五月病の症状となりやすい人、5つの対策まで|なんだかやる気が出ないあなたに

5月の長い連休が終わると、なんだかやる気が出なかったり、気持ちが落ち込みがちになっていたりした経験がある方も多いのではないでしょうか。これがいわゆる五月病の症状です。この記事では五月病の症状から対策までを紹介します。

五月病とは?

五月病とは
©Brian A Jackson – shutterstock

五月病とは、外的要因で気持ちがなんとなく落ち込んでしまうような症状の総称です。
主に新入生や新入社員がなりやすく、4月からの新生活で周りの環境の変化にうまく適応できないときに感じる症状とされています。
五月病という名称は正式な病名ではありません。毎年ゴールデンウィーク明けから、このように気持が落ち込む人が見られるようになるため、五月病という呼び方が定着しています。

五月病の原因

五月病は、環境の変化から心身にストレスがかかることが原因とされています。
新入社員の場合、就職活動を終え、4月から期待に満ちた新社会人の生活が始まります。しかし、社会人と学生にはたくさんの違いがあり、慣れないことの繰り返しで気を張って過ごすことになります。そこに5月の長期休暇を過ごすことで緊張が緩和され、休み明けに仕事に戻ろうとするときに、疲れを感じてしまうのです。
また新入生の場合に関しても、新しい学校生活への期待が現実を上回り、そこで生じたギャップから五月病を発症することがあります。
しかし、五月病のきっかけは、就職や進学に限った話ではなく、転職や部署異動、結婚、引っ越しなどでもなりうるようです。

五月病の主な症状

五月病には心と体、両方に変化がみられることが多いです。
まず精神的な症状としては、気分が落ち込む、感情の浮き沈みが激しい、意味もなくイライラする、何事にもやる気が起きない、などです。
そして身体的な症状としては、寝つきが悪い、めまい、頭痛、倦怠感、などです。

五月病になりやすい人とは?

一般的には、新入社員や新入生など春に環境が大きく変わった人に起こりやすいと言われています。
しかし、先程紹介したように、あらゆる転機においてそのきっかけが潜んでいるということは、誰でも五月病になる可能性があるということです。

五月病の対策

それでは、5月病を予防するための対策はあるのでしょうか。ここでは、五月病にならないよう日々できること、意識したいことを5つの対策として紹介します。

五月病対策①:バランスのよい食事をする

バランスのよい食事をする
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心身の健康を保つために、大事なことは食事・運動・睡眠です。その中でもバランスのよい食事は意識的に取り組んでいく必要があるでしょう。

新社会人の場合、自炊をしようと思っても帰宅時間が遅くなったり、めんどくさくなったりして、つい、コンビニのお弁当やインスタント食品、ファーストフードなどで済ませてしまうこともあるかもしれません。このような食事では、栄養バランスが良いとはいえず、日頃からイライラしやすくなり、さらに生産性を下げることになってしまいます。
普段、食べている食事が自分の体を作り、機能を発揮させることを再認識し、バランスのよい食事を心掛けましょう。

五月病対策②:体を動かす

体を動かす
©lzf – shutterstock

近年、交通機関の発達やスマートフォン普及により、現代人が体を動かす機会は減ってきています。さらに社会人に関しては、デスクワークで1日中座っていたり、長時間労働により体を動かす時間がとれなかったりするなど、運動不足がますます加速するのではないでしょうか。
運動不足の人は、体力の低下や肥満、血行不良など体にさまざまな悪影響が出ます。その中でも血行が悪くなると、体のめぐりが悪くなったり、疲労物質が体内に溜まりやすくなったりして、疲れが取れにくいということにもつながります。

運動をすることは、体力向上や肥満予防だけでなく、心の緊張を緩和することもできます。また、運動をすると眠りにつきやすくなるという効果もあります。日中の業務で頭ばかりが疲れ、体は疲れていないアンバランスな状態では良い眠りがとれず、疲労も回復されません。そのようなことにならないよう日々の運動を心掛けましょう。

五月病対策③:十分な睡眠をとる

十分な睡眠をとる
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十分な睡眠は、日中の集中力を高め、生産性を向上させたり、疲労を回復させたりする効果があります。
忙しい社会人のなかには、休日に「寝だめ」をして睡眠不足を補おうとする人もいるかもしれません。しかし、人は睡眠は溜めることができないとされており、「寝だめ」は睡眠不足解消に有効とはいえないようです。
加えて、いつもより極端に長い睡眠は体内時計の調整がうまくおこなえず、休み明けの目覚めの悪さに影響します。したがって、毎日十分な睡眠をすることが大事なのです。
十分な睡眠をとるための必要な睡眠時間は、人によって異なります。自分がどれくらいの睡眠時間を設けたら心身ともに状態が良くなるのか把握しておくと良いでしょう。

五月病対策④:仕事とプライベートのメリハリをつける

仕事とプライベートのメリハリをつける
©Dudarev Mikhail – shutterstock

4月は、環境の変化によって慣れない日々が続き、自分の時間を十分に確保できている人は少ないのではないでしょうか。しかしながら、意識的に仕事とプライベートを切り分けて、自分のメンタルを管理することも大切です。
オンオフのメリハリをつけるためには、家に仕事を持ち帰らないようにしたり、仕事終わりは趣味や自己啓発に時間を使ったりするなど、さまざまな方法があります。仕事用とプライベート用の洋服を分けたり、メイクを変えてみたりして自分のなかので切り替えスイッチを作るのことも有効です。
自分に合った方法で、オンとオフをうまく切り替えることができるようにしましょう。

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五月病対策⑤:仕事は無理をしないように

仕事は無理をしないように
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新しい環境では、人間関係や業務内容など少なからずストレスを感じるものです。
頑張りすぎて疲れがどっと出てしまうことがないよう、自分のキャパシティを常に把握しておくことが大切です。納期に余裕を持たせたり、仕事の優先順位をつけてその日やるところを明確に決めたりして、自らで仕事のコントロールをできるようにしましょう。
また、わからないことだらけの毎日に不安や焦りを感じることもあるかもしれません。新社会人は、わからないことがあるのは当たり前なので、上司や先輩など周りの人を頼って解消するようにしましょう。

五月病かなと思ったら・・・

「なんか気分が乗らない。五月病かな・・・。」と思ったらどうすればいいのでしょうか。
五月病のような症状を感じたら、まず適度な休息をとり、心をリラックスさせましょう。仕事に追われていても、一旦離れることで結果的に仕事の能率を上げることができるかもしれません。

また自分の周りの誰かが五月病のような症状になっているときには、話を聞き、温かい言葉を掛けてあげましょう。ただし、原因の追究や求められていないアドバイスは相手に更なるストレスを与えてしまう可能性があります。ちょうど良い距離感を保ち、本人が1人で抱え込むことがないよう、コミュニケーションをとってあげることが大切です。

自らのストレスと向き合い、自分に合った方法で解消しよう

いかがでしたか。
五月病はストレスからくる症状です。日頃から上手にストレス発散をおこない、仕事もプライベートもどちらも充実した日々を過ごしていきたいですね。
また新しい環境で、気を張っている人はほんの少し肩の力を抜いてみてください。そして上記で紹介した対策も含め、自分に合った方法で五月病に備えるようにしましょう。

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