メンタリストDaiGoが説くストレスへの向き合い方、内向的性格を活かす方法とは?

「大事なところで緊張してしまう人」「不安が先行し、行動に移せず、チャンスを逃す人」「失敗をした後、いつまでも引きずってしまう人」と、メンタルの弱さに悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
本書は、日本唯一のメンタリストとして注目を集めたDaiGo氏が、一見、マイナスに捉えられがちな「ストレス」「失敗と挫折」「内向的な性格」を活用して、メンタルを強くするノウハウを紹介しています。

メンタリストDaiGo氏

メンタリストDaiGo氏は、慶応義塾大学在学中に、イギリスの世界的メンタリスト、ダレン・ブラウン氏に影響を受け、メンタリズムの技術を習得しました。その後、日本唯一のメンタリストとしてTV出演をし、現在は、企業向けのコンサルティングやセミナーの開催、プロダクト開発、作家、大学教授としても活動しています。ビジネスや話術から、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにした著書は累計200万部を超えています。加えて、近年はYouTubeやニコニコ動画の配信もおこなっており、科学的に基づいたさまざまな方法論を発信しています。ニコニコ動画でのチャンネル会員数は1位を獲得しており、多方面から注目を集めています。

本書は、メンタリストDaiGo氏が「メンタルを強くして、人生を変えたい」と願っている人に向けて書いたものです。そして本書はこの言葉から始まります。

この本を最後まで読んでいただければ、あなたが感じている自分の「弱さ」こそが、メンタルの「強さ」を作る原材料となることに気が付くでしょう。
強さは、弱さから生まれるのです。
さぁ、ページをめくって、手に入れましょう。強いメンタルを。新しい人生を。

引用:『ストレスを操るメンタル強化術』(著:メンタリストDaiGo)

メンタル強化の基本戦略①:ストレスは味方になる

一般的に、ストレスは極力感じたくないという人が多いかもしれません。これに対し、DaiGo氏は、ストレスは自分にとってプラスになるもので、重要なのはマインドセットだと伝えています。決してストレスを無くそうとしたり、避けようとしたりするのではなく、自分にストレスがかかっていることを認め、向き合い、活用することでストレスを味方につけることができるというのです。

まずは、ストレスは活かせる、味方にできると考えること。その上で、自分にストレスがかかっている事実を受けとめること。

引用:『ストレスを操るメンタル強化術』(著:メンタリストDaiGo)

本書では、スイスのチューリッヒ大学でおこなわれた学生のストレス対応度の実験や、退役軍人のストレス対処法の調査を用いて、ストレスを避けようとする人は精神的に悪い影響を及ぼすという結果を説明しています。つまり、人生を充実させるためには、ストレスがほどよくかかった環境で、逆境を乗り越えたほうが良いということです。

メンタル強化の基本戦略②:失敗や挫折を最高の武器にする

DaiGo氏は失敗を武器にするためには、まず失敗を武器にできない人がどんな人なのかを知ることが必要だと伝えています。DaiGo氏いわく、失敗を武器にできない人は下記の3つのタイプに分けることができるといいます。

  1. 失敗しまくる人
  2. 失敗できない人
  3. 一度失敗したことによって行動できなくなる人

またこの章でDaiGo氏は、当時は失敗したと思っていたことでも、後にその意味合いが変わるということを、自身の大学受験での失敗談を通して示してくれています。

過去の体験の意味というのは、あとからいくらでも変わってしまうのです。
(中略)
ただ、失敗しても、それで終わりではない、そこで行動をやめなければ、思いどおりにいったときよりむしろよい結果になることさえある

引用:『ストレスを操るメンタル強化術』(著:メンタリストDaiGo)

メンタル強化の基本戦略③:内向的な自分の才能を開花させる

内向的な性格というと、世間ではネガティブな印象があり、メンタルも弱いと考えられがちです。したがって外交的な性格のほうが望ましいと思っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、DaiGo氏は、内向的な人はじつは多くの長所を持っていると伝えています。外交的な性格に変化させることが正しいわけではなく、内向的な性格の長所をうまく活用すれば、自分を成長させることができ、強いメンタルを手に入れることができるということです。

内向的な性格の人の特徴としては、外部環境の変化に敏い、自制心が高い、発想力がある、感性が豊かで感受性が高いなどがあげられています。これらの特徴から、DaiGo氏は内向的な性格の人は、考える作業に向いており、計画的に行動し、冷静な判断と自己コントロールができることが長所と言っています。これらの長所を活かせば、内向的な人だからこそ成功できる分野もあるということです。

内向的人間に特有の自制心、深慮深さ、発想力や集中力といった才能を活かすことで、成功を手にすることができるのです。それはメンタルを支える大きな力になるはずです。

引用:『ストレスを操るメンタル強化術』(著:メンタリストDaiGo)

メンタル強化の基本メゾット①:マインドセットを変える

この章からは上記で紹介してきたメンタルを強化するための基本戦力に対して、具体的にどんな行動をしたらいいのかということを紹介しています。
DaiGo氏によると、ストレスを味方にするためには、ストレスをプラスに捉えることが重要だそうです。

ポジティブなマインドセットが行動につながり、自信を生み、雪だるま式にどんどん効果が大きくなっていく

引用:『ストレスを操るメンタル強化術』(著:メンタリストDaiGo)

ここでは例として、苦手な人に対しては、その人から与えられるストレスが自分を強くすると考えてみたり、つらい仕事に直面したときは、この仕事は自分にとって価値があるものだと思い込ませたりすることでストレスに対するマインドセットは大きく変わると紹介しています。
したがって、ストレスをないものだと考えず、自分にかかっているストレスを把握し、それを活用する習慣をつけれるようにしましょう。

メンタル強化の基本メゾット②:記録をとる

失敗や挫折を活かすための具体的な方法として、「記録をとること」を紹介しています。
人間の記憶は不明瞭で、時間が経つにつれて記憶が薄れ、良い思い出だけが残ります。そのために自分が過去にどのような失敗をして、どのように乗り越えたのか、ということを記憶に留めておくのには限度があるそうです。
DaiGo氏は記録をとることの意味や、失敗との向き合い方について、下記のように説いています。

失敗したことがはっきりと認識されていて、その失敗をどのうように解決し、結果として成功につながったのかも認識できなければいけません。そのために、記録が必要なのです。
失敗はその過程の記録をとることによって、初めて活かすことができます。
(中略)
失敗・挫折を武器にしたメンタル強化は、日々の記録という地道な努力によって実現できるのです。

引用:『ストレスを操るメンタル強化術』(著:メンタリストDaiGo)

記録をとっていくうちに、自分がどんなことで失敗するのかパターン化できるようになり、反射的に察知をして、未然に防ぐようになります。このような思考になれば、もう失敗は怖くなくなり、どんどんチャレンジできるマインドが生まれるのです。これがDaiGo氏の伝える失敗や挫折を活かすサイクルです。

メンタル強化の基本メゾット③:孤独な時間を守る

分野を問わず、成功している人の大多数は孤独な時間に才能を育てている。内向的人間は特に、孤独な時間と空間が重要である。

引用:『ストレスを操るメンタル強化術』(著:メンタリストDaiGo)

DaiGo氏は、上記のように内向的な性格の人が実力を発揮させるためには、孤独な時間を守ることが重要だと伝えています。
実際の調査データとして、同じ練習時間でも個人練習をしたグループと集団練習をしたグループでは、個人練習をしたグループのほうが高いパフォーマンスができるという内容が紹介されており、1人でできることは1人でおこなったほうが捗るということが示されています。
しかし、仕事を頼まれたり、付き合いで時間を割かれたりすることもあるかもしれません。孤独な時間を守るためには時には断ることも大切です。
DaiGo氏いわく、自分の能力を発揮させるための環境作りを自分でコントロールできるようになることも重要なのです。

気になるノウハウがあったら、まず実践してみましょう

この本書の最後は、このように締めくくられています。

すぐに結果が出なくても、「できない」と決め付けないでください。
「できない」とは「今できない」という意味でしかないのですから。
あなたが自分の変化を実感できる日が、一刻も早く訪れることを祈っています。

引用:『ストレスを操るメンタル強化術』(著:メンタリストDaiGo)

本書で紹介している方法はどれも明日から実践できるものばかりです。DaiGo氏が伝えるメンタル強化術を実践して、ストレスをメンタル強化にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

ストレスを操るメンタル強化術
  • 著 者メンタリストDaiGo
  • 出版社KADOKAWA
  • 発売日2018/4/2

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