【初心者でもわかる】レンタルサーバーとは|仕組みや選び方をかんたん解説

自社でサーバーを持たずに、サーバー運営会社に借りて利用するレンタルサーバー。Web上でビジネスを展開する際に必要だという話を聞いたことがある方もいるかもしれません。ここでは、そもそもレンタルサーバーとは何なのか、本当にレンタルサーバーを借りる必要があるのかなど、レンタルサーバーについて詳しく解説していきます。

更新日:2019.12.27

【初心者でもわかる】レンタルサーバーとは

【初心者でもわかる】レンタルサーバーとは
©bluebay – shutterstock

レンタルサーバーとは

レンタルサーバーとは、サーバー運営会社から借りて利用することができるサーバーのことです。ホスティングサービスと呼ばれることもあります。
本来、Webサービスを運営したり、自分のホームページを作る際は、自分でサーバーを用意する必要があります。しかし、自分でサーバーを設置して運用するとなると、多大なコストがかかると同時にさまざまな知識が必要となるので、その分だけ手間がかかります。レンタルサーバーを利用することでサーバーの設置方法について学ぶ必要がなくなり、気軽に運営することができます。
また、通常レンタルサーバーを介してサーバーを利用する際は、Webサーバーだけでなくメールサーバーなども利用することもできます。

サーバーとは

サーバーとは、データや機能を提供するコンピュータのことです。私たちがある画像をダウンロードしたり、新しいページに遷移したりする際、そのデータを引き出すための受け渡し役となるのがサーバーです。このサーバーがうまく機能しているからこそ、普段私たちはWebサービスを利用したり、ホームページを閲覧したりすることが出来ているのです。

サーバーの仕組み

普段私たちがWebサービスを目にする媒体となるものを、クライアントとよびます。例えば、Google ChromeやSafariといったブラウザもクライアントの一種です。サーバーとクライアントが互いにやりとりをすることで、インターネットの裏側を支えています。

また、クライアントはWebページを見る際に、サーバーに「指定したURLのページを開いてください」といった要求を送信します。この要求のことをリクエストといいます。そうするとサーバー側は、その要求に応じた応答を返します。この応答のことをレスポンスといいます。クライアントからリクエストが送信され、サーバーからレスポンスが返される、というやりとりを通じてWebサービスは運営されています。

レンタルサーバーの種類

レンタルサーバーの種類
©Virgiliu Obada – shutterstock

レンタルサーバーには、その形態別に大きく3種類に分けられます。それぞれ3種類のレンタルサーバーについて紹介します。

専用サーバー

専用サーバーは、1つのサーバーを1人で使うタイプのレンタルサーバーです。1つのサーバーをそのまま借りて使うためコストは少しかさみますが、他者のWebサイト運営の影響を受けることがありません。また、サーバーの容量も多くつかうことができます。
ただ、サーバーの設定などは自分でおこなう必要があるため、多少の専門的な知識は必要であるといえるでしょう。

共用サーバー

1つのサーバーを分割して、複数のユーザーで利用するタイプのレンタルサーバーです。サーバーの設定などはレンタルサーバー会社がおこなってくれるため、詳しい知識は必要ありません。
ただ、複数のユーザーで1つのサーバーを分割するため、自社にあったカスタマイズはできないと同時に、1ユーザー当たりの容量は少なくなってしまいます。

VPS(仮想専用サーバー)

VPSとは、1台のサーバーの中に仮想で専用サーバーを複数作り、その仮想専用サーバーを各々のユーザーが利用するタイプのレンタルサーバーです。専用サーバーと共用サーバーの双方の側面があるといえます。
仮想専用サーバーを自分で運用するため、専用サーバーに比べてコストを抑えながら、自分好みのカスタマイズをすることができます。ただ、サーバーの設定などは自分でおこなう必要があり、ある程度の知識がないと運用することは難しいかもしれません。

レンタルサーバーを利用してブログやホームページを運営するメリット

レンタルサーバーを利用してブログやホームページを運営するメリット
©Rawpixel.com – shutterstock

ブログやホームページを運営する際に、レンタルサーバーを利用するべきか無料のブログサービスを利用するべきか迷ったことがある方も多くいるかもしれません。ここでは、レンタルサーバーを利用するメリットを紹介します。

自由なカスタマイズが可能

ブログサービスを利用してブログやホームページを運営する際は、デザインや設定にある程度の制限があります。しかしサーバーを利用すると、自分の好きなところにボタンを配置したり、ヘッダーの色やデザインを変えたりすることができます。
このように自在にWebサイトのデザインを調整することで、よりユーザーの趣向に沿ったWebサイトをつくることができます。

ブログやホームページが自分の資産となる

レンタルサーバーを利用して自分でブログやホームページを運営すると、Webサイトにあるコンテンツはそのまま自分の資産となります。ブログサービスのなかには商用利用が禁止されているものがあったり、ブログサービスの運営会社が倒産してしまうことでコンテンツが消去されてしまったりすることも考えられます。
レンタルサーバーを利用して自分のWebサイトを運営する方が、自分で生み出したコンテンツを自分の資産として還元しやすい環境にあるといえるでしょう。

収益を最大化しやすい

自分でサイトを作って収益をあげたいと思っている方も多いでしょう。その際、自分のサイトに好きなように広告を掲載して、かつその収益もできるだけ多く得たいと思う方も多いかもしれません。
もちろんブログサービスにも広告を載せられないわけではありませんが、広告を設定するうえでもブログサービス運営会社の意向によって惑わされてしまうため、思うように収益を上げることができません。
レンタルサーバーを利用して自分のWebサイトを運営すれば、自分の意向で広告を掲載することができるため、思うように収益をつくることができます。

レンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーの選び方
©chanpipat – shutterstock

レンタルサーバーの導入を決めても、どのような基準で選べばいいのかわからない、という方もいるでしょう。ここでは、どのようなポイントに注目してレンタルサーバーを利用するべきかを解説します。自分が運営したいホームページやブログ、Webサイトに必要な機能をイメージしながら導入するサービスを選ぶようにしましょう。

費用

レンタルサーバーを利用する場合の費用は、大きく分けると初期費用と月額費用の2つに分けられます。初期費用が高くて月額費用が安いレンタルサーバー会社や、逆に初期費用は安いものの月額費用が高いレンタルサーバー会社など、さまざまな費用体系があります。
サーバーの費用がWebサイト運営をするうえで負担にならないよう、適切な価格のサービスを選びましょう。

ディスク容量

各レンタルサーバー会社が提供するサーバーのディスク容量も、レンタルサーバーを選定する際の指標の1つであるといえます。
画像ファイルやHTMLファイルをアップする際の容量や、メールサーバーにおけるメールの保存容量、データベースの容量などがこのディスク容量に含まれます。過度に多いディスク容量のレンタルサーバーを選んでしまうと、その分だけ余計なコストがかかります。
しかしディスク容量が少ないレンタルサーバーを選ぶと、自分のブログやホームページ、Webサービスがうまく運営できなかったりします。
これらを踏まえて適切なディスク容量のレンタルサーバーを選ぶべきでしょう。

通信速度

リンクをクリックしたものの、そのWebサイトが表示されるまでに数十秒もかかってしまってストレスになったといった経験はありませんか?
クリック後すぐにWebサイトを表示させるためにも、通信速度がある程度速いサーバーを利用した方が良いでしょう。多くの人に見てもらうブログやホームページを作るうえで、そのブログやホームページの表示速度が遅くなってしまうと、ユーザーの満足度を下げることにつながります。あまりにも通信速度が遅いレンタルサーバーを選ばないようにする注意が必要です。

サポート対応

各レンタルサーバーがどういったサポートをしているのかも事前にチェックしておくべきでしょう。
電話対応が可能なのか、各種データのバックアップは取ってくれるのか、運用のサポートはあるのかなどを各社比較しておき、自分が求めるサポート対応をしてくれるレンタルサーバーを選ぶことも重要です。

マルチドメイン機能

マルチドメイン機能とは、1つのサーバーで複数のWebサイトを運営できる機能です。ブログやWebサイトを立ち上げる際、複数のテーマについてサイトを展開したいということがあるかもしれません。しかし、1つのWebサイトで複数のテーマを扱ってしまうと、Webサイト内の一貫性が損なわれ、ユーザーの利便性を落としてしまうことになります。
このような場合、複数のWebサイトを立ち上げて運営していくことがあります。自分が複数のWebサイトを立ち上げる予定があるのか、あらかじめ想定してレンタルサーバーを選ぶと良いでしょう。

WordPress簡単インストール機能

Webサイトの立ち上げから運用まで、簡単におこなえるCMSというものがあります。数あるCMSのなかでも代表的なものがWordPressです。
レンタルサーバーにはWordPressを1クリックでインストールできる機能を持ち合わせているものもあります。記事コンテンツを作成することでブログ運営をしていく場合、WordPress簡単インストール機能を持ち合わせているレンタルサーバーを導入すると良いでしょう。

レンタルサーバー契約の流れ

レンタルサーバー導入までの流れ
©TippaPatt – shutterstock

続いて、実際にレンタルサーバーを契約するときの流れを紹介します。

登録

まずは自分が求めるレンタルサーバーを選定し、そのレンタルサーバー会社に申し込みをして登録します。個人情報や決済情報などを入力すれば完了です。また、疑問点は不安な点がある場合はこの段階でレンタルサーバー会社に問い合わせて解消しておくべきでしょう。

ドメインの設定(任意)

Google広告など一部のサービスを利用したい場合は、独自のドメインを取得する必要があります。その際は、登録と同時にドメイン設定をおこないます。このドメインとは、インターネット上において自分のブログやホームページの場所を示す住所のようなものです。
「○○.com」「○○.jp」といったものがドメイン名にあたります。このドメイン名を設定する際、ほかのWebサイトと同じドメインは設定できなかったりとさまざまな条件があります。

DNS設定

つづいてDNSサーバーの設定をおこないます。この作業は基本的にレンタルサーバー会社のサポートが入っている場合が多く、そのサポートにしたがって手続きをおこないます。ここではドメインをDNSサーバーが読み取れるように登録する「ドメインの関連付け」という作業をおこないます。DNSサーバーについて知りたい方は以下の記事を参照ください。

個人向けおすすめレンタルサーバー3選

エックスサーバー(XSERVER)

エックスサーバービジネス
HPより

➤公式サイトでチェック

  • 国内No.1シェアを獲得(2019年12月13日時点 Hostadvice.com調べ)
  • エックスサーバー社が独自開発した「Xアクセラレータ」により、高速処理を実現
  • 24時間365日、メール・電話によるサポートを受けられる
料金
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル

X10

3,000円

900円~

10日間

X20

3,000円

1,800円~

10日間

X30

3,000円

3,600円~

10日間

機能
プラン ディスク容量 転送量(※は目安) マルチドメイン WordPress簡単インストール 無料SSL

X10

200GB

70GB/日

無制限

X20

300GB

90GB/日

無制限

X30

400GB

100GB/日

無制限

さくらのレンタルサーバ

さくらのレンタルサーバービジネス
HPより

➤公式サイトでチェック

  • モジュールモードを搭載したことで従来の16倍の処理速度を実現
  • 30種類のフォントを無料で使用できる
  • 空き容量を写真や動画のストレージとして利用できる
料金
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル

ライト

1,048円

131円

2週間

スタンダード

1,048円

524円

2週間

プレミアム

1,048円

1,571円

2週間

ビジネス

5,238円

2,619円

2週間

ビジネスプロ

5,238円

4,714円

2週間

マネージド

49,500円~

13,200円~

機能
プラン ディスク容量 転送量(※は目安) マルチドメイン WordPress簡単インストール 無料SSL

ライト

10GB

40GB/日

20

×

スタンダード

100GB

80GB/日

100

プレミアム

200GB

120GB/日

150

ビジネス

300GB

160GB/日

200

ビジネスプロ

500GB

200GB/日

200

マネージド

700GB

200GB/日

無制限

お名前.com

CPI
HPより

➤公式サイトでチェック

  • ドメイン会社「お名前.com」が運営するレンタルサーバー
  • ホームページ作成ツールをつかえるオプションあり
  • 大容量の転送量
料金
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル

0円

1,300円

機能
プラン ディスク容量 転送量(※は目安) マルチドメイン WordPress簡単インストール 無料SSL

200GB

2.5TB/月

無制限

法人向けおすすめレンタルサーバー3選

エックスサーバービジネス

エックスサーバービジネス
HPより

➤公式サイトでチェック

  • 国内シェアNo.1の実績(2019年12月2日 Hostadvice.com調べ)
  • データを喪失してしまったときのために自動バックアップ機能を搭載
  • サイト移転・各種設定の無料代行サービスあり
料金
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル

B10

15,000円

3,420円~

10日間

B20

15,000円

6,840円~

10日間

B30

15,000円

10,260円~

10日間

エントリー

100,000円

27,000円~

10日間

ハイエンド

200,000円

72,000円~

10日間

機能
プラン ディスク容量 転送量(※は目安) マルチドメイン WordPress簡単インストール 無料SSL

B10

200GB

90GB/日

無制限

B20

300GB

110GB/日

無制限

B30

400GB

120GB/日

無制限

エントリー

500GB

無制限

ハイエンド

1TB

無制限

さくらのレンタルサーバ ビジネス

さくらのレンタルサーバ ビジネス
HPより

➤公式サイトでチェック

  • タスク管理やスケジュール機能を搭載しており、チーム作業に最適化
  • テスト環境で改修の実験ができる
  • 電話・メールでのサポートが無料
料金
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル

ライト

953円

119円

2週間

スタンダード

953円

476円

2週間

プレミアム

953円

1,428円

2週間

ビジネス

4,762円

2381円

2週間

ビジネスプロ

4,762円

4,285円

2週間

マネージド

45,000円~

12,000円~

メールボックス

0円

87円

2週間

機能
プラン ディスク容量 転送量(※は目安) マルチドメイン WordPress簡単インストール 無料SSL

ライト

10GB

40GB/日

20

×

スタンダード

100GB

80GB/日

100

プレミアム

200GB

120GB/日

150

ビジネス

300GB

160GB/日

200

ビジネスプロ

500GB

200GB/日

200

マネージド

700GB

200GB/日

無制限

メールボックス

10GB

20

×

×

CPI

CPI
HPより

➤公式サイトでチェック

  • 30日分のバックアップデータを保存できる
  • 堅牢なセキュリティを保つ機能を多数搭載
  • 20日間の返金保証付き
料金
プラン 初期費用 月額費用 無料トライアル

シェアードプラン

0円~

3,800円~

10日間

マネージドプラン

92,000円~

27,000円~

10日間

ハイブリッドプラン

150,000円

20,000円~

10日間

機能
プラン ディスク容量 転送量(※は目安) マルチドメイン WordPress簡単インストール 無料SSL

シェアードプラン

300GB

10

マネージドプラン

無制限

ハイブリッドプラン

無制限

自分に合ったレンタルサーバーの利用を

いかがでしたか。
今回レンタルサーバーについて解説してきましたが、レンタルサーバーを使いこなすためにはさまざまな専門知識が必要です。Webサイトを運営していきたいと考えていれば、レンタルサーバーを導入して独自のWebサイトをつくっていくと良いでしょう。

より多くのレンタルサーバーのなかから選びたいと考えているかたはこちらをご覧ください。

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