給与前払いサービスとは?仕組みや導入のメリットを紹介!

給料日前にお金を受け取れる「給与前払いサービス」が注目を集めており、従業員への福利厚生の一つとして導入する企業も増えてきました。「前借り」とは異なり、給与前払いサービスには、企業にとっても従業員にとってもメリットがあります。この記事では、給与前払いサービスの仕組みや導入するメリット、サービスを選ぶ際のポイントなどについて解説します。給与前払いサービスの導入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
※本記事は株式会社enigma提供によるスポンサードコンテンツです。

更新日:2021.5.28

この記事は、給与前払いサービス「enigma pay」を提供するenigma社のCEO小口敦士氏に監修いただきました。

小口 敦士

株式会社enigma CEO
青山学院大学を卒業後は株式会社ネオキャリアに就職。クラウドサービスのマーケター及びプロダクトマネージャーを担当。数々の新規事業開発やアライアンスに従事。その後、株式会社enigmaを設立し、代表取締役に就任。

給与前払いサービスとは?

前払いとは
©wutzkohphoto – shutterstock

給与前払いとは、すでに働いた分の給料を、決められた給料日より前に受け取ることです。働いた実績にかかわらず会社から給料を借りる「前借り」とは異なるものです。

また、給与前払いサービスとは、前払いの手続きを効率化してくれるシステムのことを指します。
ここでは給与前払いサービスの概要について紹介します。

給与前払いサービスを利用することで手続きを簡略化できる

給与前払いは、従業員にとっても企業にとっても多くのメリットがありますが、導入するのは簡単ではありません。従業員一人ひとりの前払い申請に対応するためには、それぞれの従業員の勤怠情報を把握したうえで、前払いできる給料を計算したり、残りの金額を管理して規定の給料日に支払ったりする必要があります。これらをすべて手作業でおこなうのは難しいでしょう。かなりの時間と工数がかかり、担当者がストレスを感じたり、ミスが発生したりする可能性もあります。

そこで、給与前払いに対応している企業のなかには、手続きを効率化する給与前払いシステムを導入している企業も多くあります。

さまざまな給与前払いサービスが提供されている

給与前払いに対応する企業が増えたこともあり、さまざまな給与前払いサービスが開発されています。
勤怠管理システムと簡単に連携できる、従業員はPCやスマートフォンからいつでも申請できる、といった便利な機能が搭載された給与前払いサービスも多く存在しているため、自社に合ったサービスを導入するとよいでしょう。

給与前払いサービスの仕組み

給与前払いサービスを利用する前に、仕組みについても理解しておきましょう。
搭載されている機能や細かな使い方などは、利用するサービスによっても異なりますが、ここでは給与前払いサービスを利用する際の流れや、給与前払いサービスの一般的な仕組みについて解説します。画像も見ながらチェックしていきましょう。

給与前払いサービスを利用する際の流れ

給与前払いの仕組み図解
トルテオ編集部

給与前払いサービスを利用する際の一般的な流れは、以下のとおりです。

  1. 勤怠情報や給与情報の連携
  2. 給与前払いの申請
  3. 振込情報の連携
  4. 前払給与の受取
  5. 前払控除をした給与の支払い

以下、それぞれの流れについて簡単に解説します。

(1)勤怠情報や給与情報の連携

給与前払いサービスを利用するためには、従業員の勤怠情報や給与情報をCSVやAPI連携などによって給与前払いシステムに入力します。勤怠システムと給与前払いシステムを連携させることで、勤務日数の把握や前払いできる給与額の算出をおこないます。

(2)給与前払いの申請

従業員が給与の前払いを希望する場合は、システム上で申請をおこないます。
また、PCからの申請だけではなく、スマートフォンアプリに対応している給与前払いシステムもあります。アプリ対応のシステムであれば、いつでもどこでも申請できるため、気軽に利用できるでしょう。

給与前払いサービスでは、「前借り」とは異なり、申請できるのは働いた分の給料のみです。勤怠情報や給与情報と連携されているため、システム上には前払いの上限額が表示されます。
従業員は、前払いの上限額を確認のうえ、希望する金額を決めて申請します。自動で計算されるため、担当者が手作業をするような手間はかかりません。

(3)振込情報の連携

給与前払いサービスを利用するためには、金融機関と振込情報を共有しなければなりません。
前払い費用を預けておくための専用口座を開設するケースもあります。
従業員から申請があった場合は、この口座から給与が支払われます。

(4)前払給与の受取

システム上で申請があった場合、金融機関から従業員の口座へ、前払給与が支払われます。
最短で当日や翌日に振り込まれるというシステムも多いため、急にお金が必要になった場合でも困ることはないでしょう。

(5)前払控除をした給与の支払い

規定の給料日には、前払給与を差し引いた金額を従業員へ支払います。
給与情報を連携しているため、前払い申請の有無の管理や、残りの給与額の計算は自動でおこなわれます。

給与前払いサービスには立替型・事前積立型などがある

給与前払いサービスには、さまざまなタイプがあります。
ここでは、代表的な形式である立替型、事前積立型、企業口座型の仕組みについて解説します。

(1)サービス提供会社が給与を立て替えてくれる「立替型」

立替型は、前払いの申請があった場合に、サービス提供会社が給与を立て替えて従業員へ支払ってくれるタイプのシステムです。導入企業側は、前払いの申請に備えて費用を準備しておく必要がないため、資金運用に無理が生じる心配はありません。そのため立替型は、導入企業の負担が少ない仕組みといえるでしょう。

給与前払いを希望する従業員は、申請金額の3〜6%程度の手数料を支払うのが一般的です。導入企業は、立て替えてもらった給与やシステム利用料などをサービス提供会社へ支払います。

(2)ある程度の資金を前払給与用の企業名義の銀行口座に入金おく「事前入金型」

事前入金型は、前払いの申請に備えて、事前に資金を前払給与用の企業名義の銀行口座へ入金するタイプのシステムです。前払いの申請があった場合は、預けておいた資金から従業員へ給与が支払われます。事前にある程度の資金を預ける必要があるため、資金運用に余裕がある企業に向いているでしょう。

給与前払いサービスを利用すると初期費用や手数料などがかかる

給与支払いサービスを利用するためには、初期費用や月額システム利用料、振込手数料を支払う必要があります。初期費用は無料というサービスもありますが、システムを導入するために10〜20万円の費用が発生するケースもあるため注意しましょう。

月額システム利用料もサービス提供会社によって異なります。無料で利用できるサービスもあれば、月額5,000〜1万円程度かかる場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

振込手数料は、前払いの申請をした従業員が支払います。1回の申請ごとに固定で500〜800円、申請金額の3〜6%など、手数料の設定方法もサービス提供会社によって異なります。サービスを導入する前に確認するとともに、従業員に対して周知しておくことが重要です。

給与前払いサービスに搭載されている便利機能

給与前払いサービスには、さまざまな便利機能が搭載されています。
ここではいくつかの便利機能を紹介するので、サービスを選ぶ際に参考にしてください。

(1)チャージ型のクレジットカードへの入金にも対応している

従業員から給与前払いの申請があった場合、銀行口座への振込だけではなく、チャージ型のクレジットカードなどへ入金してくれるサービスもあります。手数料は口座振込と変わらないケースも多く、従業員としては選択肢が増えるため、利用しやすいシステムといえるでしょう。

(2)申請可能な金額の上限を企業側で設定できる

給与前払いサービスは導入したいけれど、従業員からあまりに多くの申請があると困るという場合は、申請可能な金額の上限を設定できるシステムを導入するとよいでしょう。
従業員ごとの上限金額や送金スケジュールを自由に設定できるシステムもあります。カスタマイズ性の高いシステムであれば、自社のニーズに合った運用を実現できるでしょう。

企業が給与前払いサービスを導入する5つのメリット

メリット
©Viktoryia Rejepova – shutterstock

企業が給与前払いサービスを導入することには、求人応募数の増加を期待できる、求人応募の増加や離職率の低下といったメリットがあります。従業員の働く意欲の向上も期待できるので、導入を検討する価値のあるサービスでしょう。
ここでは、給与前払いサービスのメリットについて詳しく解説します。

1. 求人応募数の増加を期待できる

求人応募数の増加を期待できることは、給与前払いサービスを導入するメリットの一つです。アルバイト求人サイトにおいては、「日払い」や「前払い」といったキーワードで仕事を探す人が増えてきています。

企業として多くの人材を採用するためには、給与前払いサービスを導入して求人サイト内でアピールすることが重要です。求人情報が応募者の目に触れる機会が増え、応募数の増加につながります。人材確保に課題を抱えている場合は、応募数増加のための施策として給与前払いサービスの導入を検討してみるのも一つの手でしょう。

2. 時給を下げて人材を募集できる

給与前払いサービスを導入することで、時給を上げずに求人の魅力度を上げられる場合もあります。
給与の前払いに対応していることは、働く人にとって大きな魅力で前払いに対応していない時給1,050円の求人を出すか、給与前払いサービスを導入してかつ時給1000円の求人を出すか、という2つの選択肢がある際、必ずしも前者の方が求人応募数が多いとは限りません。

給与前払いサービスの導入により、時給競争によらない採用力の強化を図ることが可能です。

3. 離職率の低下を期待できる

従業員の離職率の低下や定着率の向上を期待できることも、給与前払いサービス導入のメリットです。

給料日前に急な出費が重なると、手持ちのお金では足りなくなって友人から借金をしたり、キャッシングサービスを利用したりする従業員もいるでしょう。給与前払いは、従業員に対する福利厚生の一つです。給与前払いサービスがあれば、借金をすることなく、自分の働いた分を給料日よりも前に受け取ることができるので、従業員は安心して使うことができます。

このような福利厚生を充実させることで、従業員満足度の向上や、離職率の低下につなげることができます。

4. 従業員の稼働率向上につながる

アルバイトを採用している企業については、給与前払いシステムを導入することで、従業員の稼働率向上を期待できます。給与前払いは、「前借り」とは異なり、働いた分の給料のみを支給してもらえる仕組みです。

できるだけ出勤日数を増やしておけば、より多くの給料を前払いしてもらえるため、積極的にシフトに入ろうとする気持ちが生まれるでしょう。

5. 給与計算を効率化できる

給与計算を効率化できることも、給与前払いサービスを導入する大きなメリットです。前払いの仕組みを手作業で実現しようとすると、かなりの工数がかかってしまい、担当者がストレスを感じるケースもあります。

そこで給与前払いサービスを導入すれば、従業員からの申請受付、支払える給料の計算、残りの給料の管理などを自動化できるため、給与計算全体を効率的に進められるでしょう。

従業員が給与前払いサービスを利用する2つのメリット

従業員の給与前払いサービスメリット
©LanKogal – shutterstock

給与前払いサービスを導入すれば、企業だけではなく従業員もメリットを得られます。必要に応じて給料を受け取ることができれば急な出費に対応可能でき、給料日前にお金が底をついてしまうことで発生する金銭的なリスクを避けられます。以下では、従業員が給与前払いサービスを利用するメリットを解説します。

1. 急な出費に対応できる

1カ月に1回の給料日を待たなくても、必要に応じて給料を受け取れることは、従業員にとっての一番大きなメリットといえるでしょう。冠婚葬祭や旅行などのイベントにより、急にお金が必要になるケースもあります。

企業が給与前払いサービスを導入していれば、上限はあるものの、好きなタイミングでお金を受け取ることができるため、急な出費で困ることはありません。最短で即日入金されるサービスもあるため、資金計画や娯楽の幅も広がります。

2. 金銭的なリスクを避けられる

金銭的なリスクを避けられることも、従業員のメリットの一つです。給料日前にお金が底をついてしまうと、消費者金融から借金をしたり、キャッシングサービスを利用したりする場合もあります。計画的に利用する場合は問題ありませんが、使いすぎるとカード破産や金銭トラブルにつながるケースもあるため注意が必要です。

企業が提供する給与前払いサービスであれば、高額な利子を請求されることもないため、金銭的なリスクを避けられます。結果として、従業員が長く働くことができるため、企業にとってのメリットともいえるでしょう。

給与前払いサービスの選び方や比較ポイント

比較
©metamorworks – shutterstock

給与前払いサービスと一言でいっても、サービスの機能や仕組み、コストなどの詳細は異なります。
導入する際にとくに注目したほうが良いポイントが、初期費用や手数料、連携している銀行、サポート体制などです。ここでは、選び方のポイントについて詳しく解説します。しっかりとチェックして自社に適したサービスを選びましょう。

1. 給与前払いサービスの導入費用をチェックする

提供会社によっても異なりますが、給与前払いサービスを導入すると、初期費用だけではなく、システムの月額利用料や従業員が前払いを申請したときの手数料などが発生します。初期費用や月額利用料が高すぎると、企業としての負担が大きくなってしまうため注意が必要です。
また、前払い申請時の手数料が高いと、従業員が利用しにくくなる可能性もあるため、注意が必要です。

2. 連携している銀行をチェックする

給与前払いサービスが連携している銀行の種類と数も、重要なチェックポイントです。
給与前払いサービスによって、連携している銀行は異なります。従業員がわざわざ口座を開設する必要があると、利用に手間がかかってしまいます。どの金融機関で利用できるのか、導入前にチェックしておきましょう。

3. サポート体制をチェックする

サービス提供会社によるサポート体制も確認しておきましょう。
とくに初めて給与前払いサービスを利用する場合は、電話やチャットによるサポートを受けられると安心です。不具合が発生したときの対応や使い方の説明など、サポート内容は提供会社によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

給与前払いサービスを福利厚生の一つに!

本記事では、給与前払いサービスの仕組みや導入するメリット、サービスを選ぶ際のポイントなどについて解説しました。給与前払いサービスを導入することで、求人応募数の増加や従業員の定着率向上につながります。

従業員は好きなタイミングで給料を受け取ることができるので、給与前払いサービスは重要な福利厚生の一つといえるでしょう。サービスをうまく活用して、働く環境の改善や企業の魅力向上を図ることが重要です。

enigma payについて(PR)

enigma
HPより

「enigma pay」は、リリースから数年で業界トップクラスの導入社数を誇る給与前払いサービスです。
従業員が数十名単位の企業から、数万名単位の企業まで、業界を問わずさまざまな規模の企業で導入されています。

このenigma payにはリアルタイム振込機能(※1)が搭載されています。
これは、申請をすればタイムラグなく即時に申請分の給料が自分の口座に振り込まれる機能です。
土日祝日を問わず、24時間365日振込に対応しています。

enigma payについて詳しく知りたい方はこちら

※1:リアルタイム振込
金融機関相互間の送金システム「全銀システム」において、即時入金の対応拡大に向けた取り組み(モアタイムシステム)が始まっています。2019年5月7日時点で、全国510の金融機関がこれに参加しています。
enigmaと提携している銀行以外を受取口座としている場合は、当該銀行の全銀システム接続時間内で即時振込を実施されます。

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