DMPツール13選比較!導入の際におさえておきたいポイントも紹介!

データを駆使してマーケティングに活かすためのプラットフォームである、DMP。近年多くの企業がDMPを導入し、マーケティング業務に活かしています。
この記事では、13種類のDMPサービスを紹介します。
DMPを導入する際に押さえておきたいポイントやそれぞれのDMPの特徴について紹介しているので、自社にあったDMPツールを探す際の参考にしてみてください。

DMPとは

DMP(Data Management Platform)とは、Web上で得られた顧客データをまとめたり、分析することによって顧客を管理する仕組みもしくはそのためのプラットフォームのことを指します。
このDMPを導入することで、顧客の行動や嗜好データを一括にまとめることができ、より効率的なマーケティング施策を打ち出すことができるようになります。
DMPについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:DMPとは?仕組みを理解してマーケティング施策の効果を向上させよう

DMPを導入する際に押さえておきたいポイント

DMPを導入する際に押さえておきたいポイント
©Mathias Rosenthal – shutterstock

ここでは、DMPを導入する際におさえておきたいポイントを紹介します。
DMP導入に向けて、何に注目しておくべきなのかを「DMPの種類」「機能」「連携可能な外部ツール」「費用」「サポート体制」の5つの観点から解説します。

パブリックDMPかプライベートDMPか

DMPには、パブリックDMPとプライベートDMPの2種類があります。
パブリックDMPとは、データ・ベンダーなどが収集しているサードパーティ・データ(外部データ)を一元管理するプラットフォームであるのに対して、プライベートDMPは自社が独自で保有しているファーストパーティ・データ(自社のデータ)のみを一元管理するプラットフォームです。
それぞれのDMPで特徴が異なるので、自社がDMPを導入する目的に合わせて最適な方を選ぶ必要があります。

機能

DMPツールによってさまざまな機能があります。広く浅くさまざまな機能を提供しているDMPや、機能の種類は少ないものの、高いレベルの機能を提供しているDMPなど、DMPツールによって搭載されている機能は異なります。
そのため、自社がDMPを導入する目的に合わせて、必要な機能を搭載しているかどうかを確認し、適切なDMPを選定するようにしましょう。

連携できる外部ツール

DMPは、Google Analyticsなどのさまざまな分析ツールと連携することができます。
DMPツールと分析ツールを連携することで、データを一元管理することができ、より精度の高いマーケティング施策を打ち出すことが可能になります。

そのため、今、自社で使っているツールや将来的に使う可能性が高いツールなどと連携できるかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。
もし、それらのツールとDMPを連携できなければ、データの一元管理ができなくなってしまい、DMPを導入することで余計効率が悪くなるという場合もあるので、注意が必要です。

費用

DMPツールを導入するためには当然費用がかかります。
そしてその金額も、DMPツールがどのような機能を搭載しているかによって異なります。

無料で使えるDMPもあれば、数百万単位の非常に高価なDMPもあります。
そのため、DMPツールを導入することで新たに得られると予想される利益と、導入のためにかかるコストのバランスを加味して導入の判断をするようにしましょう。

サポート体制

DMPを導入する際には、導入方法や使い方など、何かしらの疑問点や不明点が出てくるでしょう。
そのため、何かわからないことがあった時にすぐ聞くことができる体制が整っているかどうかをあらかじめ把握しておく必要があります。

多くの場合は、オプションでコンサルタントなどのサポート体制を付けることができるので、DMPに詳しい人がいない場合は検討してみてもいいかもしれません。

DMPツール比較

ここでは、13種類のDMPツールを取り上げて紹介します。
ぜひ自社に合った最適なDMPツールを探す際の参考にしてみてください。

Oracle BlueKai

Oracle BlueKa
HPより

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Oracle BlueKaiは、オラクル社が提供するDMPツールです。自社ECサイトやリアル店舗などにおける既存ユーザーのデータや、Oracle BlueKaiが提供する7億もの膨大なオーディエンス・データなどから理想的なユーザーのターゲティングを実現することが可能です。
また、マーケティング施策に対する分析レポートをリアルタイムで取得することができるので、結果に応じて施策を改善して次のアクションにつなげることができ、効果的かつスピーディにPDCAサイクルを回すことが可能です。

Yahoo! DMP

Yahoo!DMP
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Yahoo! DMPの最大の特徴は、検索エンジンを持つYahoo! JAPANのビックデータを活用できる点です。
ユーザーの購買・閲覧履歴データ、膨大な種類の検索キーワード、圧倒的な総PV数など、さまざまなビッグデータがYahoo! JAPANには蓄積されています。

このような膨大なデータを活用することで、企業にとって理想的なユーザーへのアプローチが可能になります。
またYahoo! JAPANには、さまざまなグループサービスやパートナーメディアがあるため、それらが提供するさまざまな広告配信面を活用できることも大きな特徴といえます。さらに、導入に向けた安心なサポート体制も充実しています。

ADOBE AUDIENCE MANAGER

Adobeaudiencemanager
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ADOBE AUDIENCE MANAGERは、アドビシステムズ社が提供しているDMPツールです。
ADOBE EXPERIENCE CLOUDを含むさまざまなマーケティングテクノロジーとの連携が可能なので、さまざまなツールからデータを集約することで、より理想的なターゲットを洗い出し、そのそれぞれにセグメントをかけてマーケティング施策に移すことができます。
ただ、ADOBE AUDIENCE MANAGERは非常にオープンなDMPである一方で、導入費用が少し高額なため、導入の際にはしっかり費用対効果を吟味したうえで導入するようにしましょう。

juicer

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juicerは、WEBサイトの運用や改善、マーケティング施策に特化したDMPツールです。
自動でのペルソナ分析、NPS(ネットプロモータースコア)の測定、ABテスト、行動分析によるユーザーのスコアリング、ポップアップバナーの作成などさまざまな機能を搭載しています。

またUIが非常にシンプルでわかりやすいので、初心者の方でも利用しやすいDMPツールであるといえるでしょう。
基本プランは無料で利用できますが、追加で機能を付ける場合には、オプションで追加料金がかかります。

b→dash

bdash1
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b→dashは、フロムスクラッチ社が提供している、プライベートDMPです。
広告、WEBサイトのデータ、アプリ、自社EC、実店舗などのさまざまなマーケティング・データの集積・統合機能だけでなく、マーケティング・オートメーション機能や分析機能も兼ね備えています。

そのため、このDMPだけでより効率的なマーケティング施策を実行・推進することが可能です。また、コンサルタントによる導入前後のサポート体制が充実している点も特徴です。
DMP機能だけでなく、マーケティングに関連するさまざまな機能も搭載されていますが、より高いレベルの機能を利用する場合は追加料金を支払い、ほかのツールと連携する必要があります。

アクティブコアマーケティングクラウド

アクティブコアマーケティングクラウド
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アクティブコアマーケティングクラウドは、さまざまなデータを顧客軸で集約し、統合して管理することができるDMPツールです。
多彩な分析や解析をおこない、ユーザーごとに最適なマーケティング施策(One to Oneマーケティング)を打ち出すことが可能です。

マーケティング・オートメーション機能でユーザーへの個別アプローチが自動化されると同時に、機械学習を利用することで、コンバージョンしそうなユーザーを予測して、自動でユーザー・セグメントを作成してくれます。
さらに、LINEと連携することができるため、WEBやメールでのレコメンドに加えて、LINE上でもレコメンドを実施することができます。

Rtoaster

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Rtoasterは、国内最大規模を誇るプライベートDMPであり、ユーザーの行動履歴や属性データなど非常に多くのデータを蓄積することができます。
そして、そのデータを基にしたコンテンツの出し分けやフィルタ設定による細かなセグメント設定も実現可能です。

月額15万円からで利用可能であり、スモールスタートでの導入が可能です。また導入に際しては、タグを設定するだけなので、非常に簡単に導入することが可能です。
オプションでコンサルタントやデータサイエンティストによるサポート体制を付けることも可能です。

MOTHER

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MOTHERは、ブラウザやアプリを横断した広告配信、オーディエンス分析が可能なプライベートDMPです。
膨大な行動履歴や広告配信データ、オーディエンスデータを独自の機会学習エンジンが分析し、精度の高いCTR、CVR、入札勝率を予測することが可能です。
これらの機能を駆使することで、より最適な広告を最適な価格で入札し、広告の費用対効果を最大化を実現することができます。

Select DMP

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Select DMPは、見込み客獲得を目的としたニーズ検知型企業リストを生成することができるB2B特化型のDMPツールです。
約4.7億ユニークブラウザのオーディエンスデータから、任意のターゲットに該当するセグメントを作成することができます。

また、潜在顧客が行動をとった瞬間をとらえて、そのデータを提供してくれるため、やみくもに営業電話をする必要がなく、ニーズ発生に合わせた効率的な営業活動が可能になります。
さらに、こうした生産性の向上により、人件費の削減や人員不足の解消を実現することも期待できます。

AudienceOne®

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AudienceOne®は、月間4.8億ユニークブラウザと1億以上のモバイル広告ID、そして1兆レコード以上の膨大データを保有しており、その膨大なデータを解析して高い精度のサードパーティ・データを提供することができるDMPツールです。
またWebサイト上のユーザーの行動データやCRM、広告配信結果、パネルアンケート結果など、さまざまなデータを統合し、分析・可視化することができます。
さらに、地図情報システムと連携を図り、IPアドレスと実際の位置情報データを連携させることもできるため、指定地域への広告出稿も可能になります。

diip®

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diip®は、高度な分析機能とキャンペーン管理機能を持つDMPツールです。
オンラインやオフラインを問わず、さまざまなデータを統合し、管理・分析することで、1人ひとりのユーザーに最適なOne to Oneマーケティングを実現することができます。
よりスピーディにマーケティング施策のPDCAサイクルを回すことができるDMPツールです。

Cxense DMP

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Cxense DMPの最大の特徴は、ファーストパーティ・データからサードパーティ・データまでを統合し、分析することで、1人ひとりのユーザーの直近の興味・関心などを理解して、最適なセグメントを作成することができる点です。

またCxense DMPはPC、スマホやタブレットなどさまざまなデバイスやサイトからリアルタイムでデータの自動収集が可能なので、ユーザーが求めているものをリアルタイムで把握し、それに合わせた施策を打ち出すことが可能です。
そのため、ユーザーのエンゲージメントを高めることができ、ひいてはユーザーのロイヤリティ化を目指すことができるでしょう。

GenieeDMP

geniee
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GenieeDMPは、WEB対応とアプリ対応の2種類のDMPツールを提供しています。アプリ版では、アプリの起動率や継続率などアプリの使用頻度やアプリ内課金、各種イベント接触数などの行動履歴を可視化することができます。
さらに、どのアドネットワークに広告を出すと顧客生涯価値(LTV)や広告収益が最大化するかといったデータも可視化することができます。

一方、WEB版では、膨大なオーディエンス・データを分析や広告配信に活用することが可能です。
また、自社サイトへの流入キーワード解析や、サードパーティのサーチワード解析も可能です。

自社に合ったDMPの活用を!

DMPといってもツールによってさまざまな機能を備えており、それぞれ特徴が異なります。
自社の業務体系や業種によって最適なDMPは異なってくるので、上で紹介したポイントを意識しながら、最適なDMPを導入できるようにしましょう。

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