なぜビジネス用語は英語ばかりなのか?3つの要因と覚えておくべきビジネス用語100選!

新入社員や若手社会人の皆さん。「ビジネス用語は英語ばかりでよくわからない!」そう思ったこと、一度はありますよね。
仕事を頑張りたいと思っていても、上司や先輩の指示がわからないと困惑してしまうでしょう。
そんなあなたのために、仕事で使うビジネス用語を紹介します。これを読んで、あなたもビジネス用語を使いこなせるようになりましょう。

ビジネス用語を知らないと・・・

ビジネス用語を知らないと・・
©Nattakorn_Maneerat – shutterstock

とある先輩との会話で、突然出てきた英語のビジネス用語に「どういう意味だろう・・・。」と思ったことはありませんか。
そして、その単語に気を取られているうちに話が進み、「結局、話の内容が理解できなかった。」という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
上司や先輩が話すビジネス用語の意味を理解していないと、彼らの話を正しく理解し、行動に移すことができません。

ビジネス用語のボキャブラリーを増やしておくことは、社会人として円滑なコミュニケーションを取るためにも重要です。
ビジネスの基礎力を高めるためにも、よく使われるビジネス用語は覚えておき仕事に活かしていきましょう。

なぜ、ビジネス用語は英語ばかりなの?

なぜビジネス用語は英語ばかりなのか
©ESB Professional – shutterstock

そもそも、なぜビジネス用語は英語ばかりなのでしょうか。
日本人同士で話すのなら、日本語に訳して使われてもいいはずです。しかし、実際には多くのビジネス用語が英語のまま使われています。
英語が多く使われているのには以下に挙げたような要因があると考えられます。

かっこいいから・かっこつけたいから

新入社員や若手社会人からすると、ビジネス用語を使いこなす上司や先輩がかっこよく見えたりするものです。
上司や先輩のように自然にビジネス用語が使えたら、と思うとわくわくしますよね。
例えば、「説明する」というよりも「レクチャーする」と言う方がかっこよく思えるのではないでしょうか。

上司や先輩も同じように、新卒のころはビジネス用語に憧れて使うようになったのかも知れません。
しかし、過剰に英語のビジネス用語を使うことは、相手に不快感を与えてしまいかねないので注意が必要です

海外の考え方・概念を取り入れているから

ビジネス用語に英語が多い理由として、ビジネスの研究は海外の方が進んでいる、ということが考えられます。
アメリカで人気を博した書籍が日本に持ち込まれて広まっていくことも多くあります。例えばこちらの『GRIT』。

やり抜く力 GRIT(グリット) 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
  • 著 者アンジェラ・ダックワース
  • 出版社ダイヤモンド社
  • 発売日2016/9/9

本書のなかで、「グリット」は「やり抜く力」と訳されています。
しかし、普段の会話のなかで「やり抜く力」という表現は少し使いにくいですよね。

実際のビジネスの場でも、「君はグリットがあるから必ず伸びるよ。」「こうゆう厳しい状況でこそグリットを発揮するんだ。」というように使われています。
ほかにも「ジュニアボード」「オンボーディング」「ロングテール」などが、英語での表現がそのままビジネス用語として使われています。

日本語にしにくい外来語だから

外国から持ち込まれたビジネス用語のなかにも、日本語に翻訳できるものとそうでないものがあります。
例えば、よく使われるビジネス用語に「アイスブレイク」という言葉があります。
これは「緊張をほぐすためのきっかけ」という意味で使われますが、これを的確に言い表す日本語がありません。

このように、翻訳しにくい外国語がそのままカタカナで使われていることもあります。
ほかにも「エンゲージメント」「コンプライアンス」「ブレインストーミング」などが、日本語にしにくいことから英語のままビジネス用語として使われています。

知らなきゃまずい!?大学生でもわかる英語のビジネス用語30選(難易度:★☆☆☆☆)

ビジネス用語レベル1
©Viorel Sima – shutterstock

それでは、覚えておきたいビジネス用語を難易度順に紹介していきます。
まずは、難易度レベル1の英語のビジネス用語です。
本来の英語の意味がそのまま使われいてるものも多く、大学生でも知っていておかしくないレベルのビジネス用語です。
社会人であれば、ここで紹介している用語は当然のものとして覚えておきましょう。

アイスブレイク

緊張をほぐすこと。その方法。
面談や商談、研修など、互いに知らない人同士が集まる場において、その後の会合を円滑に進行するためにおこなわれます。

「今日の研修はグループワークをおこないます。まずは参加者同士の親交を深めるべく、アイスブレイクとしてじゃんけん大会をしましょう!」

アジェンダ

議題。協議事項。予定表。
会議や会合の場において、進行を示すときに使われます。アジェンダに対して、会議の内容を記録したものを議事録といいます。

「まずはじめに、配布した資料のアジェンダをご覧ください。ご覧の流れで進行していきます。また、本日の会議のゴールは、新卒育成の方針を固めることです。短い時間ですが、どうぞよろしくお願いします。」

アポイント

商談や面談の約束のこと。
省略して「アポ」ということもあります。「テレアポ」というと、電話で商談や面談の約束を取り付けることを指します。

「営業部に配属された新入社員には、商材研修、テレアポ研修、商談研修と教育プログラムが用意されている。」
「田中くん、来週のアポイントに備えて資料を準備しておいて。」

イノベーション

革新。
これまでにない商品やサービスが生まれたとき、新たな生産技術が誕生したとき、新たな市場が生まれたとき、などに使われます。

「我々はベンチャー企業です。常に新しい技術や市場の変化に目を向けて、業界にイノベーションを起こさなければなりません。」

インセンティブ

動機。誘因。報奨金。
人のやる気を引き起こさせるものを指します。一般的には、目標の達成度合いに応じた報奨金を指すことが多いです。また、旅行や昇給昇格なども挙げられます。

「今月はインセンティブが入った!パーッと焼肉に行こう!」
「斎藤さんって、いつもモチベーションが高いけど、何があなたのインセンティブになってるの?」

エビデンス

証拠。根拠。
発言や文書の正しさや正確さなどを証明するためのものです。ビジネスでは取引や金銭のやり取りを裏付けるものとして、契約書や請求書、領収書などがエビデンスとして用いられます。

「昨日、提出してもらった資料なんだけど、1つ気になるところがあるんだよね。ここの部分はなんでこう言えるの?エビデンスはある?」

オペレーション

機械の操作。作業手順。組織の運営。
ビジネスで使われる場合、一連の工程における作業やその工程全体のことを指します。また、中央銀行がおこなう市場操作という意味もあります。

「会社が大きくなるにつれてオペレーションが複雑になっていくね。各現場でのオペレーションからできる限り単純化できるように再整備していこう。」

コストパフォーマンス

費用対効果。
かかる費用に対して商品・サービスから得られる効果・メリットの良し悪しを表すときに使われます。「コスパ」と略されることもあります。

「あそこのランチはコスパがいい。1,000円で定食とデザート、コーヒーまでセットになっている。それだけでなく、店員さんの対応も気持ちがいい。」

コミットメント

約束。誓い。
理念や目標を掲げるときなどに使われます。また、約束すること、誓うことを「コミットする」といいます。

「目標達成に向けてコミットしていきます。」
「私たちは『顧客の自己実現』をコミットメントに掲げています。」

コンプライアンス

法令遵守。
企業が法令を守ることを意味します。近年では、法令だけでなく、社会規範やモラルを守ることも求められています。「コンプラ」と略されます。

「最近は悪いことをすると、すぐにSNSで拡散されちゃうから、社内のコンプラが厳しくなってるよね。」
「全従業員にコンプライアンスにそった行動を徹底させよう。」

サマリー

要約。概要。
情報の要点をまとめたもの、データから集計されたものを指します。また、要約することを「サマる」ということもあります。

「今回は、このような経緯になります。先程の説明は、手元のサマリーでご確認ください。」
「山田くん、さっきの打ち合わせ内容、チームへの共有のためにサマっておいて。」

シナジー

相乗効果。
それぞれ個別に得られる効果よりも、複数が合わさったときに、それらの総和以上の効果を得られることを指します。事業や商品・サービス、人に対しても使われます。

「チームで仕事をすると、意見がぶつかることもある。だけど、チームでやるからこそ生まれるシナジーもあるんだよ。」

ショート

不足。短さ。
ビジネスでは、モノやお金が不足すること、目標値に対して実績値が下回ることを表すときに使われます。

「新規事業が想定よりもコストがかかり、資金がショートしそうです。」
「月初に掲げた目標から100万円ショートしてしまいました。」

スケール

ものさし。規模。大きさ。
ビジネスでは、事業規模や視野の広さ、その尺度を表すときに使われます。また、「スケールする」という場合は、規模を拡大していくことを意味します。

「新しく部長になった山田さん、やっぱりスケールが違うな!」
「この1年で、良い具合に事業を立ち上げることができた。来期はスケールしていこう。」

スポンサー

協賛企業。後援者・後援団体。広告主。
スポンサーとなる企業・団体・個人は、主に広報やブランディング、資金援助を目的としています。また、広告業界では、広告主を指します。

「東京オリンピックのスポンサーには、世界的な企業が名を連ねている。」
「次回のイベントに向けて、スポンサーシッププログラムを作って、支援者を募ろう!」

タイト

密着している。厳しい。
ビジネスでは主に、納期までの時間がわずかしかないときなどに使われます。また、隣り合うもの同士の距離が近いときなどにも使われます。

「今度の幹部合宿は議題が多くて、朝から晩までタイトなスケジュールだな。これでは温泉は楽しめなさそうだ。」
「細身のスーツが流行っているが、過度にタイトなスーツは避けるべきだ。」

タスク

やるべき仕事。課題。
業務を細分化したときの単位として使われます。細分化することで業務の進捗度合いを把握することができます。

「タスクの抜け漏れを無くすには、自分のタスクを洗い出しておくこと、そして毎朝その日にやるべきタスクを決めることだよ。」
「この業務をタスクベースにすると、4つに分けられるので、4人で分担して進めよう。」

ナレッジ

知識。有益な情報。
「ナレッジマネジメント」というと、業務で身に付けた専門知識などを蓄積、活用、共有することを指します。また、「ナレッジシェア」というと、学んだことを体系的にまとめチームに還元することを指します。

「チームのメンバーが増えてきたし、今までおこなってきた施策を一般化してナレッジを溜めていこう。」
「先日参加したのセミナーでの学びを、ナレッジシェアします。」

ニーズ

需要。要求。
マーケティングの基本的な用語の1つです。欲求が満たされていない状態や必要なものが欠乏している状態を指します。

「営業の仕事は自社の商品を売り込むことではありません。お客様の本質的なニーズを引き出して解決することが営業の仕事です。」

バッファ

ゆとり。余裕。緩衝器。
衝撃を和らげるものという意味から転じ、ゆとりや緩衝という意味で使われます。ビジネスでは、時間や空間にゆとりを持つとき、在庫や人員を多めに見積もるとき、複雑な人間関係の間に入るときなどに使われます。

「この案件はすごく重要だから、絶対に納期に遅れられない。もしもに備えて、スケジュールにバッファを設けておこう。」
「A社の新商品の売れ行きが好調だ。来月分はバッファをもって発注しておこう。」

バリュー

価値。
企業や商品・サービスが生み出す価値、その人が発揮する価値など、さまざまなものを対象に使われます。

「商品が持つバリューを伝えるだけのビジネスマンではだめだよ。君自身のバリューも少しずつ磨いていこう。」
「我々のバリューは、『熱意と誠意でお客様に向き合うこと』だ。」

ビジネスモデル

事業の仕組みのこと。
どのような顧客に価値を提供するのか、顧客に対してどのように商品・サービスを提供するのか、どのように収益をあげるのかなど、事業の仕組みを構造的に組み立てたものを指します。

「新しいサービスが出てきたら、まずはビジネスモデルがどうなっているか把握すると、その事業が理解できるよ。」

ファクトベース

事実に基づいていること。
ビジネスでは経験や憶測ではなく、正しい情報、正確なデータに基づいた判断が求められます。

「意見を主張したいときは、自分の考えだけじゃなくて、ファクトベースで論理的に伝えなきゃいけないよ。」

フィードバック

他者からの評価、意見のこと。
顧客から自社の商品・サービスに対する改善要望を受けたり、上司や同僚から自身の行動・成果に対する指導を受けたりすることを指します。

「これまでみてきた後輩の中でも、成長した人に共通していたのは、積極的にフィードバックを貰いにくる姿勢だったよ。」

フェーズ

段階。局面。
ある一連の過程を、まとまりのよいところで区切ったもの、あるいはその一区分のことを指します。作業手順や進捗度合いを確認するときに使われます。

「今のフェーズで、新しい機能を追加するのはリスクが多すぎる。次のフェーズで実装できるように準備しておこう。」

ブラッシュアップ

磨き上げること。改善していくこと。
商品・サービス、施策、能力などに対して、さらに改良をしていくことを指します。

「やっと試作品ができた。何人かのお客様に実際に試してもらって、そこでいただいた意見をもとにブラッシュアップしていこう。」

ベネフィット

利益。恩恵。
取引や交渉などにおいて得られる利益を指します。また、商品・サービスを利用した時に得られる価値を指すこともあります。

「今の君の説明だと、お客様に対してベネフィットが伝わらないよ。もっとお客様の課題に合わせて提案しないと・・・。」

マインド

精神。気持ち。
ビジネスマインド、グローバルマインドのように、物事に対する志向に使われます。また、マインドシェア(後述)など、熟語としても使われます。

「これから日本には多くの外国人が仕事を求めてやってくる。グローバルマインドを持って、彼らを受け入れていこう。」

メソッド

体系化された方法、方式。
ナレッジが一般化した知識であることに対し、メソッドは具体的な方法論を指します。

「名だたる先輩たちが作り上げてきた営業メソッドを、自分のものにしよう。」
「このマーケティングメソッドがまとまれば、販売促進は格段に良くなるだろう。」

リスクヘッジ

損失の危険を回避すること。
政治・法令、市場・経済、社会、自然災害、情報セキュリティ、自社の製品・サービス、組織などさまざまなリスクを回避することを意味します。また、企業単位だけでなく、事業・プロジェクト単位などでも使われます。

「来期はいよいよ海外進出だ。国内事業の体制強化、海外での不測の事態に備えてリスクヘッジもしっかりしなきゃいけないね。」

新入社員でも押さえておきたい!英語のビジネス用語25選(難易度:★★☆☆☆)

ビジネス用語レベル2
©ASDF_MEDIA – shutterstock

続いて、難易度レベル2の英語のビジネス用語を紹介します。
ここで紹介するビジネス用語は、社内や取引先とのコミュニケーションでもごく普通に使われるので、新入社員であっても押さえておきましょう。

アウトソーシング

外部委託。外注すること。
業務の一部の工程を外部業者に代行してもらうことを指します。切り出された業務を受託する企業を「アウトソーサー」といいます。

「マニュアル化された単純な業務はどんどんアウトソーシングしていって、社員の生産性を上げていきましょう。」

アサイン

任命すること。割り当てること。
ビジネスでは、ある人に対して、特定の仕事や役割をあてがうときに使われます。

「今度立ち上げるプロジェクトに、山田チームをアサインします。」
「新人研修のリーダーに、山本さんをアサインしよう。」

クロージング

商談を成立させること。契約を完了させること。
主に営業活動において、商談相手に対して購入の意思決定を促すような情報提供をしていくことを指します。

「今日訪問するお客様は、新商品にとても興味を持ってくれている。必ずクロージングまで持っていけるように準備をしよう。」

コーポレート・ガバナンス

企業統治。
企業が経営者の利己的な意思決定によって経営されないよう、透明で公正な意思決定による業務執行を実現するための仕組みのことです。
企業は、ステークホルダー(後述)によって成り立っています。それぞれの利害を調整し、企業を制御する役割を担っています。

「最近は、企業に対する社会の目が厳しくなってきているので、我々もコーポレート・ガバナンス強化していかなければいけない。」

コンシューマー

消費者のこと。
商品・サービスの分類として、一般消費者向けのことをコンシューマービジネスということがあります。
例えば、家庭用ゲーム機をコンシューマーゲームといいます。また、コンシューマービジネスの略語として「toC」と表します。

「コンシューマービジネスをやるなら、TwitterやInstagram、TikTokなどSNSマーケティングを強化していきたいね。」

サブスクリプション

一定期間の利用に対して定額を課金する料金方式。
NetflixやAmazon Primeなどが例として挙げられます。広義には、携帯電話料金や新聞の定期購読もサブスクリプションに当てはまります。

「最近サブスクリプションモデルのサービスが多いけど、知らず識らずのうちにいろんなサービスに課金をしてしまってるから注意しなきゃいけないね。」

サプライヤー

部品、部材、商品を提供する供給元のこと。
食品メーカーの場合、食材の生産者や、食材を加工する機械を納入するメーカー、加工した食材を梱包する資材を納入するメーカーなどが挙げられます。

「サプライヤーとの価格交渉が君の腕の見せどころだよ。」
「サプライヤーと顧客の距離を短縮することで、低価格を実現できる。」

スモールビジネス

中小企業・ベンチャー企業。あるいは零細企業や個人事業主。また、それらがおこなう事業のこと。
中小企業向けのことを「SMB(Small and Medium Business)」ということもあります。

「スモールビジネスだからといって見くびってはいけない。あの企業が展開している新しいビジネスが浸透したらあっという間に業界の主導権を持っていかれそうだ。」

セグメント

部分。区分。
ある一連のプロセスや集合において、区切りの良いまとまりに分けたもの、またその一区分を指します。

「新商品は、このセグメントを対象に商品開発をおこなおう。」
「来期は4つの事業セグメントに合わせて、組織を再編しよう。」

チャネル

流路。経路。
コミュニケーションチャネルといえば、顧客との接触経路を指し、SNSやメルマガ、会員サイトなどが挙げられます。販売チャネルといえば、販売方法のことで、店舗販売やネット販売などがあります。

「チャネルに応じて、顧客とのコミュニケーションのやり方を変えていこう。」
「同じ商品を販売するとしても、店舗販売やネットショップ販売などチャネルが変われば、そこには異なる顧客がいる。」

バイアス

先入観。偏り。
バイアスという単語だけで表すときは一方に偏りのある意見や行動をすることを指すことを指します。
また、現状維持バイアス、認知バイアス、正常性バイアスのように特定の状況・心理状態を指すこともあります。

「それさ、バイアスかかってない?」
「変えたほうがいいのに、変えられないのは、現状維持バイアスにかかっているからかもしれない。」

バイヤー

仕入れ担当者。貿易業者。
主にメーカーや卸、海外の事業者などから商品を仕入れる担当者を指します。単に、買い手を意味することもあります。

「彼はバイヤーとして世界各国を渡り歩いてるんだ。」
「あのバイヤーが買い付けてきた服のセンスがすごく好きなんだ。」

バックオフィス

間接部門。管理部門。
事務や経理、人事、情報システムなど会社なかでも顧客接点を持たない部門のことを指します。一方で、営業やカスタマーサポートなど、顧客接点がある部門をフロントオフィスといいます。

「バックオフィスでサポートしてくれている人たちのお陰で円滑に仕事ができています。」
「海外事業部のバックオフィスを務めております、田中です。」

プライオリティ

優先順位。優先していること。
ある作業や集団の中から、何を先に対応するかの順序や度合いのことを指します。ビジネスでは、緊急度と重要度の掛け合わせで、優先順位を決めることがよくあります。

「タスクのプライオリティが決められないのは、新卒あるあるだよね。」
「お客様から返信が返ってこないのは、君のメッセージに対するプライオリティが下げられてるからだよ。」

ブルーオーシャン

競合のない未開拓の市場。
競合がいない、あるいは競合が狙わない市場のことを指します。対して、競合が多く、激しい競争状態の市場を「レッドオーシャン」といいます。

「この市場、今はブルーオーシャンかもしれないけど、すぐに競合が参入してレッドオーシャンになるだろうね。早いうちにポジションを築いていこう。」

プロフィット

利益。儲け。
主に金銭的な意味での儲けを指します。また、企業のなかで直接利益を生む部門のことを「プロフィットセンター」、営業活動に携わる従業員を「プロフィットメンバー」といいます。

「事業拡大に向けて、プロフィットメンバーを増員しよう。」
「プロフィットセンターだけが会社を作っている訳じゃない。」

ペイ

支払うこと。支払い。採算を取ること。元を取ること。
一般的に「ペイする」「ペイした」といえば、支払ったコストに対して、相応の利益・メリットが得られることを指します。

「この事業への投資をペイできるかどうかは、今の踏ん張りにかかっている。」
「今の計画のまま進めば、3年でペイできるだろう。」

ペルソナ

商品・サービスのターゲットとなる架空の人物のこと。
主にマーケティングにおいて、その商品やサービスを利用するモデルとなる消費者像のこと指します。年齢、性別、居住地、生活スタイル、趣味嗜好など、ありとあらゆる要素を仮定して作り上げられます。

「ペルソナ作成により多くの労力と時間をかけることで、事業の成長性が決まる。」
「この商品のペルソナはどんな人?」

ボトルネック

障害。妨げとなるもの。
ペットボトルや瓶のように、飲み口が本体の直径よりも狭くなっている(ネックになっている)様子に由来する言葉です。業務や意思決定の障害となっていることを指して使われます。単に「ネック」ということもあります。

「ボトルネックを1つずつ解消していけば前に進めるはずです。」
「彼はコミュニケーションに対する苦手意識がネックになってしまってるよね。」

マーケットシェア

市場の占有率のこと。
ある市場全体に対して、自社の売上や販売数が占める割合を指しています。単に「シェア」ということもあります。

「徐々にマーケットシェアを拡大していって、ついに業界トップに立ちました!」
「今は地道にシェアを獲得していく段階です。」

マイノリティ

少数派。
ある集団において、属性や特性が少数にあたる集団やその人たちを指します。社会的弱者という意味で使われることもあります。対義語はマジョリティ(後述)といいます。

「マイノリティに響くサービスを提供していくのも1つの事業戦略だよ。」
「マイノリティの意見にも耳を傾ける必要がある」

マジョリティ

多数派。
ある集団において、属性や特性が多数にあたる集団やその人たちを指します。対義語はマイノリティ(前述)といいます。

「マジョリティの支持を得られれば、この案は決裁されるだろう。」
「マジョリティの流れを読むことがマーケティングにつながる。」

マネタイズ

収益化すること。その仕組みのこと。
無償で提供しているサービスやコンテンツなどを有料化することを指します。また、事業を収益化する仕組みのことを指すときもあります。

「うちのメディアは今までは無償で情報提供してきたけど、利用者も集まってきたし、ここからマネタイズしていこう。」
「この事業はどうやってマネタイズをするんだい?」

リスケジュール

予定を再調整すること。
当初計画していた予定や約束の都合がつかなくなり、予定を組み直したり、日時を再調整することを指します。略して「リスケ」といわれます。

「ごめん、会議長引きそうで今日のランチ厳しいかも・・・。リスケできる?」
「10日にお約束いただいておりましたが、急遽、海外出張となりましてリスケジュールをお願いできますか。」

レバレッジ

小さい力で大きな作用を生み出すこと。てこの原理のこと。
主には投資の用語で、小さい資本で大きな取引をすることを指します。ビジネスでは、小さい労力やコストによって、大きな効果や利益を得ることをいみします。

「会社も大きくなってきて、レバレッジを効かせられるフェーズに入ってきました。」
「このままだと、売上拡大に応じて費用も膨らんでいくな。レバレッジが効くポイントを探ろう。」

社会人なら押さえておきたい!英語のビジネス用語25選(難易度:★★★☆☆)

ビジネス用語レベル3
©G-Stock Studio – shutterstock

続いて、難易度レベル3の英語のビジネス用語を紹介します。
ここで紹介する英語のビジネス用語は、社会人なら基本的に知っておきたいというレベルの用語です。
これらの用語を乖離しておけば、ビジネスでの基本的なコミュニケーションには困らないことでしょう。

アイドルタイム

空いている時間帯。遊休時間。待機時間。
接客業において、顧客がいない時間帯や営業時間に挟まれた店舗を閉じている時間帯を指します。また、システムが待機している時間帯の意味もありますう。対義語はピークタイムといいます。

「アイドルタイムのうちにディナーの仕込みをしておこう。」
「システムにアイドルタイムが発生しているなら、オペレーションを見直したほう良いかもしれないね。」

アウトバウンド

内から外へ、外国向け、発信などの意味。
単にアウトバウンドというと、営業電話をすることを指します。旅行業においては海外旅行者向けのことを指します。対義語はインバウンド(後述)といいます。

「テレビCMを放送して以降、アウトバウンドの効率が良くなっているな。」
「今年は大型連休が2回もあり、アウトバウンド需要が高まっている。」

アセット

資産。財産。
一般的には金融資産を指しますが、企業においては人材や信用、ブランド、情報など、経営資産全般を指すこともあります。

「近年、デジタル・アセットの管理が重要になってきている。」
「資産だけでなく情報も重要なアセットだ。」

イニシアチブ

率先すること。主導権のこと。
会合や交渉などにおいて、積極的に発言や行動をし、その場の進行や意思決定をある方向に導くことを指します。

「今日のコンペはA社にイニシアチブを取られてしまったよ・・・。」
「イニシアチブを握っているつもりが、手のひらで転がされていました。」

インシデント

出来事。事件。事案。
事故や事件そのもののこと、もしくはその事故が起こりうる状態のことを指します。企業では主に情報セキュリティに関する用語として使われます。

「1つ事故の裏には数多くのインシデントがあります。1回目だし大丈夫、と甘く見るのではなく、事業部全体でサービス改善に努めてください。」

インバウンド

外から内へ、自国向け、受信などの意味。
単にインバウンドというと、お客様からの問い合わせに対応することを指します。旅行業においては、自国に訪れる外国人向けのことを指します。対義語はアウトバウンド(前述)です。

「お客様の期待を越え続けることでお客様はファンになり、我々のことを宣伝してくれる。そうすると、新たなインバウンドが入ってくるという循環が生まれる。」
「東京オリンピックに向けて、インバウンド向けサービスが増えている。」

ウォンツ

求めるもの。望むもの。
「ニーズ」は欲求が満たされていない状態を指すのに対して、「ウォンツ」は望んでいるもの自体を指します。

「お客様のウォンツに応える商品を用意しました!」
「お客様のニーズとウォンツを正しく認識することが大事だ。」

エンゲージメント

結びつき。つながり。その指標のこと。
マーケティングでは、ブランドやSNSにおけるユーザーの反応などを指します。社内においては、従業員がどれほど会社や組織に対して思い入れがあるか、という指標にもなっています。

「Webサービスは集客を伸ばしていくことと、会員のエンゲージメント率を高めていくこと、両面からやっていかなきゃいけないね」

エンタープライズ

大企業や官公庁のこと。また、それらを対象にすること。
法人向けの市場において、大企業向けや官公庁向けのことを「エンタープライズ市場」といいます。対して、中小企業向けを「SMB市場」といいます。

「エンタープライズ市場は、1件あたりの受注金額が大きいけど受注の難易度が高そうだな。まずはSMB市場で実績を作っていこう。」

エンドユーザー

流通における最後の消費者。システムや端末の使用者。
商品・サービスを最終的に利用する人のことを指します。たとえば、ランドセルの場合、メーカー・卸・小売・消費者(親)と商品が流通しますが、実際に使用するのは子どもです。このとき、子どもがエンドユーザーとなります。

「エンドユーザーの声を集めることで商品の改善につながる」
「私たちは法人向けにサービスを提供しているが、エンドユーザーは実際に使う従業員の方々だということを忘れてはいけない。」

オーソライズ

公認。許可。権威付けすること。
権限を持つ機関や人物から、商品やサービス・施策などに対して、公認や許可を得ることを指します。

「社長のオーソライズを得たらすぐに取り掛かるぞ!」
「今やってる、それは誰にオーソライズを得たの?」

オープンイノベーション

組織を越えて知識や技術を結集し、共同で開発をすること。
大企業とベンチャー企業、産学官連携などで、新たな商品開発や技術開発に取り組むことを指します。

「業界最大手とベンチャー企業がオープンイノベーションで取り組みを始めたらしい。技術が格段に進歩するかもしれないね!」

オンスケジュール

予定通り。定刻通り。
当初の予定に対して、そのとおりに進行していることをさします。略して「オンスケ」ともいいます。

「プロジェクト開始から1カ月経過。いい調子だ。今後もオンスケでいこう!」
「この前頼んだ資料、明日納期だけどオンスケで進んでる?」

クラウドソーシング

インターネットを通じて、業務を外部に委託すること。また、そのサービス。
インターネットを通じて仕事を依頼することで、不特定多数の人によって仕事を完了させたり、意見やアイデアを得たりすることができます。

「新サービスの名前をクラウドソーシングで募集したら、100件もアイデアが集まった。」
「副業でクラウドソーシングの仕事を受けてみるのもいいかもね。」

コンバージョン

サイト上での最終的な成果のこと。
主にユーザーからのお問い合わせや資料請求、購入などコンバージョンとなります。略して「CV」といわれます。また、特定の地点からCVに至る割合をCVRといいます。

「今後はコンバージョンを増やしていけるように、サイトの機能を改善していこう!」
「CVRを上げられるように仕組みを変えなきゃいけない。」

シュリンク

縮小。縮むこと。
ビジネスでは主に事業や市場に対して、先細りする予想があるときや実際に縮小しているときに使われます。

「市場がシュリンクしてきて、閉塞感があるよね。」
「シュリンクしていく市場の中でも成長していくA社にはどんな秘訣があるんだろう?」

スケールメリット

規模が大きくなることで得られるメリットのこと。
規模の経済。生産量、流通量、販売量などの増加に伴い、それらにかかる労働力や費用、時間などが削減され、効率や利益率が良くなること指します。

「スケールメリットを得るためには、ユーザーを急速に増やさなきゃいけない。」
「昨年に比べて販売数が2倍になった。スケールメリットを活かして利益率を向上させよう。」

ステークホルダー

利害関係者。
企業にとっては、顧客や従業員、社員、外部の協力会社、従業員の家族、地域社会などが、これに当たります。また、事業やプロジェクト単位でも使われます。

「すべてのステークホルダーを幸せにすることが私たちの仕事です。」
「ステークホルダーはお客様だけじゃなくて、社員もその家族も含まれるってことを忘れないようにしたい。」

トレードオフ

両立しえない関係性のこと。
どちらかを優先すればどちらに損失が発生するという関係を示しています。
たとえば、事業の成長を急げば人材教育が追いつかず、人材教育に注力すれば事業の成長が鈍化する、という関係性を指します。

「商品の販売価格と品質をトレードオフにしてはいけない。高品質な商品をお手頃な価格で提供していこう。」
「そのトレードオフは、どちらを選んでも間違いではないね。」

ハレーション

周囲に対して悪影響を及ぼすこと。
写真用語で、強い光で周囲が白くぼやけることを指します。そこから転じて、ビジネスでは周囲に悪影響が生じることを意味します。

「不機嫌でいると、周りにハレーションを生んでしまいます。自分の機嫌は自分で取れるようにしましょう!」
「新たな部長が着任されるみたいだ。前からいる課長たちとの間にハレーションが起きないか心配だ。」

ハンズオン

直訳では、手を触れる、手を置くの意味。
ビジネスでは、買収や投資をおこなう際に、相手先のマネジメントに深く関わることを指します。また、体験型学習方法という意味もあります。対義語は「ハンズオフ」といいます。

「御社の風土や事業方針に強く共感しているから、投資はするけど、ハンズオンでは関わらないようににしますよ。」
「ここのところは口頭では難しいからハンズオンで覚えていこう!」

ブレーンストーミング

ディスカッション方法の1つ。
答えを出すことを目的とせず、自由な雰囲気でアイデアを出し合うという形式で進められます。略して「ブレスト」といいます。

「今日のところは結論を急がず、ブレストで進めていきましょう。」
「突飛なアイデアはブレストしていくなかで生まれることが多いよね。」

マイルストーン

プロジェクトや目標などに対する中継地点のこと。
ある計画に対して段階的に工程や目標やを設けるとき、その地点を指す意味で用いられます。
計画にマイルストーンを設けることで、計画の進捗度合いの確認や見直しに活かすことができます。

「目標達成に向けて、マイルストーンを敷いていこう。」
「定期的にマイルストーンを見直すと、今何をするべきなのかがわかるよ。」

マインドシェア

消費者の気持ち・意識におけるブランドの占有率こと。
ある特定の市場において、一番最初に思い出されるブランドを第一想起といい、この割合によって表されます。

「マインドシェアを得るために必要なのは売上じゃない。SNSでバズを起こしたり、メディアに露出したり、認知を拡大していくことが必要だね。」

ローンチ

立ち上げること。参入すること。
新たなプロダクトやサービスを一般に公開するときに使われます。「リリース」と同じ意味として使われることが多いです。

「新しいプロダクトのローンチは来月の頭です。今はその準備を進めているところだよ。」
「今やってる新規事業のローンチは間に合いそう?」

ワンランク上の社会人へ!英語のビジネス用語10選(難易度:★★★★☆)

ビジネス用語レベル4
©Ivanko80 – shutterstock

続いて、難易度レベル4の英語のビジネス用語を紹介します。
これまでに80個もの英語のビジネス用語を紹介してきましたが、ビジネス用語はまだまだあります。
基本的なビジネス用語から、もう一段階ボキャブラリーを増やすことで、ビジネスへの見識を深めていきましょう。

エスカレーション

段階的拡大。激化。上位者への報告。引き継ぎ。
顧客からのクレームなどを上司に報告すること、その対応を上位者に引き継いでいくことを指します。
略して「エスカレ」といわれることもあります。

「何か困ったこと、通常と違うことが起こったら、自分で解決しようとせずにまずはエスカレーションしてください。」
「これは、課長から部長にエスカレしたほうがいいね。」

オルタナティブ

二者択一。代替品。
オルタナティブ投資というと、金融派生商品や不動産など、古くからある株式や債券に代わる投資対象への投資を指します。
また、オルタナティブ教育というと、フリースクールなど、伝統的な教育とは異なる教育を指します。

「株とか債権だけじゃなくて、オルタナティブ投資などにも広げるとリスクを分散できるよ。」
「アクティブラーニングのようなオルタナティブ教育も取り入れていかないと、実践的な能力が身につかないのかもしれない。」

コアコンピタンス

自社の強み。優位性のある独自技術・ノウハウ。
競合他社よりも優位性のある、もしくは、他社には真似できない自社の強みを指します。独自技術やノウハウなどがこれに当たります。

「自社・自分のコアコンピタンスを深く理解することがお客様に対する価値提供にもつながる。」
「古いコアコンピタンスを見直して、今のお客様が求めているものを作っていこう。」

コングロマリット

複合企業。
買収や合併を繰り返し、多業種を展開する巨大企業のことを指します。ソフトバンク社や楽天社などが例として挙げられます。

「あの会社はコングロマリットでいろんな事業に取り組んでるから、こういった事業提携を持ち掛けてみるものおもしろそうだ。」

コンセプチュアルスキル

概念化能力。
コンセプチュアル(Conceptual)は、概念の、概念上のという意味です。
概念化能力とは、複数の事象から共通点を見出し、概念的な要素を見極め・認識する能力を指します。自頭が良いという意味を含むこともあります。

「新たにマネージャーになった皆さん。今後は、特定の業務スキルを高めるだけでなく、コンセプチュアルスキルを高めることも意識していってください。」

コンピテンシー

能力。適正。行動特性。
人事用語において、高業績者に共通してみられる行動特性のことを指します。コンピテンシーをモデル化し、人材開発や人事評価に活用します。

「仕事ができるできないというのは、コンピテンシーに合った仕事をしているか、ということが関係しています。」

スイッチングコスト

乗り換えるときにかかるコストのこと。切り替え費用。
単に、切り替えにかかる金銭的なコストだけでなく、移行にかかる時間的なコスト、切り替え後に対応する人材育成コストなどもこれに含まれます。

「スマホのキャリアを変えたいけど、スイッチングコストがなぁ・・・。」
「とても魅力的なシステムではあるんですが、金銭的にも人材教育的にもスイッチングコストが高いですね。」

セクショナリズム

組織の利益や権限などを守るため、排他的になってしまう現象のこと。
自身の組織の利益や権限を優先するあまり、組織間での利権争いが発生する状況を指しています。

「部署間でセクショナリズムが起こると、組織として機能しなくなってしまう。」
「セクショナリズムにとらわれず、持っているものを周りに共有していった方が人から信頼される。」

ドラスティック

思い切った。徹底的な。猛烈な様子のこと。
やり方や対応、その手段が徹底的で、猛烈な様子であることを指します。ドラスティックな判断、ドラスティックな市場、というようにつかわれます。

「ドラスティックに仕事するのも悪くないね。」
「今回の体制変更はかなりドラスティックだったけど、慣れるとすごく仕事がしやすいよね。」

ロングテール

多品種少量販売。
主にインターネット上での物販において、販売機会の少ない商品を大量に扱い販売することで、販売機会の多い商品の売上を上回ることを指します。

「ロングテール商品が、高い利益率を保っている。」
「ロングテール戦略で展開をしていくべきか、少数のヒット商品を大量に販売するべきか、戦略に悩むなぁ。」

使いこなせるとかっこいい!英語のビジネス用語10選(難易度:★★★★★)

ビジネス用語レベル5
©SFIO CRACHO – shutterstock

最後に、難易度レベル5の英語のビジネス用語を紹介します。
頻出用語とはいえないですが、これらの用語を使いこなせると社会人としても立派に渡り歩けるでしょう。
難しいビジネス用語を理解できると思考も深まるため、余裕があれば覚えておきましょう。

アカウンタビリティ

説明責任。
社会や、ある組織の中で権限がある人、責任がある人が、その活動について説明する義務があるということを指します。
企業が不正を働いたときなどに使われます。

「社長は今回の不祥事について、アカウンタビリティを果たさなくちゃいけない。」
「アカウンタビリティをしっかり果たすかどうかで企業の行く末が見える。」

アジャイル

迅速な対応のこと。
アジャイル開発というと、短い期間で開発とリリースを売り返し、開発スピードの向上、リスクの最小化をしようとする開発手法を指します。

「アジャイル開発では、次々に発生する課題をその都度修正していくことができます。それに、お客様からのニーズに応じて機能を付け加えていくこともできます。」

エンパワーメント

力をつけること。権限委譲。
人事用語の1つで、従業員や部下に権限を委譲したり、自律を促したりして、能力を開花させることや、その支援活動のことを指します。

「上司は、成果・行動の指導だけでなく、エンパワーメントの視点を持って接しないといけない。」
「今後の人材育成方針として、エンパワーメントを推進していこう。」

オンボーディング

人材の受け入れ・定着のプロセス。
新たに人材を受け入れるときに、その人を組織に定着させるためのプロセスを指します。
従来の画一的な教育研修とは異なり、個人に合わせておこなわれたり、継続的に実施されたりするという特徴があります。

「新入社員が各事業部に配属されます。新入社員のオンボーディングのため、各部署の上長は定期的に面談を組むようにしてください。」

コストリダクション

経費削減。コストダウン。
単純にコストダウンと同じように使われることもあれば、標準としている原価をさらに低減する活動の意味として使われることもあります。

「利益率の改善においては、売上の拡大が重要です。そしてそれと同じくらいコストリダクションも大切なのです。」

コモディティ

一般の。代替可能な。汎用的な。あるいは、そういう商品。
コモディティ商品といえば、日用品や農作物、エネルギー資源など、生産者に関係なく品質や特性の差別化がされにくい商品を指します。

「商品・サービスがコモディティ化してしまうと、値引きでしか差別化することができなくなってしまう。」
「コモディティ商品で、安さ勝負にならないためにはどうすればいいか、それが目下の課題だ。」

ジュニアボード

若手社員や中堅社員がおこなう模擬役員会のこと。
若手社員に経営感覚を養うことや、現場の意見を取り入れていくことを目的としておこなわれています。

「現場の意見を取り入れるためにジュニアボード方式で会議をしよう。」
「経営幹部候補社員には月1回で、ジュニアボード方式で経営に関わる機会を提供していこう。」

ヒューリスティック

経験則。
判断をするときに、経験や直感的な思考から、ある程度正しい正解を導き出すことを指します。
コンビニと歯医者とどちらの店舗数が多いか、という問いに対して、普段よく目にするコンビニの方が多いと判断してしまうことなどが例として挙げられます。

「誰しも気付かぬうちにヒューリスティックに従って物事を判断しているものだよ。君もそうなっているんじゃない?」

ボラティリティ

予想変動率。
金融業界では、金融商品価格の予想変動率を指します。広義には、数値のばらつきを指し、標準偏差で示されます。変動が激しいことを「ボラ」ということもあります。

「ボラティリティの大きいときに投資をするのは博打と一緒だよ。」
「ボラが小さくて緩やかに成長しているときが投資に絶好のチャンスだよ。」

レピュテーション

評判。世評。名声。
評判が傷つくことや風評被害を被ることを、レピュテーションリスクといいます。SNSが普及し情報の伝達速度が速い現在、企業におけるリスクマネジメントにおいて重要なキーワードとなっています。

「最近はお客様からのレピュテーションで店のイメージが決まってしまうからね、接客は常に丁寧に!」
「アルバイトの教育を強化し、レピュテーションリスクに備えよう。」

英語のビジネス用語を使いこなしたいあなたへ

いかがでしたか。今回は、簡単なビジネス用語から難しいものまで紹介しました。
紹介したビジネス用語を覚えて、これからもマインドを高く持ち、チャンスを掴めるビジネスパーソンになれることを願っています。

公式Facebookページでもチェック最新記事をお届けします