【完全版】ビジネスで使えるフレームワークや思考法をまとめてみた

ビジネスの世界にはさまざまなフレームワークが存在します。今回は、日々の業務で使えるさまざまなフレームワークを紹介します。
基本的なものから、少し応用的なものまで取り上げているので、すべて理解できればビジネスパーソンとしてのある程度の下地を整えることができるでしょう。

更新日:2020.3.4

ビジネスフレームワークとは?

そもそも、フレームワーク(framework)とは「枠組み、構造」といった意味をもち、ビジネスフレームワークとは、ビジネス上で使える思考の型や枠組みのことを指します。
ビジネスの場面で遭遇するさまざまな状況においてフレームワークを活用することで、物事を整理・理解しやすくなったり、仕事の処理速度を速くしたりすることができます。

ただ、このフレームワークはあくまでも考えたり調べたりした物事を整理するのに有用なツールです。
フレームワークを活用すればうまくいくというわけではないので、その点には注意が必要です。

この記事で紹介しているビジネスフレームワーク一覧

ビジネスフレームワーク①:MECE

MECEとは
©claudenakagawa – shutterstock

MECEとは、物事を論理的に捉えて整理するために有用な思考法です。「各要素が互いに排反」かつ「各要素の和が全体集合となる」ように物事を整理します。
したがって、MECEに考えるくせをつけることで、分析対象をもれなくダブりなく洗い出すことができ、課題の見落としを防ぐことができます。
また、自分を取り巻く複雑な課題や事象を冷静に整理したり、その課題に対して効果的な解決策を提示したりすることができます。
さらにMECEに物事を考えるコツを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビジネスフレームワーク②:3C分析

3c分析とは
©tiquitaca – shutterstock

3C分析とは、企業が市場戦略を策定する際に用いられるフレームワークです。
3つのCはそれぞれ、「Customer(市場・顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」を指しており、各要素を分析することで自社の経営をより良い方向へ導くためのKSF(成功要因)を導き出します。
この3つの要素について詳しく分析することで、市場戦略を固めるために必要な情報を大体洗い出すことができるので、考え方から考える時間をある程度省くことができるでしょう。
3C分析についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビジネスフレームワーク③:SWOT分析

SWOT分析
©patpitchaya – Adobe Stock

SWOT分析とは、自社の現状把握をしたり、経営戦略を立てたりする際に用いられるフレームワークです。
SWOTはそれぞれ、「Strength(強み)」「Weakness(弱み)」「Opportunity(機会)」「Threat(脅威)」を指しており、各要素について分析することで、自社が取るべき方向性を導き出すことができます。
自社の強みは何なのか、他社の弱みは何なのか、市場環境の状態はどうなっているのかなど、自企業や周りの環境を分析することができます。
また、SWOT分析をより活きたものとして活用するための「クロスSWOT」というフレームワークがあったり、3C分析と組み合わせて活用したりすることができるので、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビジネスフレームワーク④:バリューチェーン分析

バリューチェーン分析
©tumsasedgars – shutterstock

バリューチェーン分析とは、製品が顧客に届くまでの各工程を洗い出し、自社が持つ価値はどんなものか、そしてそれはどこで生み出されているのかを分析するためのフレームワークです。
バリューチェーン分析を活用することで、費用対効果を意識し、自社が持つリソースを最適に配分することができます。
また、競合他社に比べてどこにコストを投下しすぎているのか、はたまたどこに強みがあるのかを把握することができ、今後どうビジネスを展開していくべきかの指針が立てやすくなります。
バリューチェーン分析の使い方や活用事例について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビジネスフレームワーク⑤:5フォース分析

5フォース分析
トルテオ編集部

5フォース分析とは、企業を取り巻く外部の環境を分析し整理することで、その企業が置かれている状況を把握するためのフレームワークです。
この5フォース分析では、5つの脅威(=5forces)について分析します。この5つの脅威とは、「既存競合他社」「売り手の交渉力」「買い手の交渉力」「新規参入の脅威」「代替品の脅威」を指します。
これらの5つの要素を分析し整理することで、自社を取り巻く市場がどれほど魅力的なのかを見積もることができます。また、この5フォース分析は、同様にこれから狙いたい市場や自社と関係のない市場など、ほかの市場においても当てはめることができるため新規事業参入や既存事業撤退を判断する際にも活用することができます。
5フォース分析の使い方やポイント、活用事例について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビジネスフレームワーク⑥:PEST分析

PESTとは
©Rawpixel.com – shutterstock

PEST分析とは、自社を取り巻く外部環境を整理し、マーケティング戦略の立案に活かすためのフレームワークです。
PESTはそれぞれ、「Politics(政治)」「Economy(経済)」「Society(社会)」「Technology(技術)」を指しており、これら4つの側面から分析することで、外部環境・マクロ環境を広く分析することができます。
そしてこの4つの要素から外部環境を分析することで、どこに市場参入のチャンスがあるのか、どの市場は撤退すべきなのかといった判断ができるようになります。新聞やニュースといった日々の情報収集も、このPEST分析の一環であると言えるでしょう。
PEST分析を活用する際のポイントや注意点について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビジネスフレームワーク⑦:STP分析

STP分析とは
©WHYFRAME – shutterstock

STP分析は、自社製品やサービスの位置づけを整理し、競合他社と差別化を図る際に活用できるフレームワークです。
STPはそれぞれ、「Segmentation(セグメンテーション)」「Targeting(ターゲティング)」「Positioning(ポジショニング)」を指します。
このSTP分析を通じて、顧客をニーズごとにカテゴリー化して自社がターゲットとする市場を決定し、自社の製品やサービスが競争優位性を確立できる立ち位置を明確にする必要があります。
そうすることで競合他社とは異なる印象を顧客に植え付けることができ、時には「戦わずして勝つ」ことも可能になります。
STP分析の詳しい使い方や注意点に関しては、以下の記事をご覧ください。

ビジネスフレームワーク⑧:マーケティングミックス4P

4Pとは
©Rawpixel.com – shutterstock

マーケティングミックス4Pは、マーケティングに携わるビジネスパーソンなら必ず押さえておきたいフレームワークです。
4Pはそれぞれ、「Product(製品)」「Price(価格」」「Place(流通)」「Promotion(プロモーション)」を指し、これら4つの要素を考えつつ「自社製品をどのように売り出すか」を検討していきます。
また、近年は顧客視点を踏まえた4Cという新たなフレームワークも広く親しまれています。
4Pの使い方や活用事例、4Cについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビジネスフレームワーク⑨:AIDMAの法則

AIDMAの法則
トルテオ編集部

AIDMAの法則とは、顧客が商品を知るところから購入するに至るまでの一連の流れを法則化した顧客購買行動モデルです。
AIDMAはそれぞれ「Attention(注意)」「Interest(興味)」「Desire(欲求)」「Memory(記憶)」「Action(行動)」を指し、顧客が購入に至るまでの行動を順番に表しています。
このAIDMAの法則をうまく活用することで、顧客がどのタイミングでどんな情報を欲しがっているのか、そしてそのためにはどんな施策が適しているのかをある程度把握することができるでしょう。
必ずしもこのモデル通りに購買活動をするとは限りませんが、このモデルを参考にしつつ、自社製品を顧客が購買するまでの行動を整理する上では有用なフレームワークです。
AIDMAの法則について詳しく知り、マーケティング戦略の立案に活かしたい方は以下の記事をご覧ください。

ビジネスフレームワークを活用して、日々の業務生産性を向上させよう

ビジネスフレームワークを活用することで、複雑な事象や煩雑な問題もきれいに整理することができます。
そして、きれいに物事を整理することができると、正確な理解や適切な判断につながり、業務の生産性向上が期待できるでしょう。
これらフレームワークは知っているか知っていないかで、仕事の質はかなり変わってきます。
ここに挙げたフレームワークの多くは基礎レベルのものなので、マスターしておくことで日々の業務に活かしやすくなるのではないでしょうか。

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