使うためコストは少しかさみますが、その分自社に合った運用が可能です。また、サーバーの容量も多く使えます。
ただ、サーバーの設定などは自分でおこなう必要があるため、多少の専門的な知識は必要であるといえるでしょう。

共用サーバー

共用サーバー
トルテオ編集部

1つのサーバーを分割して、複数のユーザーで利用するタイプのレンタルサーバーです。
サーバーの設定などはレンタルサーバー会社がおこなってくれるため、それほど詳しい知識は必要ないかもしれません。
ただ、複数のユーザーで1つのサーバーを分割するため、自社にあったカスタマイズはできないと同時に、1ユーザー当たりの容量は少なくなってしまいます。

VPS(仮想専用サーバー)

VPSサーバー
トルテオ編集部

VPSとは、1台のサーバーの中に仮想で専用サーバーを複数作り、その仮想専用サーバーを各々のユーザーが利用するタイプのレンタルサーバーです。専用サーバーと共用サーバーの双方の側面があるといえます。
仮想専用サーバーを自分で運用するため、専用サーバーに比べてコストを抑えながら、自分好みのカスタマイズをすることが可能です。
ただ、サーバーの設定などは自分でおこなう必要があり、ある程度の知識がないと運用することは難しいかもしれません。

レンタルサーバーを利用してブログやホームページを運営するメリット

ブログやホームページを運営する際に、レンタルサーバーを利用するべきか無料のブログサービスを利用するべきか迷ったことがある方も多くいるかもしれません。
ここでは、ブログやホームページを運営している人がどちらの選択肢をとるべきか、双方のメリットを紹介して比較します。

レンタルサーバーを利用するメリット①:自由なカスタマイズが可能

ブログサービスを利用してブログやホームページを運営する際は、デザインや設定にある程度の制限があります。
自分の好きなところにボタンを配置したり、ヘッダーの色やデザインを変えたりしようとすると、ブログサービスではできない場合もあります。
レンタルサーバーを利用して自分でブログやホームページを運営するとなると、自分の好きなデザインに設定可能です。より自分好みのカスタマイズが可能です。

レンタルサーバーを利用するメリット②:ブログやホームページが自分の資産となる

レンタルサーバーを利用して自分でブログやホームページを運営していると、そのサイトはそのまま自分の資産となります。
そのサイトにアクセスしたユーザー数や引用数といった数値は自分の資産となるでしょう。
一方ブログサービスを利用していると、そのサービス運営会社の規則にのっとっていない場合はどれだけ人気のサイトでも公開停止措置を受けたり、またブログ運営会社が倒産してサービスを利用できなくなったりするといったリスクも十分考えられます。

レンタルサーバーを利用して自分のサイトを運営する方が、自分で生み出したコンテンツを自分の資産として還元しやすい環境にあるといえるでしょう。

レンタルサーバーを利用するメリット③:収益を最大化しやすい

自分でサイトを作って収益をあげたいと思っている方も多いでしょう。
その際、自分のサイトに好きなように広告を掲載して、かつその収益もできるだけ多く得たいと思う方も多いかもしれません。

もちろんブログサービスにも広告を載せられないわけではありませんが、後程説明するドメインの関係上、広告選定の制限があったり、また勝手にサービス運営会社が設置した広告が表示されたりすることがある点で、収益を最大化しにくくなることがあります。

ブログサービスを使ってブログやホームページを運営するメリット

次にブログサービスを利用して自分のブログやホームページを運営するメリットを紹介します。ブログサービスにもさまざまなメリットがあります。

ブログサービスを利用するメリット①:コストや手間を抑えられる

基本的にブログサービスを通じたブログやホームページの開設は無料です。
さらに無料ブログサービスに登録するだけで今すぐブログを書き始めることが可能です。
そのため、そもそもレンタルサーバーを契約する必要がなくなるので、コストと手間を大幅に削減することが可能です。

ブログサービスを利用するメリット②:専門的な知識が必要ない

レンタルサーバーを利用してブログやホームページを運営する際は、サーバーの知識やホームページ構築の知識など、多少の専門的な知識が必要になります。
しかしブログサービスではそういった専門的な知識はほとんど必要なく、シンプルかつ使いやすい画面でブログを書き、公開することが可能です。
上のメリットと合わせて、初心者には非常に使いやすいサービスであるといえるでしょう。

ブログサービスを利用するメリット③:初期はPVを集めやすい

無料のブログサービスやホームページサービスには、しばしばそのサービスに付随したSNSやソーシャルブックマークサービスがあります。
このSNSやソーシャルブックマークサービス上では、同じブログサービスを利用している人同士が互いのサイトを見てシェアすることもあるため、初期はPVを獲得しやすいチャンスが広がっています。

こういったコミュニティによる恩恵は、レンタルサーバーを利用してブログやホームページを運営する場合では得られないメリットであるといえるでしょう。

レンタルサーバーの選定ポイント

ここまでレンタルサーバーについて紹介してきましたが、どのレンタルサーバーを選ぶべきか迷われる方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、どういったポイントに注目してレンタルサーバーを利用するべきか、注目ポイントを紹介します。
自分が運営したいホームページやブログ、Webサービスを頭におきながら読み進めることをおすすめします。

レンタルサーバーの選定ポイント①:費用

レンタルサーバーを利用する場合の費用は、大きく分けると初期費用と月額費用の2つに分けられます。
初期費用が高くて月額費用が安いレンタルサーバー会社や、逆に初期費用は安いものの月額費用が高いレンタルサーバー会社など、さまざまな費用体系があります。
予算はどのくらいなのか考慮しながら、各レンタルサーバーの費用をリサーチしておく必要があります。

レンタルサーバーの選定ポイント②:ディスク容量

各レンタルサーバー会社が提供するサーバーのディスク容量も、レンタルサーバーを選定する際の指標の1つであるといえます。
画像ファイルやHTMLファイルをアップする際の容量や、メールサーバーにおけるメールの保存容量、データベースの容量などがこのディスク容量に含まれます。
過度に多いディスク容量のレンタルサーバーを選んでしまうと、その分だけ余計なコストがかかります。

しかしディスク容量が少ないレンタルサーバーを選ぶと、自分のブログやホームページ、Webサービスがうまく運営できなかったりします。
これらを踏まえて適切なディスク容量のレンタルサーバーを選ぶべきでしょう。

レンタルサーバーの選定ポイント③:通信速度

リンクをクリックしたものの、そのWebサイトが表示されるまでに数十秒もかかってしまってストレスになったといった経験はありませんか?
クリック後すぐにWebサイトを表示させるためにも、通信速度がある程度速いサーバーを利用した方が良いでしょう。

多くの人に見てもらうブログやホームページを作るうえで、そのブログやホームページの表示速度が遅くなってしまうと、ユーザーの満足度を下げることにつながります。
あまりにも通信速度が遅いレンタルサーバーを選ばないようにする注意が必要です。

レンタルサーバーの選定ポイント④:サポート対応

各レンタルサーバーがどういったサービス対応をしているのかも事前にチェックしておくべきでしょう。
電話対応が可能なのか、各種データのバックアップは取ってくれるのか、運用のサポートはあるのかなどを各社比較しておき、自分が求めるサポート対応をしてくれるレンタルサーバーを選ぶことも重要です。

レンタルサーバー契約の流れ

続いて、実際にレンタルサーバーを契約するときの流れを紹介します。

登録

まずは自分が求めるレンタルサーバーを選定し、そのレンタルサーバー会社に申し込みをして登録します。個人情報や決済情報などを入力すれば完了です。
また、疑問点は不安な点がある場合はこの段階でレンタルサーバー会社に問い合わせて解消しておくべきでしょう。

ドメインの設定(任意)

Google広告など一部のサービスを利用したい場合は、独自のドメインを取得する必要があります。その際は、登録と同時にドメイン設定をおこないます。
このドメインとは、インターネット上において自分のブログやホームページの場所を示す住所のようなものです。「○○.com」「○○.jp」といったものがドメイン名にあたります。
このドメイン名を設定する際、ほかのWebサイトと同じドメインは設定できなかったりとさまざまな条件があります。

DNS設定

つづいてDNSサーバーの設定をおこないます。
この作業は基本的にレンタルサーバー会社のサポートが入っている場合が多く、そのサポートにしたがって手続きをおこないます。
ここではドメインをDNSサーバーが読み取れるように登録する「ドメインの関連付け」という作業をおこないます。
DNSサーバーについて知りたい方は以下の記事を参照ください。

関連記事:サーバーとは?非IT業界で働く人にもわかりやすく解説してみた

自分に合ったレンタルサーバーの利用を

ここまでレンタルサーバーについて紹介してきましたが、レンタルサーバーを使いこなすためにはさまざまな専門的知識が必要です。
自分に合ったレンタルサーバーを利用して、無駄なコストを省くためにもサーバーの知識がそれほどない場合はブログサービスから始めた方がいいかもしれません。
もっとカスタマイズしたい、専門的な知識があり自分なら大丈夫といった方は自分に合ったレンタルサーバーを選んで、ホームページやブログを運営してみてください。

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