DMPとは?仕組みを理解してマーケティング施策の効果を向上させよう

DMPとは何か知っていますか?DMPを活用することによって、より多くの顧客を集め、アプローチができるようになります。
しかし、DMPについて深く理解していないとマーケティング施策を効果的に運用することは難しいでしょう。
この記事では、DMPを導入することでどのようなメリットがあるのか、導入時の注意点を紹介します。

DMPとは?

DMPとは
©Panchenko Vladimir – shutterstock

DMP(Data Management Platform)とは、Web上で得られた顧客データをまとめたり、分析することによって顧客を管理する仕組みもしくはそのためのプラットフォームのことを指します。
DMPを導入することにより、これまでばらばらに管理されていた顧客の行動や嗜好データを一括にまとめることができるため、マーケティング施策をより効率打ち出せるようになります。

DMPの種類

DMP種類
トルテオ編集部

DMPは、大きく「オープンDMP(パブリックDMP)」と「プライベートDMP」の2つに分けられます。
それぞれが異なる特徴を持っているため、自社のマーケティング施策に合わせて相性が良いものを導入するようにしましょう。

オープンDMP(パブリックDMP)

オープンDMPは、自社以外のデータ保有企業などが提供している顧客のデータ(オーディエンスデータ、※1)を集積、分析してマーケティング施策に活用するためのDMPです。
顧客の自社サイト外での行動を把握できるため、類似した顧客を見つけ、マーケティング施策を展開できることがオープンDMPの強みです。

オープンDMPを活用することで、過去に自社を訪れた顧客がどのように検索して自社サイトにたどり着いたかを知ることができます。
また、そのデータをもとに、似た趣味嗜好を持つ顧客になり得るユーザーを調べることができるため、自社商品に興味を持ってくれそうな潜在層にいち早くアプローチできるようになります。

※1:オーディエンスデータ
Cookieや他社のデータベースを元にしたWeb上の属性情報や行動履歴のこと。年齢、性別、居住地、Webサイトへの訪問履歴、ページの閲覧回数、アプリの稼働時間などがある。

プライベートDMP

プライベートDMPは、自社が独自で保有している顧客に関するデータを蓄積し、管理できるプラットフォームです。
顧客の購入履歴や、自社サイトでの過去の行動を洗い出して分析ができるため、1人ひとりに最適な施策を打つための情報を集めることができます。

また、社内で保有するオーディエンスデータを取り込んだり、自社のCRMと連携したりすることで、包括的な顧客データの管理・分析が可能になります。
会員登録から一度も購入がない顧客に対してパーソナライズメールを配信し、再び関心を引き戻すということもプライベートDMPの活用方法の1つです。

DMPを導入するメリットを紹介

dmpのメリット
©Roobcio – shutterstock

DMPを導入することによって、顧客のデータを集めやすくなるため、今よりも効率的にマーケティング施策を実行できるでしょう。ここでは、そんなDMPを導入するメリットを紹介します。

DMP導入のメリット①:これまでリーチできなかった顧客にアプローチできる

DMPを導入することによって、見込み顧客や、データ分析からわかった新しい属性の顧客など、これまでリーチできなかった顧客に対してアプローチできるようになります。
DMPの強みは集積したデータを分析し、次にどのような顧客が自社製品を求めているかを明らかにできることにあります。

DMP導入のメリット②:さまざまなデータを統合して管理できる

DMPを導入することで、ばらばらに管理していたデータを一元的に管理ができるようになります。
それに加えて、外部データも統合して管理できるようになるため、大局的な視点を持って分析ができるようになります。
これによって、マーケティング施策の効果が上がることが期待できるでしょう。

DMP導入のメリット③:適切なターゲットに適切な施策を打ち出すことができる

DMPを導入することで、顧客の行動を的確に把握できるようになります。
そのため、適切な顧客に適切なアプローチ方法でマーケティング施策を打ち出すことができるようになり、One to Oneマーケティングを推進できるようになります。
これにより、さらに顧客の購買意欲を高めることができ、売上の向上につなげることができるでしょう。

DMP導入のメリット④:顧客像が明確になる

DMPを導入することで、自社サイトでの顧客の行動や、自社サイトまでたどり着いた経路など、さまざまなデータを手に入れることができるようになるため、顧客像を明確にできるようになります。
それによって、これまではそれほどイメージできなかった顧客像をある程度具体的にイメージできるようになり、より顧客に合わせた施策を考えやすくなります。

DMPを購入する際のデメリットや注意点を知ってあらかじめ対策しておこう

DMPは、ただ導入すればいいわけではありません。
メリットが多いシステムではありますが、デメリットや注意点についてもしっかりと把握しておく必要があります。
ここでは、DMPを導入する際に気を付けておかなければならないポイントについてご紹介していきます。

DMP導入の注意点①:コストがかかる

DMPを導入する際には、もちろんそれだけコストがかかります。
具体的には導入費用やアップデート費用、保守メンテナンス費用など、さまざまな費用がかかります。

安易にDMPを導入するのではなく、DMPを導入することで、人的コストを削減できたりマーケティング施策が成功して新たな利益が生まれたりなど、予想される利益がコストを上回るのであれば導入するという合理的な判断のもと、導入を検討しましょう。
もし現在の企業の経営状態に余裕がないのであれば、無理をしてDMPを導入する必要は必ずしもありません。

DMP導入の注意点②:DMPを使いこなせる人材が必要

DMPは導入しただけで成果を出すことができるわけではありません。使いこなして初めて成果を上げることができます。
ただ、このDMPを効果的に使いこなすには、それなりの知識とノウハウを持った人材が必要です。
そのため、DMPを導入するとともに、専門的な知識を持った人材の配置が必須であるということも考慮しておく必要があります。

DMPを導入する際に注目しておきたいポイント

DMP導入のメリット
トルテオ編集部

DMPを最大限に活かしてマーケティング施策を打ち出していきたいと考えている人も多いのではないでしょうか。その前に、ここではDMPを効果的に使いこなすために押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。

DMP導入のポイント①:DMPを導入する目的をしっかり定めておく

あくまでも、DMPはマーケティング施策を打ち出すうえで活用するツールでしかありません。
そもそも、自社のマーケティング施策にはどのような課題があるのかをあらかじめ把握しておきましょう。
そして、その課題を解決するための手段としてDMPを導入する必要があります。

この際、DMPを導入することを目的とするのではなく、なぜDMPを導入するのかを考えましょう。
DMPを使って自社が抱える課題を解決することが最大の目的であるということを意識しておく必要があります。

DMP導入のポイント②:目的に沿った最適なDMPを調査して選定する

ひとえにDMPといっても、さまざまな種類のDMPがあります。
そして、そのそれぞれのDMPにはさまざまな長所や短所があります。
自社が何を目的としてDMPを導入するのかをよく考慮したうえで、その目的にもっとも当てはまるようなDMPを導入するようにしましょう。

DMP導入のポイント③:費用対効果を概算で算出する

自社に合ったDMPを複数選んだら、次に、その機能を活用することで削減される工数や、新たに生まれる利益を概算で算出します。これはある程度で構いません。
そして、その数値がDMPの導入にかかる費用と比べてどれほどプラスになるのかを算出し、費用対効果が高いDMPツールを選びます。
そうすることで、もっとも自社に適したDMPツールを選ぶことができるでしょう。

DMPを活用して、マーケティング施策の効果を上げよう

マーケティング施策を打ち出すうえで、何かしらの課題にぶつかった際は、DMPを導入することで解決ができるかもしれません。
より効果の高いマーケティング活動をおこない、新たな顧客にアプローチするためにも、DMPの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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